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井上由美子 (脚本家)

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井上 由美子(いのうえ ゆみこ、1961年 [1] 6月24日 - )は、日本脚本家兵庫県 神戸市出身。

いのうえ ゆみこ
井上 由美子
プロフィール
誕生日 1961年
出身地 日本の旗 日本兵庫県 神戸市
主な作品
テレビドラマひまわり
きらきらひかる
北条時宗
GOOD LUCK!!
白い巨塔
14才の母
同窓会〜ラブ・アゲイン症候群
緊急取調室
昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜
BG〜身辺警護人〜
映画昼顔
受賞
受賞歴参照
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略歴

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兵庫県神戸市出身。

神戸市立夢野中学校兵庫県立夢野台高等学校を経て立命館大学文学部中国文学専攻卒業[2] [3] 卒論では阮籍を扱った[4] テレビ東京に入社するが、希望していたドラマ制作に携われなかったため3年で退職し[4] 、シナリオライターを目指してシナリオ作家協会シナリオ講座研修科を修了[5] 1991年に『過ぎし日の殺人』で脚本家としてデビュー。

ギフト』『GOOD LUCK!!』『エンジン』などをヒットさせ、『白い巨塔』や『14才の母』などの社会問題を題材にした作品も話題となった。

2006年にはNHK制作のドラマ『マチベン』で第25回向田邦子賞を受賞。

テレビ朝日新人シナリオ大賞の最終選考の審査員や[6] 、フジテレビ番組審議会の委員も務める[7]

2018年には『ハラスメントゲーム』で小説家としてもデビュー[8]

評価

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脚本家の坂元裕二は1996年以降脚本業を一時的に休んでいたが、再び脚本を書こうと思ったきっかけの一つとして、井上が脚本を執筆した『きらきらひかる』(1998年)を見たことを挙げ、「『こんなに面白いテレビドラマがあるのか』と思ったらまた書いてみたくなって、自分から戻りました」と答えている[9] 。また、坂元が特集された批評雑誌『ユリイカ』に井上がコメントを寄せるなどの交流もある[10]

週刊SPA!』(扶桑社)に掲載された脚本家である三谷幸喜のインタビュー記事の中で三谷は井上について、「今、一番、僕が憧れるのは井上由美子さんですね。本当はああいう人になりたかった。(特定のジャンルだけでなく)あらゆるジャンルにおいてちゃんと成果を残していらっしゃる」と話している[11]

2024年に放送されたテレビ朝日系ドラマ『Believe-君にかける橋-』の主人公狩山陸(演木村拓哉)の職業を橋梁設計建築士としていたが、誤り(正しくは技術士または一級土木施工管理技士)であるとの世論の指摘を受け、放送開始に設計者へ改めている[12]

