コンテンツにスキップ
Wikipedia

鈴木真仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
すずき まさみ
鈴木 真仁
プロフィール
本名 鈴木 真仁[注 1] [2]
愛称 マジンちゃん[3]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本神奈川県 茅ヶ崎市 [2] [3]
生年月日 (1972年07月14日) 1972年 7月14日(53歳)
血液型 O型 [3] [4] [5]
職業 声優歌手舞台女優
事務所 フリー [5]
公称サイズ(時期不明)[6]
身長 / 体重 153[4] cm / 42 kg
靴のサイズ 23.0[4] cm
声優活動
活動期間 1994年 -
ジャンル アニメゲーム吹き替え
デビュー作 チャチャ(『赤ずきんチャチャ』)[7]
音楽活動
活動期間 1995年 -
ジャンル J-POP
職種 歌手
レーベル パイオニアLDC
(1995年 )
TDK
(1997年)
日本コロムビア
(1998年 -)
キングレコード
(1999年 -)
声優:テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

鈴木 真仁(すずき まさみ、1972年 7月14日 [1] [3] [8] - )は、日本声優歌手舞台女優神奈川県 茅ヶ崎市出身[2] [3] 日本芸術専門学校特別講師。大阪芸術大学短期大学部メディア芸術学科声優コース非常勤講師。

経歴

最初に声優を意識したのは大山のぶ代で、それまでは「ドラえもんがいる」と思っていたが、「現実と違うんだ」というギャップに打ちのめされたという[9] 。中学生の頃に宮崎駿の映画『風の谷のナウシカ』をテレビで見てアニメに熱中して、職業としての声優を知った[2]

中学時代は演劇部に所属しており、友人と「声優になりたいね」と話をしていたという[2]

「女優になるのは無理かもしれないけど、声だけならどうにかなるかも」と思い、進学した高校が演劇部が盛んでなく、何となく興味あった吹奏楽部に所属[2] 。しかし、イヤな先輩がいたことから1週間で退部し、3年間は帰宅部になったという[2]

高校3年生で進路決定をする時期になって、学校紹介の本でを見ていたところ声優の学校の広告があり、元々演劇部に所属しており、芝居が好きだったことから「行ってみようかな...」と声優の世界に入ったという[2] [10] 。また「声だけでお芝居できるのっていいな」と思ったという[10] 。それが気になってしまい、毎日のようにアニメの学校のページばかりながめていたところ、母に「好きならいいわよ」と許してくれたという[2]

代々木アニメーション学院卒業[11]

以前はフリーアトム、大橋巨泉事務所ミツヤプロジェクトY・M・O(旧:ラブライブ)、青二プロダクションに所属していた[12]

デビューは1992年PCエンジン版『ドラゴンナイトII (英語版)』で代々木アニメーション学院の学生が数名起用され、彼女もその中の一人だった。1993年には代々木アニメーション学院福岡校の卒業制作『赤ずきんちゃんリターンズ』で赤ずきん役として特別出演し、作中で三ツ矢雄二と初共演を果たしている。プロ声優としてのデビューは1994年テレビ東京系のテレビアニメ赤ずきんチャチャ』で、デビュー作から主役という抜擢を受けた。

同時期に歌手としても活動を開始した。1995年にリリースされたアルバム『Heavenly』は作詞に日髙のり子冨永みーな、三ツ矢雄二、松野太紀など『赤ずきんチャチャ』で共演した声優陣を迎えた。また本人も並木のり子との共作で作詞に挑戦している。2004年より横山智佐とPinkRainbowというコンビを組みCD・DVD展開を開始している。また三ツ矢雄二が主宰する劇団アルターエゴに所属し、舞台にも出演している[3]

人物

小川びいによると、トボけたキャラクターと声で人気を得たという[13] 。また演じているキャラクターもワンテンポずれていることで知られる[13]

4歳上の姉、18歳下の弟がいる[1] [2]

資格免許普通自動車 免許 [12]

趣味は読書散歩。特技は犬の鳴き真似 [12]

ファンや先輩声優には名前を音読みした「マジンちゃん」の愛称で呼ばれる[3]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2017年
2018年

