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高倉龍之介ブログ

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高市早苗と小泉進次郎"自民党再生か沈没か"

2025年09月13日(土) 18:56
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まえがき

あなたは思っていませんか?「総裁選なんて政治家同士の椅子取りゲームだろ」と。
確かにテレビをつければ、候補者の"にこやかショット"や"意識高そうな横文字"が映し出されます。だが、冷静に考えてほしい。私たちの生活を左右するのは笑顔でも横文字でもない。

それなのに、メディアは「〇〇候補は爽やか」「〇〇候補はクリーン」とか、まるで婚活パーティーのプロフィール紹介みたいなことを繰り返す。おいおい、日本の将来を決めるのにイケメンオーディションやってる暇あるのか?と言いたくなる。

そして政治家本人たちも調子に乗る。ある人は"セクシー"だの"新しい政治の形"だのと耳ざわりのいいキャッチコピーを乱発。しかし政策を突っ込まれると「あれ?台本どこいった?」と目が泳ぐ。これが国政を預かる人間の態度かと思うと、笑いを通り越して怒りがこみ上げる。

もっと言えば、過去の総裁選を思い出してほしい。前回、高市早苗が1回目の投票でトップに立ちながら、決選投票で石破に負けた。なぜか?メディアが「高市が総裁になれば中韓との関係が悪化する」という"印象操作"を撒き散らしたからだ。外交不安を煽って、結局できあがったのは"裸の王様"政権。この国の政治は「真面目にやる候補を叩いて、都合のいい操り人形を担ぎ上げる」茶番に何度も付き合わされてきた。

そもそも、あなたは80兆円という数字を聞いてどう思うだろう?石破政権が残した"負の遺産"、アメリカに年間26兆円ずつ投資する合意。国民1億2000万人が必死で納めた税金よりも多い金額を、言いなりで流す約束をしてしまった。それを「いや〜仕方ないですよね」で済ませるなら、政治家なんて必要ない。金庫番と会計士に任せた方がよっぽどマシだ。

さらに、食料問題も深刻だ。米価は高騰、備蓄は減少。農家は悲鳴を上げ、消費者は財布を締めるしかない。そこに「農業改革だ!」「未来志向だ!」と軽々しく言う候補がいる。いやいや、農政はインスタ映えのキャッチコピーじゃ回らない。田んぼはハッシュタグで耕せないんだよ。

エネルギー政策も同じだ。国立公園にメガソーラーをぶち込んで「再エネ推進だ!」と胸を張る。緑を削ってパネルを並べて、それで環境が守れると思っているなら、頭の中がお花畑どころかコンクリートだ。国民には再エネ賦課金という"隠れ増税"を押し付け、肝心の国土は熱せられてボロボロ。これを"環境政策"と呼ぶ神経にあきれる。

そして、忘れてはいけないのが「議員の質」だ。票読みと保身ばかりに走り、国の未来よりも次の選挙で落ちないことが最優先。もはや議員バッジは「自分の生活安定装置」でしかない。国民が苦しんでいる時に"どうすれば生き延びられるか"を考えるのではなく、"どうすれば落選せずに済むか"を考えている連中に、未来を託せるはずがない。

「波風立てない政治」が美徳だと思っている人間が総裁になるなら、日本は"静かに沈没するタイタニック"になる。必要なのは、波を立てる覚悟と、その波を操る技術だ。

この総裁選は、単なる椅子取りゲームではない。日本が沈没するか、再浮上するかの分水嶺。そして、その分水嶺を決めるのは、候補者ではなく、あなたの眼だ。

第一章 「宿題の正体」―数字が突きつける日本の現実

総裁選は「人気投票」じゃない、冷酷な数学だ

総裁選を見て「誰が人気あるかな〜」とワイドショー感覚で眺めている人がいる。しかし断言しよう。これはAKB総選挙じゃない。人気投票の皮をかぶった"算数"だ。

ルールは簡単です。590票のうち、296票を取った者が総裁。もし誰も届かなければ、上位2人による決選投票。ここでモノを言うのは「政策論」じゃない。「派閥と取引の算術」だ。

茂木グループの35〜36票
麻生派の45〜46票
岸田派の分裂可能性

この数字の束が"キャスティングボート"。つまり、政治家の未来は討論会の拍手よりも、数字の割り算で決まる。

冷酷?もちろん冷酷だ。でもこれが現実。「候補の笑顔に元気をもらいました!」で電気代が下がるなら、日本はすでに楽園だ。

「負の遺産」という爆弾 80兆円をどうする?

