2009年10月04日
2010年5月、久米島応援プロジェクトは、久米島でサンゴの大群集が見つかったことを発表しました。実は、古くから久米島の海に潜っている地域の漁業者やダイビング業者の皆さんは沖合にサンゴの大群集があることを知っていました。しかし、それが全国的、学術的に大きな話題となるとは想像していませんでした。地域外との交流によって、地域活性化につながる「宝」が、掘り起こされた一例です。このように、サンゴやクメジマホタルに限らず、久米島の風土の中で、長い年月をかけて培われてきた暮らしの知恵や手業、景観はまだまだあるはずです。久米島応援プロジェクトでは、地域の皆さんが、地域の自然や文化の「宝」を再確認し、次世代に引き継いでいく地域活性化と環境保全活動のお手伝いをしてゆきます。
WWFジャパン 安村
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久米島の森と人との関わりについて、地元ガイドさんから聞き取り(2009年11月19日撮影)
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久米島町と、地域活性化を視野に入れた環境保全活動を相互協力する協定書を締結
(2010年5月31日撮影)