香害とは?

香害(こうがい)とは、香水や合成洗剤、柔軟剤、防虫剤、化粧品、芳香剤などに含まれる合成香料が原因となり、それらの香料をきっかけとして頭痛や吐き気などのさまざまな健康被害が生じることを言います。

この「香害」をきっかけとして「化学物質過敏症」を引き起こす方もいます。

化学物質過敏症とは?

何らかの化学物質に多量にさらされたり、少量であっても何度もさらされることによって発症すると言われています。
洗剤や化粧品など身近にあるものを原因として発症するため、誰にでも起こる可能性があります。

主な症状

• 頭痛、疲れやすいなどの自律神経障がい
• 不眠、不安などの精神障がい
• 便秘、悪心などの消化器障がい
• 動悸、不整脈などの循環器障がいなど

主な原因物質

• 排気ガスなどの大気汚染物質
• 食品添加物や洗剤
• 住宅の塗料や建材
• 漂白剤や芳香剤

上記のほかにも身近にある化学物質を含んだものは原因になる可能性があります。

「香り」のおしゃれのご使用にもご配慮お願いいたします

化学物質過敏症は発症するしくみや治療法など詳しくは分かっていません。
広くは知られていない「香害」ですが、化学物質過敏症の方や、これから発症するかもしれない方を守るためにも「化学物質過敏症」へのご理解と、化学物質過敏症を引き起こす可能性のある香りのおしゃれ(香水、芳香剤、香りの強い柔軟剤、整髪料等)の使用についてのご配慮をお願いいたします。

• pdf 消費者庁ほか 香害リーフレット(pdf 828.7KB)
• pdf 栃木県 香りで困っている人がいます(チラシ)(pdf 473.2KB)
• pdf 栃木県 香りのエチケット(チラシ)(pdf 406.4KB)

• 香りによる健康への影響について/栃木県公式ホームページ
• アドビリーダーサイトへ PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader が必要です。(新しいウィンドウが開きます)