情報源が最も強調しているのは、石破政権が残した「負の遺産」。それは、アメリカに80兆円もの投資を約束したという話だ。

80兆円。これがどれくらいの金額かピンとこない人に言おう。日本国民1億2000万人が1年かけて必死に納めた税金より多い。その金を、アメリカ様に「はい、どうぞ」と差し出す約束をした。

しかも中身がひどい。

投資の使い道はアメリカが決める
日本は2か月以内にドルで送金
利益は最初五分五分、回収後はアメリカ9割・日本1割

拒否したら関税引き上げ

要するに、「ハイエナに財布を渡して、返す時は1割ね」と言われたようなものだ。これを結んだ政権を「愛国者」だの「現実主義者」だのと呼ぶメディア。冗談は顔だけにしてほしい。

次期総裁がまず背負うのは、この爆弾だ。処理できるか?それとも爆発して日本経済を吹き飛ばすか?それを見極めるのが、今回の総裁選の本質だ。

外交のリアル―波風を立てない=沈没コース

中国との関係も忘れちゃいけない。中国の反日姿勢は、もはや国内統治の道具になっている。つまり「日本が譲歩すれば丸く収まる」なんて幻想。波風を避けるつもりが、実は沈没ルート直行便だ。

必要なのは「嫌われても言うことは言う」リーダー。臆病風に吹かれて言葉を濁す総裁なんて、外交の場に立てば「気弱なアルバイトリーダー」扱いだ。国益を守るどころか、テーブルから椅子を引かれて外に立たされる未来が見える。

スパイ防止法の制定が叫ばれるのも当然だ。今の日本は、玄関に鍵をかけずに「空き巣はやめてね」とお願いしている家みたいなもの。泥棒は笑いながら入ってくるに決まっている。

米価とエネルギー―暮らしの基礎代謝が崩壊中

米価が高騰し、備蓄が減り、農家は「これ以上やってられん」と悲鳴を上げる。なのに政治家は「農業改革だ!」と声高に叫ぶ。改革?田んぼはTwitterのリプ欄じゃない。いいね!で収穫できるなら誰も苦労しない。

エネルギーも同じだ。国立公園を切り開いてメガソーラーを設置。「環境に優しい」と胸を張るが、実際は緑を潰して地面を灼熱のパネルで覆い尽くす。こんな"環境破壊型エコ政策"を進めて「未来志向」と言えるのは、もはや言語のテロ。

国民には再エネ賦課金という隠れ増税を課し、電気代は上昇。家庭は節電と値上げで二重苦。これで「持続可能な未来」と言われても、まず生活が持続しない。

メディアの罪「物語」で日本を売るな

前回の総裁選で高市が決選投票に敗れた理由。それは「高市が総裁になれば中韓との外交が悪化する」という"印象操作"だ。

結果どうなった?外交は改善どころか泥沼。国民の生活も改善せず、むしろ悪化。つまりメディアは「未来が悪化する候補」を総理に仕立て上げたわけだ。

この構図は今も続いている。つまり、「メディアにとって都合のいい物語」が「国民にとって不都合な現実」を呼び込む。これが一番の病巣だ。

第一章の結論

総裁選は人気投票ではなく算数と取引。
×ばつ数字"でしか解けない爆弾。
外交は「波風立てない」ではなく波を操る覚悟。
米価とエネルギーは生活の基礎代謝問題。

メディアは「物語」で日本を売ってきた。

ここであなたに最後の問いかけをする。「セクシーな言葉」と「退屈な明細」、あなたはどちらに日本を託す?」

この先は、候補者一人ひとりの「設計図の中身」を解剖していく。
特に高市早苗が"覚悟は最大の政策"と呼ばれる理由、小泉進次郎の"言葉と現実の断層"、岸田・林・茂木が仕掛ける派閥算術の裏側。全部ぶっちゃけます。

