学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

2012年10月31日 16:43大室古墳館からのお知らせ

熊にご注意ください!

平成24年10月31日に、遺構復元整備ゾーン ムジナゴーロ周遊園路内の樹木で、熊によるとみられる爪痕が確認されました。史跡内に熊が出没していますので、ムジナゴーロ周遊園路など山の中に入って古墳を見学する場合、熊鈴やラジオ等の音の出るものを携行するなどの熊よけ対策をお願いします。

また、古墳館周辺付近まで熊が降りてくる可能性があります。エントランスゾーンの古墳見学におきましても、充分ご注意くださいますよう、お願いします。

[画像:熊の爪あと]

熊によるとみられる爪跡

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長野市大字徳間にある古代遺跡 徳間博物館において、ミニ特別展『縄文の生活を支えた石の道具』を開催しています。

[画像:展示の様子]



今回の展示では、長野市内の発掘調査で出土した縄文時代の石の道具(石器)を約90点展示しており、それぞれの使用方法などをご紹介しております。
加えて、石器の材料として遠方より運ばれた黒曜石について、宮崎遺跡と篠ノ井遺跡群聖川堤防地点での集積例を、発見時の状況に近い形で展示しております。

また、古代遺跡 徳間博物館は「徳間本堂原遺跡」の発掘調査をきっかけとして当地に設立されたもので、常設展示では徳間周辺の原始・古代の遺物がご覧いただけます。

この機会に貴重な文化財を間近でご覧いただき、あらためて地域の文化や歴史に愛着を感じていただければ幸いです。



会場 古代遺跡 徳間博物館(長野トヨペット徳間店内) 〉〉〉地図はこちらから

期間 平成24年10月27日(土曜)から平成25年2月28日(木曜)まで
(注記) 月曜日は休館

開館 10時00分から19時00分

入館料 無料

主催 古代遺跡 徳間博物館、長野市埋蔵文化財センター



お問い合わせ 長野市埋蔵文化財センター TEL 026-284-0004

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古代遺跡徳間博物館との共催事業として、黒曜石を使った体験型の勉強会を開催しました。



まず同時開催しているミニ特別展『縄文を支えた石の道具』を見学し、縄文人がどのように石器を使っていたのか、黒曜石がどんな石器に使われていたのかをご覧いただきました。

そして黒曜石のかけらを使ってお肉などを切っていただくと、その切れ味の良さに皆さんビックリ!
ここでは千曲川でも拾えるチャートという石のかけらも用意し、黒曜石と切れ味を比較してみました。
多くの皆さんが「黒曜石のほうが切れる」と感じられたようです。

最後に、黒曜石のかけらから「石鏃(せきぞく)」と呼ばれるやじり作りにチャレンジ。
こちらは少し難易度が高く、悪戦苦闘されていた方も多かったようですが、それだけに縄文人が作った石鏃の精巧さには驚かれたようでした。



最後に、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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今年度から、安茂里老人福祉センター主催の生きがいづくり講座の一つとして、長野市埋蔵文化財センター出前講座「ながの発掘最前線!」を開催しています。4月から月1回のペースで開講している9回連続の講座で、今月10月12日(金)に第7回講座「勾玉を作ってみよう!」を実施しました。
今回の講師は山本賢治調査員です。
ろう石という柔らかい石を使って、古代のアクセサリー『勾玉』を作りました。
削った粉で手が真っ白になりながらも、皆さん熱中していました。
サンドペーパーで削って形を作ったあとは、ツルツルになるまで磨きます。
お互いの勾玉を見て、感想を言い合う姿も見られました。
約2時間でオリジナルの勾玉の完成です!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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長野市埋蔵文化財センターでは古代遺跡 徳間博物館との共催により、黒曜石を使った体験型の勉強会を開催します!

黒曜石は溶岩が冷えて固まった天然のガラスで、割れ口が非常に鋭く、旧石器時代や縄文時代に石器の材料としてよく使われました。
勉強会では、黒曜石のかけらを使って肉や野菜を切ってみたり、石のやじりづくりに挑戦します。大昔の人々もほれこんだ黒曜石の切れ味を是非体験してみてください。



日 時 平成24年10月27日(土曜) 午後1時30分から午後3時00分

場 所 古代遺跡 徳間博物館 (長野トヨペット徳間店内) 〉〉〉地図はこちらから

参加費 無料

申込み 準備の都合上、事前のご予約をお願いします
(お名前、参加人数、ご連絡先をお聞きします)



【お問い合わせ先】
TEL 026-295-3676
(長野トヨペット徳間店と出ます。博物館イベント申込とお伝え下さい。)


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今年度から、安茂里老人福祉センター主催の生きがいづくり講座の一つとして、長野市埋蔵文化財センター出前講座「ながの発掘最前線!」を開催しています。4月から月1回のペースで開講している9回連続の講座で、先月9月29日(金)に第6回講座「原始・古代のファッションセンス〜装身具」を実施しました。
今回の講師は高田亜紀子専門員で、パワーポイントを駆使して写真や図表を上映しながら、時にはクイズを交えたりして、受講生の皆様にわかりやすくお話させていただきました。会場には実際に発掘調査で出土した鏡や腕輪、勾玉などのアクセサリーを展示し、間近で見たり、手にとって触れてみたりしながら、古代へのロマンを感じていただいたようです。
次回は受講生の皆様と勾玉をつくる体験講座です。どんな勾玉が出来上がるのか、とても楽しみです。
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