花火の不良のため、あるいは花火の遊び方を間違ったために、次のような事故が起きました。
(正しい遊び方は、花火の写真をクリックすると表示されます。)
令和6年8月12日
柄付きのライターで点火。薬筒側面より吹き出し、右手親指に火傷(2度)を負う。
※(注記)ローソク(正しい点火具)を使うこと
平成27年8月22日
ローソクにて点火。なかなか着火せず、横を向いたところ手元に火花が飛び、右手人差指に火傷を負う。
※(注記)無理に長時間あぶらないこと
平成24年6月30日
ベランダで使用中に爆発。飛び散った火の塊で屋内の床と座椅子を焦がす。
※(注記)燃えやすいもののある場所で遊ばないこと
令和3年7月19日
ライターで点火。なかなか着火せず、さらにあぶり続けていたところ、花火に着火し炎が右手にあたり火傷。
※(注記)ローソク(正しい点火具)を使うこと
令和元年8月11日
自宅ガレージ内において消費中に、衣類(綿製のロングスカート)に花火の火が着火し、一部を焼損。両手のひらを火傷。
※(注記)花火の向きに注意すること
令和2年8月8日
自分が持っていた手持ち花火の炎で向かい合った友人の花火に点火。着火した友人の花火が自身の着衣(半ズボン)に接触。着衣が燃え、下顎部及び右大腿部を火傷。
※(注記)花火の向きに注意すること
※(注記)ローソク(正しい点火具)を使うこと
平成24年7月10日
雨上がりの庭で線香花火を使用したところ、火球が落下しはぜた火花で火傷。
※(注記)濡れた地面の上では使用しないこと
平成23年7月15日
噴出花火を手で押さえながら点火したところ、爆発して顔面に火傷と右大腿部を挫傷を負う。
※(注記)点火したらすばやく離れる
平成27年8月23日
カラス追いに使用。1.5m離れていた被害者の足とサンダルの隙間にロケット花火が刺さり爆発し火傷を負う。
※(注記)正しく使用すること
※(注記)点火したらすばやく離れること
令和2年8月16日
ライター(短)で点火。上昇せずに爆発。耳鳴症、音響外傷を負う。
※(注記)線香(正しい点火具)を使うこと
※(注記)点火したらすばやく離れること
令和6年8月18日
大人と子供が一緒に手に持ち、柄付きのライターで点火。3発目が打ち揚らず筒が破裂。子供が右目下に火傷を負う。大人は右耳が聞こえづらい状態になる。
※(注記)使用する時は手に持たないこと
※(注記)線香(正しい点火具)を使うこと
令和6年8月2日
中学生ががん具煙火(15連発打上花火)を用水路に向け撃って遊んでいたところ、一部が近くの竹藪に入り、竹及び下草に着火し、約240m2を焼失した。
※(注記)燃えやすいもののある場所で遊ばない
※(注記)垂直方向に固定すること
令和2年8月5日
民家の立木にできたハチの巣の近くで使用したところ、直前にスプレーした殺虫剤の成分に引火し、立木の一部を焼損。
※(注記)正しく使用すること
※(注記)可燃物の近くで使用しないこと
手に持つもの
先端から火花や火の粉が吹き出るススキ、絵型もの、スパークラーや線香花火など。
地上に置くもの
火の粉、火花を噴き上げる台付のものなど。
パイプなどの一端から噴射して回転させる糸付きの花火や、コマ状に地上を回転して移動するものなど。
摩擦、衝撃で爆発音を出すもの
クリスマスクラッカー、クラッカーボール、平玉、巻玉。
点火によって燃焼し爆発音を出すもの
連続して音を出す爆竹など。
単発花火
一回だけ星が光や火の粉を出しながら打ち上がるものや、内筒が打ち上がり上空で赤や緑の色星などを放出するものがあります。
連発花火
赤や緑の星などが続けて上がるものや、次々と内筒が打ち上がり色星などを放出するものがあります。
笛ロケット、流星ロケット、回転上昇する花火。
電線や家のない、また燃えやすいもののない広い空地で遊ぶこと。風の強いときはやめましょう。枯草や家の中に飛び込んで火災になった例がありますので、遊ぶ場所に気をつけましょう。
煙幕筒もの、スモークボール(球もの)等、赤や青などの色煙を出す。
ねずみ花火、水上を走る金魚など。
ヘビ玉、パイプ詰めもの。