第二章 高市早苗「覚悟は最大の政策」交渉と制度の実装図

覚悟とは「政治的コストを自分で払う」こと

高市早苗を語るとき、まず触れるべきは「覚悟」という言葉だ。
彼女は「命がけで政治をする」と言い切る。聞いた瞬間「また根性論か」と思う人もいるだろう。しかしここで言う覚悟は「根性で乗り切る」ことではない。自分の政治生命を差し出してでも、必要な改革を通す意思のことだ。

日本の政治家の多くは「人気を失う政策は避ける」という安全運転を続けてきた。結果、負債が雪だるま式に膨らみ、「次の世代がなんとかしてくれるだろう」という無責任な先送りを繰り返した。
毒舌で言えば、政治家たちは"借金踏み倒し常習犯"だ。自分の任期中に爆発しなければセーフ、くらいの感覚でいる。

高市が違うのは、「爆弾を抱えてでも解除しに行く」という態度を取ることだ。
彼女の強みは「口だけ」ではなく、「数字を徹底的に勉強している」という点。政治家の多くはレク資料をチラ見して「専門家に任せます」と逃げる。だが高市は数字と条文を丸ごと呑み込むタイプだ。だからこそ「覚悟は最大の政策」と言える。

「負の遺産」再交渉の三段跳び

石破政権が残した80兆円の対米合意。これを放置すれば、日本経済は骨までしゃぶられる。高市が総裁になった場合、この問題は避けて通れない。

再交渉の手筋は大きく三つ。

投資期限の短縮:3年間フルで飲むのではなく、段階的な再協議を組み込む。

利益配分の修正:回収後9:1という狂った数字を最低でも6:4に近づける。

拒否条項の再設計:「ノーと言ったら関税アップ」という理不尽を緩和させる。

もちろん、これをやるには対米交渉で喧嘩腰になる覚悟が必要だ。ここで「波風を立てない」と言う候補は、最初から奴隷契約にハンコ押します宣言と同じだ。

スパイ防止法という"最後の砦"

外交だけでなく、国内の安全保障も高市の武器になる。特に彼女が繰り返し訴えるのが「スパイ防止法」だ。
現状の日本は「スパイ天国」と揶揄される。諸外国が当たり前に持っている防諜法制がないからだ。

つまり、敵国の工作員が官庁の裏口から普通に入ってきて、堂々と資料を漁っているような状態。これを放置して「安全保障」と言うのは、裸で冬山に登りながら"寒さ対策バッチリです"と胸を張るようなものだ。

高市はこの点で他候補よりはるかに現実的。「法整備なくして安全保障なし」という前提に立っている。

メディア操作に打ち勝つには「事実の弾丸」

前回の総裁選では、「高市=中韓との関係悪化」という印象操作が議員票を動かし、石破を勝たせた。
だが今回は違う。SNSを中心に、「事実で戦う草の根世論」が広がっている。

毒舌を交えて言うなら、「テレビに映る候補」より「スマホに流れる候補」の方が強い時代になったということだ。高市はこの流れを味方につけられる数少ない候補者だ。

高市が総裁になる意味=自民党再生の象徴

石破政権下で自民党は「自民らしさ」を失い、保守層が参政党や日本保守党に流出した。
その保守層が口を揃えて「戻ってもいい」と言っているのが高市早苗だ。

つまり、高市が総裁になることは、自民党が"アイデンティティを取り戻す"こととイコール。
それは単なる人事ではなく、党そのものの延命治療でもある。

第二章まとめ

×ばつ勉強量」
対米交渉は三段跳びで修正可能

スパイ防止法で国内防衛を立て直せる
SNS時代の世論を味方にできる

彼女の総裁就任=自民党再生の象徴

ここから先(第三章以降)は、小泉進次郎の「言葉と現実の断層」、岸田・林・茂木の票の算術を徹底的に解剖します。

第三章 小泉進次郎「言葉はセクシー、設計図はスカスカ」

「キャッチコピー政治」の限界

小泉進次郎といえば、「セクシー」発言が象徴だろう。環境問題の国際会議であの一言を放ち、海外メディアにまでネタにされた。
問題は、その後に具体策を問われて口が止まったことだ。
つまり、言葉を投げることはできるが、着地点を示せない政治家。

