新聞記者をやめたくなったときの本
Advice to be a Genuine Journalist
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新聞記者をやめたくなったときの本(ペーパーバック)
北村 肇(司会)・中嶋啓明(共同通信記者)・明珍美紀(毎日新聞記者)・佐藤 洋(下野新聞記者)
記者になって最初に感じたこと/自分の時間はどうやって作ったのか/いまでも事件記者偏重か/やりたい取材のために何をしてきたか/「事件記者」を再生産するシステム/理想と現実はどこまで乖離しているか/警察取材と夜討ち朝駆け/家庭と仕事/後輩記者へのアドバイス
ケンカの仕方とかわし方
北村 肇(「サンデー毎日」編集長)
支局一年目の出来事/新聞記者になったわけ/胸を躍らせていった支局、実は....../だれのために何を書くのか/ジャーナリストとして勝負するために/時間は自分でつくるもの/浦和支局時代の先輩たち/紙面ジャック/組合活動/正しければ腰を引かない/二一世紀はジャーナリストの時代
座談会[恋愛と結婚と仕事を手にする1の法]
全国紙女性記者・地方紙女性記者
入社試験での差別/生理休暇は取れるのか/恋愛と結婚と仕事/育児と仕事/セクシュアル・ハラスメント/会社への不満/会社より読者
出過ぎた杭は打たれない
竹信三恵子(朝日新聞記者)
日本のメディアの特殊性に気づこう/「ジェンダー」は新しい報道の宝庫/不利な状況はすべて報道のシーズ/書きたいことに見合った器を探す/「人並み」を捨てる/味方をさがす/男性記者の役割/「大変なこと」は楽しいこと
中途退社しないために──22年で辞めた元記者からのアドバイス
浅野健一(元共同通信記者)
共同通信記者に戻りたい/ジャーナリストは楽しい/特派員が最高だった/生き生きとした記者生活を送るために/いつかは去る硬直幹部/オウム以下の労働現場/辞めたくなったらどうする/命がけで闘う外国の記者/会社にやらせてはいけないこと/労働組合で横の連帯を
本業ジャーナリスト、副業会社員
伊藤千尋(朝日新聞記者)
ジャーナリストと会社員/休みはジャーナリスト/駆け出し時代の悩み/取材の姿勢/一つでも多くの道具を/体と言葉も道具になる/記者に欠かせない五つのポイント/何のために報道するのか
なぜジャーナリストを選択したのか──知的面白さの追求と仕事の環境改革こそ
原 寿雄(元共同通信記者)
記者の原点になった社会部/読売新聞と言論の自由/自由な報道ができているか/言論表現の自由と天皇制批判/表面化しにくいマイノリティの声/早期退職者も多いけれど/現状を変革する心構え/価値観を曲げずに生きる/経営悪化の中で生き残るには/市場主義の弊害と闘う/マンネリズムの克服/発表ジャーナリズムからの脱却/最高の質問者になろう/「うまく書く」より「わかりやすく書く」/市民ジャーナリストをめざして/流れに抗しても進め