アラビア語中央アジア方言
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| アラビア語中央アジア方言 | |
|---|---|
| 話される国 |
アフガニスタンの旗 アフガニスタン イランの旗 イラン タジキスタンの旗 タジキスタン ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン |
| 話者数 | 不明 |
| 言語系統 | |
| 表記体系 | アラビア文字 |
| 言語コード | |
| ISO 639-1 |
ar |
| ISO 639-2 |
ara |
| ISO 639-3 |
各種:abh — タジク方言auz — ウズベク方言 |
| 消滅危険度評価 | |
| Definitely endangered (Moseley 2010) | |
| テンプレートを表示 | |
アラビア語中央アジア方言(アラビアごちゅうおうアジアほうげん、英: Central Asian Arabic)は、アラビア語の口語(アーンミーヤ)のひとつで、アフガニスタン、タジキスタン、ウズベキスタンに話者がいる消滅の危機に瀕する言語である。かつては中央アジアの定住民や遊牧民のアラブ人社会において多くの人により話されていた。現在のウズベキスタンのサマルカンド州やブハラ州、カシュカダリヤ州、スルハンダリヤ州、現在のタジキスタンのハトロン州さらにはアフガニスタンの領域にも話者が存在した。しかし、現在では、中央アジアのアラブ人の大半がダリー語やウズベク語を話しアラビア語中央アジア方言を話さない[1] 。
現在ではアラビア語中央アジア方言は下位方言ごとに周辺言語の影響を大きく受け、方言によっては互いに意思の疎通が困難な程の違いが存在している。例えばブハラ方言はタジク語、カシュカダリヤ方言はテュルク諸語の影響を大きく受け、意思疎通が困難である[2] 。
最近の研究によりアラビア語ホラーサーン方言 (英語版)もアラビア語中央アジア方言に分類でき、カシュカダリヤ方言に近いとされる[3] 。
脚注
[編集 ]- ^ Peter R. Blood, ed. Afghanistan: A Country Study. Washington: GPO for the Library of Congress, 2001
- ^ (ロシア語) Ethnic Minorities of Uzbekistan: Arabs by Olga Kobzeva
- ^ Ulrich Seeger, On the Relationship of the Central Asian Arabic Dialects (translated from German to English by Sarah Dickins)
| 概説 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 文字(カテゴリ) | |||||||||||||
| 書法 | |||||||||||||
| 文法(カテゴリ) | |||||||||||||
| アーンミーヤ |
| ||||||||||||
|
斜字体 は消滅した方言 カテゴリ カテゴリ | |||||||||||||
スタブアイコン
この項目は、言語学に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ウィキポータル 言語学)。