毒舌で言えば、「キャッチコピー芸人」だ。インタビューでは光るフレーズを飛ばすが、予算委員会の矢面に立つと「えーと、それは...」で時間を食う。国会はバラエティ番組じゃない。突っ込まれた時に答えられないリーダーは、ただの看板だ。

農業政策=田んぼはハッシュタグで耕せない

農政改革を語る小泉だが、現場からは不安と反発が噴出している。
米価の高騰、備蓄米の激減。農家にとっては死活問題だ。

だが彼の打ち出す政策は「未来の農業を支える!」という抽象論が中心。
農家からすれば、「いや、こっちは今年の米の値段で生きるか死ぬかなんだよ」という話だ。

毒舌で言うなら、「農政をインスタ映えのキャッチコピーで語るな」ということだ。
田んぼはハッシュタグで耕せないし、農機具はポエムで動かない。

環境政策="環境破壊型エコ"の矛盾

小泉が環境大臣時代に推進したメガソーラー政策。国立公園の森を切り開いてパネルを敷き詰める。
結果どうなったか。
緑を削り、熱を吸収する黒いパネルで土地を覆う。地域の気温は上昇し、景観は破壊。

これを「再生可能エネルギー推進」と呼ぶのだから笑える。「森林を潰して環境を守ります」なんて論理破綻、詐欺師でも恥ずかしくて言えない。
しかも国民には「再エネ賦課金」という形で負担を押し付けた。環境政策の顔をした隠れ増税。

政治家としての"未熟さ"を隠せない

党内の長老からも「未熟」と評される。なぜか。
理由はシンプル。政策の中身が薄いからだ。

短い言葉で注目を集めることは得意。だが、そこから深掘りされると答えに窮する。「打ち上げはできるが、突っ込まれると沈黙」。
政治家として致命的なのは、1年間学んでも改善が見られないことだ。
毒舌で言えば、「受験生が浪人しても偏差値が変わらない」状態だ。

家系の"影"もプラスにはならない

父・小泉純一郎の「反原発」政策は、エネルギー安全保障を揺さぶる火種になった。
さらに進次郎自身の家庭問題まで取り沙汰され、政治の実力よりゴシップの方が目立つ。

つまり、「二世ブランド」の看板効果よりも「中身スカスカ」が先にバレてしまった」のだ。

選挙戦術でも"後手後手"

出馬をめぐる噂が流れるたびに「出るか出ないか」と右往左往。準備不足は明白で、林芳正が早めに出馬表明したのも「進次郎は整わないだろう」という読みがあったからだ。
選挙期間が短縮されたことも、彼にとっては致命的。「短距離走なのに準備体操でつまずいたランナー」と同じ。

第三章まとめ

言葉は華やかだが、中身が伴わない
農政は現場無視、エネルギーは"環境破壊型エコ"

政策論争で突っ込まれると答えられない
二世ブランドより「スカスカ」の印象が勝ってしまった

選挙戦術でも準備不足が露呈

この先(第四章以降)は、岸田・林・茂木という「数字を握る現実派」を解剖していきます。
彼らは「派閥の票算術」という冷酷な現実を武器に動く。その"裏帳簿"を暴いていきましょう。

第四章 岸田・林・茂木「票の算術と裏帳簿」

岸田文雄―「聞く力」はあるが「決める力」はどこへ?

岸田文雄といえば、「聞く力」がキャッチフレーズ。だが、国民からは「聞いてるだけで終わる力」と揶揄される。
本人は「挙党体制の構築」を強調するが、裏を返せば「自分一人じゃ何もできない」という白旗でもある。

宏池会という伝統派閥の長としての立場を守りつつ、石破に投票した疑惑を拭いきれないのも痛い。
毒舌を込めれば、「耳は大きいが、舌と背骨が細い政治家」だ。
しかし油断は禁物。彼の強みは、"誰とでも組める"曖昧さにある。決選投票で、この「どっちでもいけますよキャラ」が意外な強さを発揮する。

林芳正「宏池会の番人」でしかない

林は正直、勝ち筋が見えない。本人もそれを理解しているだろう。
それでも出馬する理由はただ一つ、「宏池会の看板を下ろさないため」。
つまり林は「勝ちに行く」候補ではなく「票を分散させるための捨て駒」。

