遠賀川河口域における不法係留船は、特に平成初期のバブル期にその数を増やし、ピーク時には800隻を超える船舶が係留されていましたが、現在では約131隻ほどまで減少しています。
また、日本小型船舶検査機構への照会の結果、これらの船舶の9割以上で所有者が特定(船舶の所有者が判明)されています。なお、所有者の多くが北九州市・芦屋町・岡垣町・水巻町・中間市等、
遠賀川沿川の市町村に在住の方々です。
国管理区間における不法係留船数の推移
遠賀川下流域河川別不法係留船数(令和5年10月現在)
管轄 | 河川名 | 隻数 |
---|---|---|
国管理区間 | 西 川 | 83隻 |
遠賀川 | 39隻 | |
小 計 | 122隻 | |
県管理区間 | 吉原川 | 0隻 |
戸切川 | 0隻 | |
江 川 | 9隻 | |
小 計 | 9隻 | |
合 計 | 131隻 |