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「方舟」は、10人の人間が閉じ込められた状況で誰か一人が犠牲にならなければ全員死ぬ、という状況下で... 「方舟」は、10人の人間が閉じ込められた状況で誰か一人が犠牲にならなければ全員死ぬ、という状況下で殺人が起こる。残された9人は、犯人に犠牲になってもらおうと犯人捜しを始める。 物語の中で、「この状況下で『犠牲になる一人』は必ず『誰からも愛されていない者→最も愛されていない者』になる。この構図は社会でも同じだ」ということが語られる。 「生きるためには、他人に愛される存在でいなければならない(愛されることは人に価値を与える)」 「方舟」はこの命題に挑む物語であり、ラストのどんでん返しもミステリーというジャンルも、突き詰めればこの命題を身をもって覆すまでの装置にすぎない。 かと言って、そこに至るまでのストーリーが「その命題に挑むだけの出来レース」に感じられ、つまらないわけではない。むしろミステリーとしても凄く面白い。 殺人は確かに許されないことだが、殺人を犯したから(悪い人間だから→誰にも愛され