2008年世界柔道選手権大会
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2008年世界柔道選手権大会 はフランスのルヴァロワ=ペレで2008年12月20日、21日の2日間に渡って男女の無差別のみが開催された。初日は男女とも3回戦まで、2日目は準々決勝から決勝まで行われた。当初、この大会は11月にマカオで開催される予定だったが、ルヴァロワ=ペレに変更された[1] [2] 。
概要
[編集 ]今大会は賞金大会となり、優勝者には25000ドル、2位には15000ドル、3位には5000ドルがそれぞれ授与された[3] 。
この年から世界柔道選手権は毎年の開催となったが、4年に1度開催される夏季オリンピック開催年度については無差別以外はオリンピックが世界一決定戦とみなされるため、五輪種目になっていない無差別のみを行うことになった。2009年9月にもマカオで無差別の世界選手権が開催される予定だったが、こちらは経済状況の悪化に伴い中止となった[4] 。
メダリスト
[編集 ]男子
[編集 ]| 階級 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 無差別 | フランスの旗 テディ・リネール | ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン | ポーランドの旗 グジェゴシ・エイテル |
| フランスの旗 マチュー・バタイユ |
女子
[編集 ]| 階級 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 無差別 | 中華人民共和国の旗 佟文 | ロシアの旗 エレナ・イワシェンコ | 日本の旗 田知本愛 |
| 日本の旗 杉本美香 |
各国メダル数
[編集 ]| 順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | フランスの旗 フランス | 1 | 0 | 1 | 2 |
| 2 | 中華人民共和国の旗 中国 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 3 | ロシアの旗 ロシア | 0 | 2 | 0 | 2 |
| 4 | 日本の旗 日本 | 0 | 0 | 2 | 2 |
| 5 | ポーランドの旗 ポーランド | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 合計 | 2 | 2 | 4 | 8 | |
トーナメント表
[編集 ]男子
[編集 ]決勝
[編集 ] Final
ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン
0000
A組、B組
[編集 ]
1回戦
2回戦
3回戦
準々決勝
準決勝
ウズベキスタンの旗 Tulendibaev
0000
ジョージア (国)の旗 Zviad
0010
ポーランドの旗 グジェゴシ・エイテル
0000
ポーランドの旗 グジェゴシ・エイテル
1000
ドイツの旗 アンドレアス・テルツァー
1000
ドイツの旗 アンドレアス・テルツァー
0010
ポーランドの旗 グジェゴシ・エイテル
1000
ポーランドの旗 グジェゴシ・エイテル
0200
フランスの旗 フレデリク・デモンフォコン
0001
C組、D組
[編集 ]
1回戦
2回戦
3回戦
準々決勝
準決勝
ウズベキスタンの旗 アブドゥロ・タングリエフ
0000
チュニジアの旗 ファイサル・ジャバラ
0000
チュニジアの旗 ファイサル・ジャバラ
0100
ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン
1100
ブラジルの旗 ダニエル・エルナンデス
0000
ポーランドの旗 ヤヌシュ・ウォイナロビッチ
1000
ポーランドの旗 ヤヌシュ・ウォイナロビッチ
1010
ポーランドの旗 ヤヌシュ・ウォイナロビッチ
0010
ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン
0020
ジョージア (国)の旗 ラシャ・グジェジアニ
0000
ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン
0010
ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン
1010
女子
[編集 ]A組、B組、C組、D組
[編集 ]
1回戦
2回戦
準々決勝
準決勝
決勝
ブルガリアの旗 Oryashkova
1000
ドイツの旗 カトリン・バインロート
0200
ドイツの旗 カトリン・バインロート
0000
ロシアの旗 エレナ・イワシェンコ
0000
フランスの旗 アナ=ソフィー・モンディエール
0010
ロシアの旗 エレナ・イワシェンコ
1000
ロシアの旗 エレナ・イワシェンコ
0110
ロシアの旗 エレナ・イワシェンコ
1000
脚注
[編集 ]- ^ 09年世界柔道選手権、無差別級実施せず
- ^ 「第1回世界無差別選手権」近代柔道 ベースボールマガジン社、2009年2月号 32頁
- ^ 2008 World Judo Open Championships
- ^ 【柔道】9月に行われる予定だった世界無差別選手権が開催地マカオの経済状況の悪化のため中止に