劇場アニメ

OVA

1995年
1996年
1997年
  • それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコII(メオ・ニスのエリュトロン)
  • たまごっち(ミカチュー)
1998年
  • 親切丁寧!!たまごっちビデオ 公認育成マニュアル(ミカチュー)
  • 親切丁寧!!てんしっちのたまごっちビデオ 公認育成マニュアル(ミカチュー)
  • ビデオで発見!!たまごっち
1999年
2001年
2004年
2005年
2002年
2010年

Webアニメ

ゲーム

時期不明
1992年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2001年
2003年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2014年
2016年
2017年
2019年
2020年
2021年
2022年

ドラマCD

吹き替え

映画

ドラマ

特撮

CM

テレビ番組

ラジオ

ラジオドラマ

テレビドラマ

舞台

  • ミュージカル 水色時代(1996年、河合優子)
  • ミュージカル 発明BOYカニパン(1998年、ナルト、ミノ)
  • ミュージカル リカちゃん(1999年 - 2000年、マイちゃん)
  • ミュージカル ×ばつHUNTER">×ばつHUNTER ナイトメア・オブ・ゾルディック(2002年、カナリヤ)
  • NAO-TA!プロデュース
    • vol.1「Little Wing 〜手つかずの空2002〜」(2002年)
    • vol.4「REPLAY」(2007年)
  • ミュージカル "マザー"〜This is love〜(2003年、マザー)
  • 芹川事務所「夏の夜の夢」(2004年、ライサンダー)
  • ミュージカル ギャラクシーエンジェル(2005年、ボルドー)
  • ミュージカル オーバー・ザ・ピンクレインボウ(2005年)
  • カウントアップ「源氏物語」九九九年紀祭 ひかる君(2007年)
  • 劇団アルターエゴ「踊るべき子供たち」(2007年)
  • 朗読劇「タチヨミ-最終巻-」(2025年)[32]

その他コンテンツ

音楽

シングル

# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
キングレコード
1 1995年
3月16日
- ようこそマジカルスクールへ 織田ゆり子 佐橋俊彦 KIDA-100
日本コロムビア
2 1996年
5月21日
- あの頃のように 田辺智沙 岩﨑元是 CODC-938
TDKコア
3 1997年
5月21日
01 Trouble Maker 雄鹿美子 半沢一雄 NON TDDM-0001
02 determination
エアーズ
4 1997年
6月21日
01 少女時代 原由子 Nico AYDM-135
02 My Angel 相田毅 鳥渕康