あえて言うなら、「将棋で言う歩兵。敵陣に行っても"と金"にはなれず、ただ消耗するだけ」の役割だ。
だが、この"歩兵"にも意味がある。票を割ることで、岸田や茂木が取引する材料を増やす。派閥政治の世界では、「勝たないために出る候補」も十分に利用価値がある。

茂木敏充―最速の立候補=「キャスティングボート狙い」

茂木は一番最初に立候補を表明した。普通なら「勢いがある」と見えるが、実態は違う。
彼の狙いは明確だ。「俺の票が欲しいなら、ポストを寄越せ」というメッセージ。

35〜36票を持つ茂木グループは、決選投票でキャスティングボートになる。つまり、勝者を決める最後のレバーを握るのだ。
毒舌を交えれば、「自分が王にはなれないと悟った商人が、勝者に武器を売って稼ぐ」ようなもの。
自分は主役にならず、最後に一番高く売れる立場を狙う。これが茂木の現実主義だ。

派閥政治という「裏帳簿」

三人を見て共通するのは、政策より"票の算術"で動いているという点だ。
国民が見ている前で「外交」「経済」と熱弁しても、裏では「誰に何票」「どのポスト」という電卓が叩かれている。

毒舌で言うなら、「国の未来を決める会議室が、実態は"就活の内定調整"にすぎない」ということだ。
票が欲しいならポストを寄越せ。これが派閥の言語だ。

決選投票=「数学と人情の化学反応」

決選投票に進めば、情熱的な演説よりも「誰にどれだけ貸し借りがあるか」が勝敗を分ける。
岸田は「どっちでもいけますよキャラ」で票を拾い、林は「歩兵」として票を割り、茂木は「商人」として票を売る。
その化学反応が次の総裁を生む。

つまり、決選投票の舞台裏は政策討論会ではなく「数字と裏帳簿の即売会」なのだ。

第四章まとめ

岸田は「聞く力」より「決められない力」が目立つ
林は「勝つため」ではなく「枠を守るため」の候補
茂木は「キャスティングボート商人」として動く
派閥政治の裏側は「政策」ではなく「就活内定調整」
決選投票は「数字と裏帳簿」で未来が決まる

この先(第五章)は、生活に直結する「米価・電気代・賃金」をめぐる政策対決を、具体的に掘り下げます。
「理想」ではなく「財布」にどう響くのか。そこを徹底的に暴きます。

第五章 生活の体温を上げる政策パッケージ

米価高騰―「食卓を直撃する爆弾」

新米の価格が前年より1,000円以上アップ。JAの買い入れ価格も高騰し、全国のスーパーの棚で米袋の値段を見た瞬間、主婦もサラリーマンも「うわっ」と声を漏らす。

政治家は「農業改革」「自由貿易」とか気取って言うが、庶民にとっては"米が高い=生きるコストが上がる"という直撃弾だ。
農家も苦しい。肥料や燃料の高騰で生産コストは爆上がり。
それでも政府は「米の需給調整」だの「市場原理の反映」だのと能書きを垂れる。

あえて言えば、「田んぼの現場を知らないやつが、エアコン効いた会議室で"米は高くても仕方ない"と議論している」のが現状だ。
食料安全保障は机上の空論じゃない。備蓄と価格安定の仕組みをきちんと作らなければ、戦争がなくても国民は飢える。

電気代―「隠れ増税と気候ポエムの合わせ技」

電気代の請求書を見て驚いた人も多いだろう。「再エネ賦課金」なるものがしれっと加算されている。
これは要するに、「環境保護」という美名で国民からむしり取る隠れ増税」だ。

しかもその金でやっているのが、国立公園を削って設置するメガソーラー。
「自然を守る」と言いながら自然を壊す、お粗末なエコ詐欺。
再エネを進めるのは必要だとしても、立地規制や系統強化といった現実的な仕組みを整えなければ、国民の負担ばかり増えて未来は暗いままだ。

あえて言うなら、「ポエムで地球は救えない。請求書の金額を下げてから演説しろ」である。

賃金「上がるのは物価だけ、給料は据え置き」

政治家は「賃上げを実現する!」と声高に叫ぶ。だが現実はどうか。
物価は上がる、社会保険料は上がる、消費税はそのまま。結果として可処分所得は減少している。

企業に「賃上げ要請」を出しても、経営者は「そんな余裕はない」と答えるのがオチだ。
本当にやるべきは、社会保険料や税の軽減、政府の人材投資。
だが、国会で飛び交うのは「労働市場改革」「人への投資」という抽象的スローガンばかり。