主な作品

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テレビドラマ

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映画

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著書

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小説

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受賞歴

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参考文献

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脚注

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  1. ^ 第25回(2006年度) 向田邦子賞
  2. ^ "会員プロフィール 井上由美子". 日本シナリオ作家協会. 2016年7月12日閲覧。
  3. ^ "専攻卒業生の井上由美子氏が紫綬褒章を受章されます | ニュース | 中国文学専攻 | 東洋研究学域 | 文学部 | 立命館大学". www.ritsumei.ac.jp. 2021年3月11日閲覧。
  4. ^ a b "「生きる」を肯定したい 初の小説『ハラスメントゲーム』刊行 井上由美子さん(脚本家):東京新聞 TOKYO Web". 東京新聞 TOKYO Web. 2021年3月11日閲覧。
  5. ^ "シナリオ作家リレー日記 井上由美子". 日本シナリオ作家協会. 2016年7月12日閲覧。
  6. ^ "井上由美子、アイデアを絶賛「ジブリの映画にもなるような...」第15回テレ朝新人シナリオ大賞が決定". テレビドガッチ (2015年6月15日). 2015年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月25日閲覧。
  7. ^ "第487回 番組審議会議事録概要". 番組審議会. フジテレビ (2019年3月10日). 2019年6月3日閲覧。
  8. ^ 脚本家、井上由美子 小説家デビュー!『ハラスメントゲーム』2018年10月 刊行決定!』(プレスリリース)河出書房新社、2018年8月9日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000181.000012754.html 2019年12月12日閲覧 
  9. ^ 坂元裕二(インタビュアー:内田正樹)「「テレビからこぼれているものを書きたい」――人気脚本家・坂元裕二が語る連ドラの役割」『Yahoo!https://news.yahoo.co.jp/feature/1093/ 2018年11月7日閲覧 
  10. ^ 『ユリイカ 紙と批評』2021年2月号・第53巻第2号(通巻770号)「特集・坂元裕二」、青土社。
  11. ^ 『週刊SPA!』2006年1月号「トーキングエクスプロージョン〜エッジな人々」第417回・三谷幸喜さんのインタビュー、取材・文は橋本達典 扶桑社。
  12. ^ https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2302753/
  13. ^ ドラマ むしの居どころ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  14. ^ a b c d "会員プロフィール 井上由美子". 協同組合日本シナリオ作家協会. 日本シナリオ作家協会. 2018年8月4日閲覧。
  15. ^ BS日曜ドラマ 照柿(てりがき) - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  16. ^ a b 井上由美子(インタビュー)「松嶋菜々子 新ドラマ脚本家が宣言「誰よりもいじめたい」」『女性自身』、2016年7月8日https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1612966/ 2016年7月12日閲覧 
  17. ^ "向井理、"ムコ入り"榮倉奈々と夫婦役 遺産相続題材にテレ朝連ドラ初主演". ORICON (2015年8月21日). 2015年8月21日閲覧。
  18. ^ "波瑠、『あさが来た』後初のNHKドラマ主演 斉藤由貴と母娘愛憎バトル". ORICON STYLE. (2016年9月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2078502/full/ 2016年9月15日閲覧。 
  19. ^ "橋田賞受賞者リスト". 一般財団法人 橋田文化財団. 2025年5月20日閲覧。
  20. ^ "第25回受賞者 井上由美子". 東京ニュース通信社公式サイト. 東京ニュース通信社. 2025年4月22日閲覧。
