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『文學界』3月号、新人小説月評で、『文藝』春号に掲載された「盤古」が取り上げられていた。それを読ん... 『文學界』3月号、新人小説月評で、『文藝』春号に掲載された「盤古」が取り上げられていた。それを読んで、評者にとても強い不信感をいだいた。 「盤古」は、人間の神経系が、微生物を介して神経伝達物質への作用を伴う言語にハックされ寄生されるという話で、作中直接そう書いているのになぜだかそうは読まれていない。 古谷利裕・小林久美子両氏ともに、書かれたことをそのまま読まず、「自分の理想の小説」という主観的なものさしをあてがいながら感想を書いているようで、指摘内容が非常に恣意的だと思った。これはプロの仕事ではないと思った。 二人の指摘内容およびそれへの反論を、以下、備忘も兼ねて記載しておく。 まずは古谷利裕氏の評から。 ■しかく古谷利裕の評(全文引用) 樋口恭介「盤古」(藝)。あらゆる個別性(例えば暴力の個別性、僕のエミリーへの暴力と、国家による人工洪水=大量虐殺の質の違い、等)が、「言語」の一元性へと調和的