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裁判の中の在日コリアン

中高生の戦後史理解のために

裁判の中の在日コリアン

裁判・事件を通して、在日コリアンが戦後の日本社会をどのように生きてきたかを若い世代に知ってほしい。

著者 在日コリアン弁護士協会(LAZAK) 編著
ジャンル 社会問題
出版年月日 2008年02月17日
ISBN 9784877983673
判型・ページ数 4-6・276ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 品切れ・重版未定

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裁判・事件を通して、在日コリアンが戦後の日本社会をどのように生きてきたかを若い世代に知ってほしい。本書を通して、法律や裁判の役割について初歩的な知識も得られる。
第一章 在日コリアンの「生い立ち」

在日コリアン形成の歴史
在日コリアンの法的地位の変遷

第二章 裁判の中の在日コリアン

1 刑事事件にあらわれた在日コリアンの状況
小松川事件--差別と貧困の中で
寸又峡事件--差別に対する「私戦」

2 解決されない戦後
在日韓国人従軍「慰安婦」・BC級戦犯--放置され続けてきた被害者たち
サハリン残留韓国・朝鮮人--故郷へはいつ帰れるのか
日本国籍確認訴訟--「国籍を捨てた覚えはない」

3日常生活における差別
日立裁判--大企業に挑んだ闘い
民族教育と裁判--子どもたちが学ぶ権利
ウトロ裁判--自分たちの「まち」を守る
入居差別--外国人お断り!?
ゴルフ会員権--会員は日本人に限る!?

4 法律によって引き起こされる差別
指紋押捺拒否訴訟--外国人登録証から指紋が消えるまで
無年金裁判--強いられる不安な老後

5 在日コリアンの政治参加、司法参加
東京都管理職裁判--公務員になれないのは「当然」か
司法研修所--裁判所が差別していいの?
調停委員・司法委員--仲裁役になぜ日本国籍が必要なのか
地方参政権訴訟--選挙に行けない在日コリアン


第三章 残された課題

在日コリアンの国籍と参政権
国民主権原理との関係
その他の権利

コラム
「韓国籍」と「朝鮮籍」
通名と民族名
「冬ソナ」は在日に何かをもたらしたか
政治家の発言集
帰化

在日コリアン関係略年表

「あとがき」にかえて

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