アルバム

おはよう」(1995年3月22日/パイオニアLDC、PICA-1062) (注記)ミニアルバム
  1. いつも恋曜日
    作詞:青柳美奈子/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
  2. 恋はホントに摩訶不思議
    作詞:横山武/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
  3. 輝く明日へ
    作詞・作曲・編曲:野村義男
  4. ありのままの君がいい
    作詞:青柳美奈子/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
  5. 太陽を連れて〜Good Day Sunshine〜
    作詞:青柳美奈子/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
1. 「Heavenly」(1995年10月25日/パイオニアLDC、PICA-1076)
  1. 未来のどこかで
    作詞:白峰美津子/作曲・編曲:松浦有希
  2. ポケットに詰めたHow are you?
    作詞:MacKanako/作曲・編曲:鈴木武生
  3. なるようになる
    作詞:冨永みーな/作曲・編曲:飯盛正徳
  4. 二人
    作詞:三ツ矢雄二/作曲・編曲:飯盛正徳
  5. Kiss my hand to heaven
    作詞:鈴木真仁、並木のり子/作曲・編曲:佐橋俊彦
  6. 明日 晴れたら...
    作詞:松野太紀/作曲・編曲:飯盛正徳
  7. ステキなあなた
    作詞:NONKO/作曲・編曲:佐橋俊彦
  8. After dateは集中できない
    作詞:MacKanako/作曲・編曲:鈴木武生
  9. 週末の雨
    作詞:白峰美津子/作曲・編曲:鈴木武生
  10. 恋と言えないけれど
    作詞:白峰美津子/作曲・編曲:松浦有希
2. 「絶対少年 」(1997年6月21日/TDKコア、TDCA-2001)
(注記)全編曲:西崎憲
  1. Pieces
    作詞:相田毅/作曲:鳥渕康
  2. アコーディオン通りの猫
    作詞・作曲:梶山織江
  3. Trouble Maker(ALBUM Ver.)
    作詞:雄鹿美子/作曲:半沢一雄
  4. Film
    作詞・作曲:梶山織江
  5. 悲しくてやりきれない
    作詞:サトウハチロー/作曲:加藤和彦
    (注記)原曲歌唱:ザ・フォーク・クルセダーズ
  6. Water
    作詞:鈴木真仁/作曲:新居昭乃
  7. 絶対少年
    作詞:芳澤ルミ子/作曲:佐藤英敏
  8. ガラスのメリーゴーランド
    作詞:高井美甫/作曲:鳥渕康
  9. 蒼の部屋
    作詞:小峰公子/作曲:吉良知彦
  10. カプセル(ALBUM Mix.)
    作詞・作曲:梶山織江
  11. マザーサン
    作詞・作曲:梶山織江
3. 「「いちご白書」をもう一度」(1998年3月21日/日本コロムビア、COCA-14908)
(注記)全編曲:坂本昌之
  1. なごり雪
    作詞・作曲:伊勢正三
    (注記)原曲歌唱:かぐや姫
  2. 秋の気配
    作詞・作曲:小田和正
    (注記)原曲歌唱:オフコース
  3. 『いちご白書』をもう一度
    作詞・作曲:荒井由実
    (注記)原曲歌唱:バンバン
  4. サボテンの花
    作詞・作曲:財津和夫
    (注記)原曲歌唱:チューリップ
  5. ベルベット・イースター
    作詞・作曲:荒井由実
    (注記)原曲歌唱:荒井由実
  6. オリビアを聴きながら
    作詞・作曲:尾崎亜美
    (注記)原曲歌唱:杏里
  7. 作詞・作曲:吉田拓郎
    (注記)原曲歌唱:
  8. 22才の別れ
    作詞・作曲:伊勢正三
    (注記)原曲歌唱:
  9. 冬が来る前に
    作詞:後藤悦治郎/作曲:浦野直
    (注記)原曲歌唱:紙ふうせん
  10. Distant View〜a prelude for shiosai〜(インストゥルメンタル)
    作曲:坂本昌之
  11. 潮騒(The Whispering Sea)
    作詞:吉田美奈子/作曲:山下達郎
    (注記)原曲歌唱:山下達郎
4. 「ふつう。」(1999年7月2日/キングレコード、KICS-731)
  1. HARD WORK DAYS
    作詞:有森聡美/作曲・編曲:T.J.
  2. Crescent moon
    作詞:河合美紀/作曲・編曲:滝沢淑行
  3. YOU'RE MINE(NEW VOCAL & REMIX)
    作詞:鈴木佳蓉/作曲:鈴木啓之/編曲:小林信吾
  4. 21世紀のハンバーグ
    作詞・作曲・編曲:松浦有希
  5. ピアス
    作詞:"S"MOVEMENT/作曲・編曲:添田啓二
  6. 自分ごっこ(仮)
    作詞:山口宏/作曲・編曲:堀隆
  7. ふつうのしあわせ
    作詞:奥井雅美/作曲:佐藤由紀子/編曲:大平勉
  8. 手紙
    作詞・作曲:岩坂士京/編曲:渡辺格
  9. Stand up!(NEW VOCAL & REMIX)
    作詞:田辺智沙/作曲・編曲:五島翔
  10. truth
    作詞:木本慶子/作曲・編曲:Mark Davis
  11. 未来へ
    作詞:鈴木真仁/作曲・編曲:馬飼野康二

キャラクターソング

発売日 商品名 楽曲 備考
2001年
「幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ」単行本第1巻購入者応募者全員サービス品「太陽のうた」 斉木陽太(並木のり子)、ボボウ(望月久代)、月島数騎(鈴木真仁)、琴井奏(水樹奈々)、皇志乃武(田中理恵)、キサヤ(那須めぐみ) 「太陽のうた」 幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ 』オープニングテーマ
「地球はまわる」 『幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ 』エンディングテーマ

脚注

注釈

  1. ^ 名前の由来は父が「真」と「仁」という字が好きでどうしても使いたかったようで、「仁」という字は「実」という意味があり、「み」と読ませたという[1]