  21. ^ "第49回ドラマアカデミー賞発表(2006年12月31日時点のアーカイブ)". KADOKAWA. 2025年4月5日閲覧。
  22. ^ "文化庁芸術祭賞受賞一覧" (PDF). 文化庁. 2025年5月21日閲覧。
  23. ^ "東京ドラマアウォード 2008". 国際ドラマフェスティバル事務局. 2025年5月19日閲覧。
  24. ^ 「発表! 第82回ドラマアカデミー賞」『ザテレビジョン関西版』第20巻46号(2014年11月21日号)、KADOKAWA、6-10頁。 
  25. ^ 「秋の褒章 775人27団体」『読売新聞』2020年11月2日朝刊
  26. ^ 『官報』号外第230号、令和2年11月4日
  27. ^ "秋の褒章775人・27団体 俳優の中井貴一さんら". 日本経済新聞 (2020年11月2日). 2023年5月6日閲覧。
  28. ^ "中島みゆき『放送文化賞』受賞に喜び「次の歩みへの励みとしたい」". ORICON NEWS. oricon ME (2025年3月14日). 2025年5月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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1回 - 10回
11回 - 20回
21回 - 30回
31回 - 40回
41回 - 50回
51回 - 60回
61回 - 70回
71回 - 80回
81回 - 90回
91回 - 100回
101回 - 110回
111回 - 120回
121回 - 130回
2026
大賞
受賞
2025
大賞
受賞
日経WOMAN特別賞
  • 北口榛花(パリ五輪「女子やり投げ」金メダル)
2024
大賞
受賞
日経WOMAN創刊35周年特別賞
2023
大賞
受賞
2022
大賞
世界に希望を紡ぐ科学者賞
理系の新・ロールモデル賞
思いやり経営賞
子育てダイバーシティ賞
  • 北川聡子(社会福祉法人 麦の子会 理事長・総合施設長)
心の揺らぎサポート賞
途上国の自立支援に貢献賞
循環型社会へのイノベーター賞
  • 坂野晶(一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン 代表理事)
2021
大賞
受賞
2020
大賞
準大賞
受賞
特別賞
2019
大賞
再出発サポート賞
新・事業承継モデル賞
世界の子供を守る賞
ブレイクドラマ制作賞
イノベーティブ起業家賞
日本を伝えるメディア賞
子育て支援サポート賞
  • 高塚清佳(新生企業投資 インパクト投資チーム シニアディレクター)
  • 黄春梅(新生企業投資 インパクト投資チーム シニアディレクター)
特別賞
2018
大賞
人生100年時代のロールモデル賞
働き方改革サポート賞
超高齢化社会の希望賞
共感型プロモーション賞
  • 和気洋子(ヤフー コーポレートコミュニケーション本部 ブランドマネジメント室リーダー)
「アストロウーマン」の道開拓賞
特別賞
2017
大賞
  • 弭間友子(東宝 映像本部 映像事業部 アニメ事業グループ 宣伝プロデューサー)
デザインものづくり賞
「ドボジョ」キャリア開拓賞
食ビジネス革新賞
イノベーティブものづくり賞
子育て家庭応援ビジネス賞
チーム2017賞
2016
大賞
メガヒットメーカー賞
次世代ものづくり賞
ベストマーケッター賞
未来をつくるサイエンティスト賞
  • 髙橋政代(理化学研究所 多細胞システム形成研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー・眼科医)
情熱経営者賞
チェンジメーカー賞
2015
大賞
準大賞〈リーダー部門〉
準大賞〈キャリアクリエイト部門〉
  • 山上遊(LIXIL総合研究所 新事業創造部グローバル環境インフラ研究室 主幹)
入賞〈リーダー部門〉
入賞〈キャリアクリエイト部門〉
入賞〈ヒットメーカー部門〉
2014
大賞<キャリアクリエイト部門>
準大賞<リーダー部門>
準大賞<ヒットメーカー部門>
入賞<リーダー部門>
入賞<ヒットメーカー部門>
入賞<キャリアクリエイト部門>
2013
大賞<リーダー部門>
準大賞<ヒットメーカー部門>
準大賞<リーダー部門>
リーダー部門入賞
入賞<ヒットメーカー部門>
入賞<キャリアクリエイト部門>
2012
大賞
準大賞
  • 森本千絵(goen ゚主宰 コミュニケーションディレクター アートディレクター)
準大賞
リーダー部門入賞
リーダー部門入賞
ヒットメーカー部門入賞
ヒットメーカー部門入賞
キャリアクリエイト部門入賞
ヒットメーカー部門入賞
特別賞
2011
大賞 1位
  • 福島理恵子(東芝 研究開発センターマルチメディアラボラトリー 主任研究員兼エコテクノロジー推進室参事)
2位
3位
4位
  • 日置真世(北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター助手/NPO法人地域生活支援ネットワークサロン理事兼事務局顧問)
5位
6位
7位
8位
9位
  • 熨斗麻起子(中国・深圳 可宝得環保技術有限公司 総経理)
10位
  • 小林麻美(日本コカ・コーラ マーケティング本部 ウォーターカテゴリーウォーターグループマネジャー)
