いわゆる「振り込め詐欺など」、大きな社会問題となっている特殊詐欺。自分は引っかからないと思っていても、いざ当事者となると、冷静な判断ができません。
県内では、高齢者が金融機関の窓口から現金で払い出して被害にあうケースが多い状況です。
昨年は、被害者の約6割が65才以上の高齢者で、被害金額の約7割が金融機関窓口から現金で払い出されています。
こうした被害状況を踏まえ、2月に宮崎県警察本部、九州財務局宮崎財務事務所、県内各金融機関業界団体などが協定を締結し、新たな取り組みをスタートしました。
具体的には、金融機関窓口で高齢者に対し、下に記載しているような声掛けを行っています。
その他、協定により各機関が連携して特殊詐欺の広報啓発などにも取り組み、県民の皆さまの大切な財産をお守りします。
県民の皆さまもこの取り組みの趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いします。
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画像:県内の特殊詐欺の認知件数・被害金額]