出典

  1. ^ a b c "鈴木真仁 インタビュー". にちぶんうぇーぶ. 声優温泉. 日本文芸社 (2000年2月21日). 2013年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j "Music Treasure/People Interview 鈴木 真仁". 産経Web. 産業経済新聞社 (1997年8月5日). 2002年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g "【鈴木真仁】プロフィール(年齢) -エキサイトニュース". 2021年11月22日閲覧。
  4. ^ a b c "鈴木真仁 青二プロダクション". 2016年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月7日閲覧。
  5. ^ a b c "鈴木 真仁". 声優グランプリWEB. 声優名鑑. 主婦の友インフォス. 2024年10月15日閲覧。
  6. ^ "鈴木 真仁" (PDF). 青二プロダクション公式サイト. 青二プロダクション. 2013年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月15日閲覧。
  7. ^ "『赤ずきんチャチャ』TV放送から30年 原作改変しながらも大ヒットに結び付いたワケ". マグミクス (2024年1月7日). 2024年5月2日閲覧。
  8. ^ オリコン・ウィーク The IchibanVol.20 1月5・12日合併号』オリコン、2007年、57頁頁。 
  9. ^ 「YAGプレゼンツ pick up! 鈴木真仁 2/3」『声優グランプリ』2005年7月号、主婦の友社、2005年6月、111頁。 
  10. ^ a b "鈴木真仁 インタビュー". にちぶんうぇーぶ. 声優温泉. 日本文芸社 (2000年2月28日). 2013年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
  11. ^ "声優・芸能業界で活躍する卒業生". 2021年11月22日閲覧。
  12. ^ a b c "鈴木真仁|青二プロダクション". 2020年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月22日閲覧。
  13. ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、74頁。ISBN 4-19-720012-9 
  14. ^ "H2". 株式会社 葦プロダクション 公式サイト. 葦プロダクション. 2023年5月27日閲覧。
  15. ^ "こちら葛飾区亀有公園前派出所". メディア芸術データベース. 2016年8月7日閲覧。
  16. ^ "熱沙の覇王 ガンダーラ". 株式会社 葦プロダクション 公式サイト. 葦プロダクション. 2023年5月28日閲覧。
  17. ^ "ロスト・ユニバース". KING AMUSEMENT CREATIVE. 2016年6月27日閲覧。
  18. ^ "スタッフ&キャスト". 十兵衛ちゃん2 〜シベリア柳生の逆襲〜. KING AMUSEMENT CREATIVE. 2022年9月28日閲覧。
  19. ^ "GATE KEEPERS". メディア芸術データベース. 文化庁. 2017年3月19日閲覧。
  20. ^ "アイサ". ONE PIECE.com. 2016年6月9日閲覧。
  21. ^ "陸奥圓明流外伝 修羅の刻". メディア芸術データベース. 2016年8月11日閲覧。
  22. ^ "スタッフキャスト". はたらキッズ マイハム組. 東映アニメーション. 2023年3月16日閲覧。
  23. ^ "映画しまじろう「ミラクルじまの なないろカーネーション」|アニメ声優・映画・動画配信情報・最新情報一覧". アニメイトタイムズ (2025年6月27日). 2025年10月18日閲覧。
  24. ^ "ゲートキーパーズ21". GONZO. 2016年12月16日閲覧。
  25. ^ "キャラクター". 戦国無双 Chronicle 2nd. 2012年8月23日閲覧。
  26. ^ "『NEWラブプラス』新・恋人パートとサブキャラが多数登場するモードを紹介". 電撃オンライン. 2011年8月23日閲覧。
  27. ^ "『ヒーローズファンタジア』のアメリアやドロロ兵など新たな登場キャラクターを公開! イベント会話シーンも掲載". 電撃オンライン. 2011年12月9日閲覧。
  28. ^ 週刊ファミ通』2013年12月19日号、エンターブレイン、2013年12月5日。 
  29. ^ 【公式】ファンタジア・リビルドの2020年10月7日のツイート、2020年10月12日閲覧。
  30. ^ "登場人物". 『ルーンファクトリー5』. マーベラス. 2020年11月12日閲覧。
  31. ^ "シャッフル・フライデー -日本語吹き替え版". 吹替キングダム (2025年9月5日). 2025年9月5日閲覧。
  32. ^ "「朗読劇タチヨミ」"最終巻"となる第12弾、20人超のキャストが回替わり出演". ステージナタリー. ナターシャ (2025年2月7日). 2025年2月8日閲覧。
  33. ^ ゲーメスト No.155』新声社、1995年11月15日、171頁。 

外部リンク

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /