日本語を英文タイプライタ並みに簡単に入力できるように考案された富士通独自のキーボード.同社初の日本語ワードプロセッサOASYS 100のために同社神田泰典氏により開発された.この「親指シフトキーボード」による入力の仕組みを以下に概説する.
キー配列は以下のように決められた.
このように,1文字の入力には1回の打鍵ですむため,ローマ字入力より打鍵数が少ないことと上記のようなキー配列の配慮により日本語の高速入力が可能となった.
この親指シフトキーボードは,同社の日本語ワードプロセッサで長期にわたり使われた.また,パソコンのキーボードとしても親指シフトキーボードがオプションとして提供された.
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