北上川調査隊:ものしりマメ知識

ものしりマメ知識
しかく 主な雲の種類
しかく昔から水は大切に使われてきました。
水田の開墾が進み、水を使いたい人が増えてくると、限りある水を求めて「水あらそい」が各地で起こりました。それが繰り返されるうちに、交代で水を使う「番水(ばんすい)」という方法も考えられました。しかし、監視の目を盗んでは水門を開ける違反が後を断ちませんでした。そこで人々はいつも平等に水を利用する方法として水源から噴き出す水を、面積の比率に応じて分け、2つの川に流し込む「円筒分水工」などを考えました。
石淵ダムの水を分ける円筒分水工 円筒分水工平面図
(参考資料)水陸万頃・(社)農業農村整備情報総合センター

しかく魚がすめる川にするには...
水には異物をうすめて、きれいにするという浄化作用があります。でも、その限界を超えて汚れた場合には、もとの水質に戻るのにとても長い年月がかかります。食器についたマヨネーズやケチャップ類はふき取ってから洗ったり食用油を流さないようにするなど、一人ひとりのちょっとした心掛けから、川はきれいに保たれるのです。
(参考資料)もりおかの水風景・盛岡市水道部
おもな食品の汚れの程度(環境庁調べ)
魚がすめる状態に戻すには....
(注、コイやフナがすめる程度の水質はBOD5mg/リットル 浴槽1杯は300リットル)

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