HTMLCanvasElement: webglcontextlost イベント

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2015年7月⁩.

webglcontextlost は WebGL API のイベントで、WebGLRenderingContext オブジェクトに関連づけられた描画バッファーが失われたことをユーザーエージェントが検出した場合に発行されます。

このイベントはバブリングしません。

構文

このイベント名を addEventListener() などのメソッドで使用したり、イベントハンドラープロパティを設定したりしてください。

addEventListener("webglcontextlost", (event) => {});
onwebglcontextlost = (event) => {};

イベント型

WebGLContextEvent です。Event を継承しています。

イベントプロパティ

このインターフェイスには親インターフェイスである Event から継承したプロパティもあります。

WebGLContextEvent.statusMessage: 読み取り専用のプロパティで、イベントに関する追加情報を保持します。

例

WEBGL_lose_context 拡張機能の助けにより、webglcontextlost イベントをシミュレートすることができます。

const canvas = document.getElementById("canvas");
const gl = canvas.getContext("webgl");
canvas.addEventListener("webglcontextlost", (event) => {
 console.log(event);
});
gl.getExtension("WEBGL_lose_context").loseContext();
// "webglcontextlost" event is logged.