平成30年5月14日から始まった上ヶ屋遺跡の発掘調査が、7月12日に終了しました。
今回の調査では、スクレイパー(掻器)とみられる石器や黒曜石の縦長剥片など、旧石器時代の遺物が見つかりました。また、縄文時代の土坑や溝、土器片も検出されました。
調査地がバードラインに面していたこともあり、近くにお住まいの方や観光のお客様など多くの方が足を止められ、発掘調査の様子をご見学されました!
▼調査地遠景(写真奥が飯縄山、手前に写っているところが調査地です)
奥に飯縄山が、手前にバードラインと調査地が写っています。
▼作業風景
10人程の作業員が、小さいスコップを使って土を掘っています。
▼縄文時代の土坑(完掘状況)
楕円形の穴が1つ写っています。向かって右側の底部が一か所深く掘られています。
▼石器出土状況
下半分が土に埋まった状態の灰色の石器が1点写っています。長方形に近い形をしています。