お年寄りが急激に増えてきているわが国では、認知症の問題がクローズアップされてきています。認知症の主な症状は、物忘れ(健忘)、時間や場所が曖昧になる(見当識障害)、その場に適した判断ができない(判断力障害)、計算や比喩の理解ができなくなる(抽象的思考力障害)などです。
認知症は脳の病気です。糖尿病や高血圧のようにれっきとした病気なのです。したがって、病気にならないように予防することや、日常生活の中で気をつけることができます。 以下の症状が気になる方やそのご家族は、早めに「物忘れ外来」の受診をご検討下さい。
また、江別すずらん病院では、認知症の早期発見のために「もの忘れ検診」を実施しています。2種類の検診をご用意しておりますので、ご検討ください。
こころの悩みや不安のある中学生〜高校生のお子さんの診断・治療を行う外来です。
対象の学生は原則、思春期専門外来の対応となりますが、本外来は、診療に時間を要するため、予約制とさせていただいております。
※(注記)現在、新患予約受付を休止しています。
思春期外来では、現在、大変多くの新患予約をいただいており、診察までの期間を長く頂戴している状態です。
これまで、毎週水曜日の13:00〜16:00に、思春期外来 新患予約専用受付電話にて、予約を受け付けてきましたが、2021年11月24日より当面の間、新患受付を休止させていただきます。
尚、新患予約再開の際は、当ホームページにてお知らせいたします。
従来通り、病院代表電話 011-384-2100 にご連絡ください。
思春期・青年期は、子どもから大人へと変わっていこうとする時期です。 第二次性徴といわれる身体的な発達のみならず、こころの面でも自我の確立期にあたり、日々の生活の中で、不安や葛藤を抱えています。
当院では、このような多感な時期のこころの問題に対応するため、思春期外来を設けました。不登校や友人関係情緒の不安定など、思春期の心の問題について、お困りの方はお気軽にご相談下さい。必要に応じて臨床心理士によるカウンセリングも行っております(保険診療内)。
江別すずらん病院では、平成27年4月より『リワーク外来』を開設いたします。
厚生労働省が5年毎に実施している「労働者健康状況調査」において、職業生活等において強い不安、ストレス等を感じる労働者は約6割に上っています(図1)。また、メンタルヘルス上の理由により連続1カ月以上休業し、又は退職した労働者がいる事業場は、従業員数が1,000人以上の大企業においては、実に9割以上にのぼるという調査結果があり、メンタル不調者への対応は、多くの事業場にとっても大きな課題となっています。
世界保健機構(WHO)が発表している「グローバルな疾病負担の指標」※(注記)資料出典:「厚生労働省労働者健康状況調査」によると、うつ病による社会全体に対する経済的負担は、2030年には1位になると予想されています。
メンタル不調を発生するかたの背景には、仕事の量が多い一方で裁量や支援が少ない場合(要求度/コントロール/社会的支援モデル)や努力しているにも関わらず、それに見合った評価が得られない場合(努力/報酬不均衡モデル)などが多くみられます。このような複合的な問題に対しては、精神療法や薬物療法に加え、ストレスマネジメントを重視した専門治療が効果的です。
江別すずらん病院では、こうした状況により幅広く対応するため、既に実施している『リワークプログラム』に加え、『リワーク外来』の枠を新たに設けることとなりました。受診を希望する方や、対象者のいる企業のご担当者様などにおかれましてはお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが誠意をもって対応いたします。
●くろまるリワーク外来
①受診日 :午前中
②予約対象者:希望者(休職中で復職の意思のある方、休職を検討中である方など)
●くろまるリワークプログラム
リワーク外来で「リワークプログラムへの移行」が適用となった方に対し、週1〜2回、1〜3か月程度のリワークプログラムを実施いたします(実施頻度や期間は、症状や患者様の職場環境に応じ異なります)。
①実施日:詳細は診察のうえ相談
②対象者:以下の全てに該当する方が対象となります。
③実施頻度:週1回〜2回
④実施期間:約3か月
⑤実施担当者:各種専門スタッフ
[画像:電話011-384-2100/〒067-0064北海道江別市上江別442-15]