ヒットメーカー部門
キャリアクリエイト部門
  • 白木夏子(株式会社HASUNA 株式会社HASUNA 代表取締役)
  • 高橋啓子(米国サンフランシスコのフランス料理店「EL PASEO」エグゼクティブ・シェフ)
2010
大賞 1位<リーダー部門>
  • 西郷真理子(都市計画プランナー/株式会社まちづくりカンパニー・シープネットワーク代表取締役)
2位<リーダー部門>
3位<キャリアクリエイト部門>
4位<リーダー部門>
5位<ヒットメーカー部門>
6位<キャリアクリエイト部門>
7位<リーダー部門>
8位<ヒットメーカー部門>
  • 呉裕利子(花王 ファブリック&ホームケア事業ユニット ファブリックケア事業グループ シニア開発マネージャー)
9位<リーダー部門>
10位<ヒットメーカー部門>
今年の顔
2009
大賞 1位<ヒットメーカー部門>
2位<リーダー部門>
3位<ヒットメーカー部門>
4位<キャリアクリエイト部門>
5位<キャリアクリエイト部門>
6位<ヒットメーカー部門>
7位<リーダー部門>
8位<リーダ-部門>
9位<リーダー部門>
10位<ヒットメーカー部門>
キャリアクリエイト部門
特別賞
話題賞
2008
大賞 1位<リーダー部門>
2位<リーダー部門>
3位<リーダー部門>
4位<キャリアクリエイト部門>
5位<ヒットメーカー部門>
  • 海老澤香織(花王 ビューティケア事業ユニット プレミアム・ヘアケアグループ インバスグループ)
6位<ヒットメーカー部門>
7位<リーダー部門>
8位<リーダ-部門>
9位<ヒットメーカー部門>
10位<キャリアクリエイト部門>
特別賞
2007
大賞 1位<リーダー部門>
2位<リーダー部門>
3位<リーダー部門>
4位<キャリアクリエイト部門>
5位<ヒットメーカー部門>
6位<リーダー部門>
7位<キャリアクリエイト部門>
8位<リーダ-部門>
  • 清岡久幸(株式会社タケックス・ラボ 代表取締役)
9位<ヒットメーカー部門>
  • 鈴木里佳(三洋電機 パワーグループ モバイルエナジーカンパニー マーケティング部 マーケティング課 主任)
10位<ヒットメーカー部門>
特別賞
2006
大賞 1位<リーダー部門>
2位<キャリアクリエイト部門>
3位<リーダー部門>
4位<ヒットメーカー部門>
5位<リーダー部門>
6位<リーダー部門>
7位<リーダー部門>
8位<リーダ-部門>
9位<ヒットメーカー部門>
10位<ヒットメーカー部門>
  • 高橋美由紀(日産自動車 マーケティング本部マーケティングダイレクターオフィス マーケティング・ダイレクター)
特別賞
話題賞
2005
大賞 1位<リーダー部門>
2位<ヒットメーカー部門>
3位<リーダー部門>
4位<リーダー部門>
5位<リーダー部門>
  • 内出幸美(気仙デーサービスセンターグループホーム「ひまわり」総所長)
6位<リーダー部門>
  • 関幸子(まちづくり三鷹 事業部企画事業 グループマネジャー)
7位<リーダー部門>
8位<ヒットメーカー部門>
9位<ヒットメーカー部門>
  • 齋藤未来(ナムコ チームナンジャ「自由が丘スイーツフォレスト」ストアディレクター)
10位<キャリアクリエイト部門>
2004
大賞 1位<リーダー部門>
2位<リーダー部門>
3位<リーダー部門>
4位<ヒットメーカー部門>
5位<リーダー部門>
6位<リーダー部門>
  • 名取美和(タイ・チェンマイHIV感染孤児施設「バーンロムサイ」代表)
7位<キャリアクリエイト部門>
8位<ヒットメーカー部門>
9位<ヒットメーカー部門>
10位<今年の顔>
2003
大賞 1位<リーダー部門>
2位<リーダー部門
3位<キャリアクリエイト部門>
  • 堀木エリ子(堀木エリ子&アソシエイツ代表 和紙プロデューサー)
4位<ヒットメーカー部門>
5位<ヒットメーカー/リーダー部門>
6位<リーダー部門>
7位<今年の顔>
8位<リーダー部門>
  • 飯田桂子(シグノシステムジャパン代表取締役社長)
9位<リーダー部門>
  • 藤井絢子(菜の花プロジェクトネットワーク代表)
10位<今年の顔>
特別賞<今年の顔>
2002
大賞 1位<リーダー部門>
2位<ネット部門>
3位<リーダー部門>
4位<ヒットメーカー部門>
5位<リーダー/ネット部門>
6位<ヒットメーカー部門>
7位<ネット部門>
8位<カルチャー部門>
9位<キャリアクリエイト部門>
10位<カルチャー部門>
2001
大賞 1位<ヒットメーカー部門>
2位<リーダー部門>
3位<リーダー部門>
4位<脱・事務部門>
5位<カルチャー部門>
6位<ネット部門/リーダー部門>
7位<リーダー部門>
8位<ヒットメーカー部門>
9位<ネット部門>
10位<カルチャー部門>
2000
大賞 1位<ヒットメーカー部門>
2位<キャリア・起業家部門>
3位<ヒットメーカー部門>
4位<カルチャー部門>
5位<キャリア・起業家部門>
6位<ヒットメーカー部門>
7位<脱・事務部門>
8位<カルチャー部門>
9位<キャリア・起業家部門>
10位<ヒットメーカー部門>

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