毒舌を込めれば、「給料は上げる気ゼロ。代わりに"未来志向の言葉"で国民を丸め込む作戦」にしか見えない。

三つの体温計で政治を測れ

生活の"体温"を測る指標は三つ。

米価(食の安定)
電気代(生活インフラの安定)
賃金(働く人の報酬)

これら三つの体温計を無視して「日本経済は順調」と言う政治家がいたら、医者が体温計を見ずに"元気ですね"と診断するのと同じ詐欺だ。

第五章まとめ

米価の高騰は「食卓直撃の爆弾」
電気代は「環境ポエムに化けた隠れ増税」
賃金は「スローガン詐欺」で据え置き
政治家を測る基準は「米・電気・給料」の三本柱

ここから先(第六章・最終章)は、"自民党再生"という最大のテーマを毒舌で掘り下げます。
離反した保守層を取り戻せなければ、自民党は空っぽの看板政党に堕ちる。
その再生の条件と、"次のリーダー"に求められる最終チェックリストを突きつけます。

第六章 自民党再生と日本の未来

石破政権が残した「負の遺産」という深傷

石破政権の置き土産は、80兆円の対米合意だけではない。もっと厄介なのは、「自民党そのものへの信頼を崩壊させたこと」だ。
保守層は「自民党らしさ」を失ったと感じ、参政党や国民民主、日本保守党へと流れた。
つまり、長年の岩盤支持層が音を立てて離れたのだ。

毒舌で言えば、「看板に"老舗"と書いてあるラーメン屋に入ったら、中身はインスタントスープだった」という失望だ。
国民が怒るのも当然だろう。

バッジ依存症議員たち

自民党を蝕むのは、政策ではなく議員の「職業意識」だ。
国の未来を考えるより、次の選挙で自分が生き延びることばかり。
「落選したらただの人」という恐怖に怯え、国益より保身を優先する。

毒舌を込めれば、「国会は立法府ではなく"バッジ中毒者の更生施設"」になっている。
こんな議員ばかりでは、国民が「もう自民党はいらない」と呟くのも当然だ。

再生の条件=「覚悟と設計図」を兼ね備えたリーダー

では、自民党が再生するためには何が必要か。
答えはシンプルだ。「覚悟と設計図を持ったリーダー」である。

覚悟=人気を失っても国益のために決断する意志。
設計図=数字と条文で政策を形にする力。
どちらか一方が欠ければ、また同じ轍を踏む。

毒舌で言えば、「セクシーな言葉だけのリーダー」も、「耳は大きいが舌が細いリーダー」も、要らない。
必要なのは、波を立てながら船を操れる船長だ。

国民に突きつけられた選択肢

最終的に、この総裁選は国民に一つの問いを突きつけている。
「あなたは、気持ちのいいスローガンに投票しますか? それとも、退屈でも生活を守る設計図に投票しますか?」

この選択を誤れば、日本はまた「負の遺産」を積み増すだけだ。
外交は弱腰、経済は借金漬け、党は空っぽの看板。そんな未来を望むなら、何も変わらないだろう。

だが、もしここで「覚悟と設計図」を持つリーダーを選べば、
自民党は再生し、日本は再浮上する可能性がある。

あとがき

日本政治は長らく「波風立てないこと」が美徳とされてきた。
だが現実には、波を立てることを恐れたリーダーたちが国を沈没させてきた。

毒舌で最後にこう言おう。
「静かな政治は美しいかもしれない。だが、それは"タイタニックの静かな沈没"と同じだ。」
必要なのは、うるさいぐらいのリーダーシップ。波を立て、操り、時に舵を折ってでも前へ進む覚悟だ。

次の総裁選は、日本がそのリーダーを選べる最後のチャンスかもしれない。


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(注記)高倉 龍之介(政治フリージャーナリスト・映像クリエイター)
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四季折々、素晴らしい日本を子供や孫 子々孫々に送り届けるために活動しています。 記事は月刊Will8月号でも取り上げられ掲載されています。 (注記)高倉 龍之介

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