物静かで癒し系の臨床心理課主任
半年間オファーし続け、ようやく取材に至る
『何話せばいいんですか〜?』
やたらポジティブな臨床心理課のプリンス
『ミステリアスな雰囲気を出したい』という意味不明な理由から後ろ向きで登場
『あまり詮索しないで下さい・・』
今回が登場2回目のデイケア課主任。
精神保健福祉士としては原田記者の先輩にあたる。
『他の部署の取材だと気楽ですね〜』
入職後、徐々に個性を発揮しつつある精神保健
福祉士。大物の雰囲気を随所に垣間見せる。
『さあ、30分くらいで取材して・・』
経営企画室長代理兼医事課長という正体不明な役職者
『すずらん広報倶楽部』部員としてHPの管理も行っている。
『実は第1回目から参加しています。』
原田:大好評の突撃取材、早くも今回で第3回目となりました。今回は臨床心理課にお時間をいただいております。
加藤:...ていうか、前回の取材が昨年8月なので、「早くも」という表現は全く持って不適切だと思いますが。このコーナー自体、存続を危ぶむ声も聞こえてきています...。
原田:まあ今年は大丈夫だと思います。根拠はありませんが...。ネガティブな発想は一旦止めにして早速取材しましょう!
加藤:原田さん、前回の取材時点では内気な性格だった筈なのに...。すっかりキャラクターが変わっていますな〜。頼もしいです。
またしても15分ほどの雑談からスタートしました...。
作田:ところで...取材はいつ始まるのでしょうか...。
原田:失礼しました。では早速...。心理士さんはどのような仕事をしていますか?
橋本:一般的にはカウンセリングや心理検査、デイケアなどに関わりながら、お困りごとを解決したり整理するお手伝いをしております。
原田:では、江別すずらん病院ではどのような活動に力を入れていますか?
橋本:江別すずらん病院では、専門外来として「思春期外来」を行っている関係上、中学生から大学生の方が比較的多くいらっしゃいます。この年代の方々は、成人の方以上にお薬の影響を受けやすいので薬物療法は行いにくく、カウンセリングを通してお困りごとを協働で整理・解決していけるよう努力しております。
作田:症状としてもお薬を使用できる場合は限定されているので、十分に時間を使ってお困りごとの内容を伺うことが大事だと思っています。
原田:思春期外来はいつやっていますか?
作田:担当医師の予定もあり、新患については、現在は火曜日の午前中、水曜日の13時〜15時までで受け付けております。再来については月曜日の午前中、水曜日終日となっています。
原田:え?水曜日の午後も新患を受け付けているのですか?スタッフの私も知りませんでした。
作田:そもそも新患は火曜日の午前中のみでしたが、来院者のご都合もあり開院後すぐに水曜日の午後も対応させていただくことになったのです。
...新事実発覚。取材した甲斐がありました(笑)。
加藤:それは構いませんが...そういったことはこちらにも教えてください。
作田:予約をこちらで受け付けているので気が付きませんでした。以後気をつけます。
原田:予約の枠に余裕はあるのですか?
橋本:枠は徐々に埋まりつつありますが、お電話でご相談いただければお時間は作れるかと思います。
原田:ところでお二人は何故に「心理士」という職業を択ばれたのですか?
橋本:そもそも対人援助職に興味があったのです。そこで医療系の職種を考えており、その中でも『心』という眼には見えにくい部分を扱う心理士という職種に興味を持ちました。その後大学に進学し、実習などでその思いは強くなり現在に至っています。
作田:私の場合はもっと現実的で...私自身、思春期時代に思い悩むことが多かったからです。その当時は学校の保健室で養護の先生に話を聞いてもらったのがとても励みになりました。その後、心理士という職業があることを知り、今度は自分がいろいろなことで思い悩んでいる方のお役に立ちたいと思ったのです。
原田:そうですか...。そして実際に心理士になって...今後はどのような心理士を目指したいですか?
...ここで「頼りになる先輩(?)」登場...
冷やかし...ではなくサポートに来ました。
澤口:もしや、今流行の「メンタリスト」を目指しているんですか?
橋本:(え?いきなり来て何を言っているんだろう、この方は...)メンタリストと心理士は違いますが...何かを目指すというより、私はまだ若輩者なので、目の前でお困りの方のお役に立つにはどうしたらよいかをその都度全力で考えていきます。
作田:同感です。私も目の前の課題や問題に丁寧に丁寧に対応していきたいと思っています。...ところで...失礼ですが何をしにいらしたのでしょう?
澤口:それはもう...サポートですよ。心理士の方には毎週金曜日にデイケアプログラムも実施していただいており大変お世話になっているので...。
作田:そ...そうですか。それはありがとうございます。
橋本:言われてみればデイケアプログラムも思春期外来同様、力を入れている活動の一つかもしれません。
澤口:じゃあ、具体的にデイケアプログラムの話をしましょうか?
原田:先輩、すいませんが今回はデイケアの宣伝タイムではないので、その話は結構です。
澤口:そ、そうなの(デイケアの宣伝しに来たのに...)?
原田:そして...途中ですいませんが、実はこの後用事(飲み会)があるのでそろそろ失礼いたします。
全員:え?え〜??このタイミングで??...・さ、さすが大物〜!!
『ハナ金』なんで仕方ないですよね...では!
...原田記者まさかの途中退席...取材として成り立つのでしょうか...?そして「頼りになる(?)先輩」も理由は分かりませんが一緒に去っていきました...。
加藤:まさかの事態に取材継続の危機ですが...。ところで素人的にはどうしてもメンタリストとの違いが気になるのですが。
取材相手残して記者がいなくなったんですけど...。唖然。
作田:メンタリストと一緒にされても...(怒)。あれはあくまでパフォーマンスの一形態と認識しています。一方、心理士は...「心の整理の専門家」と言ったら言いすぎでしょうか?
事務:いえ...失礼いたしました。ところでご自身の心の整理、ストレス発散の方法って何ですか?
作田:とにかくよく寝ることです。私の場合、休日は常に9時間睡眠です。
橋本:良く笑い良く泣き良く楽しむことですね。
加藤:シンプル・イズ・ベストですね...。最後になりますが、今後、これまで行っていない活動なども計画されているのですか?
橋本:今後は思春期外来の範疇にとどまらず、「眠りの問題解決講座(仮)」「コミュニケーション講座(仮)」などテーマを決め、対象となる方へのグループワークも計画しています。
加藤:お二人ともお若いのにビジョンがあって素敵ですね(飲み会に行った若者もいるけど...)。今後もご活躍を期待しています。
作田:この企画は次回もあるんですか?江別すずらん病院には他にもたくさんの部署があるので期待しています。
橋本:事務でもいいんじゃないですか?
加藤:取材対象は今後決めるとして...取材は『ハナ金』以外で実施するようにします。という訳で次回もお楽しみに〜。
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