薬害(やくがい)とは、医薬品の使用により単なる副作用とは異なる重篤な健康被害が発生し、適切な情報提供や規制、監視体制が欠如していたことにより社会問題化したものを指します。
過去に日本で起きた主な薬害は、キノホルム製剤による神経障がいを引き起こしたスモンの発生、サリドマイドによる胎児の障がい、血液製剤によるHIV感染やC型肝炎ウイルス感染などがあります。
医薬品等による薬害を知り、その発生の過程や社会的な動き等を学ぶことを通じ、今後、同様の被害が起こらない社会の仕組みの在り方等を考えることを目的としています。
厚生労働省では、平成22年7月から、「薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会」を開催し、文部科学省の協力を得て、薬害を学ぶための教材「薬害を学ぼう」を作成し、現在は、高等学校学習指導要領の内容を踏まえ、主に公民科(公共)を中心にご活用いただくことを念頭に、高校1年生の人数分の教材を全国の高等学校等に配布しています。また、参考として、全国の中学校にも1冊ずつ配布しています。
薬害
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