Мандарины (Япония)=ミカン(日本)(2018年12月26日)

どういう訳なのか、ユジノサハリンスクでは年末年始時季にミカンが人気です。

↓そういう中、「市内屈指の品揃え」という感の大型スーパーに寄った際にこういうモノを見付けて、求めてみました。
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↑品名表示が「Мандарины (Япония)」(マンダリーヌィ イポーニヤ)となっていました。「ミカン(日本)」となっていました。

「ミカン(日本)」となっていて、「日本の何処の産だ?」とも思ったのですが、袋に付いていたシールや、求めた店での掲示物等に情報は特段に在りませんでした。しかし、「温州ミカン」と親しまれている「らしい!」感じのミカンに惹かれて、思わず求めてしまいました。

スーパーで果物等は「1kg=XXルーブル」と価格が示され、「量り売り」の原則です。買い求める人が袋に入れて、量って、機器から出て来るシールを貼ってレジで精算という方式が在ります。他に、既に量って価格が決まっていて、何かに入った状態で店頭に並んでいるという場合も在ります。

この「ミカン(日本)」と売っていた店では、概ね1kg前後をネットの袋に入れて、計量して価格を決め、袋の口の辺りにシールを貼り付けていました。この「ネットの袋」が「酷く懐かしいような...」というようにも思いました。

求めてみた写真のミカンは1kgが570ルーブル程で、1kgを少し切っているので560ルーブル程度でした。数えてみると15個のミカンがネットの袋に入っていました。

1kgが570ルーブル程だった「ミカン(日本)」は「相対的に高価」という感です。色々な国々の様々な品種のミカンや、ミカン系統の柑橘類が売られていましたが、似たような大きさのミカンで、1kg200ルーブル前後から300ルーブル前後というようなモノを多く視掛けました。

実は、住まいの直ぐ近所で利用頻度が高めなスーパーで、「ミカン(日本)」というようなモノは偶々視掛けていませんでした。「色々な国々の様々な品種...」と感心はしていましたが。「1kg200ルーブル前後から300ルーブル前後」というような価格帯が主流を占めているように見受けられる中、「ミカン(日本)」の「500ルーブル以上」は敬遠されてしまうのかもしれません。偶々、「市内屈指の品揃え」という感の大型スーパーだったので売られている場面に出くわしたように思います。

↓住まいに引揚げて、早速頂いてみました。
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↑「当然のこと」ですが、「普通なミカン」です。

アパートの室内のような場所は、暖房がよく効いて温かいのですが、空気が乾燥して水分が欲しくなることが多い感です。そういう中、この瑞々しいミカンは凄く好い感じです。

スーパーで求めた"寿司"...(2018年11月07日)

ユジノサハリンスクで撮った写真の中に、少し面白いモノが在りました。

少しだけ住まいへ引揚げるのが遅めになった際に、近所のスーパーに立寄り「居室で何か?」と食べるモノを探しました。

↓探すという程のこともなく、惣菜コーナーの辺りにこういうモノが在りました。「好さそうだ!」と求めました。
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↑夜10時を過ぎていて、大幅に値引きになっていたと記憶しています。

この時は、バスケットボールの試合を観戦に出て、応援していた<ヴォストーク65>が2点差で惜敗だったので、「何か摘まんで一人で"残念会"...」ということでこの寿司を摘まんでいました。

この時は、少し遅めな夜に確りと食べた型で、翌朝は「朝食を省略...」ということにしたのでした。ユジノサハリンスクのスーパーで求められた"寿司"ですが、日本国内の「スーパーの総菜コーナーで出くわすモノ」と大きな差は感じられませんでした。

実は、今般日本国内に入って以降、色々と日頃から親しんでいたモノや、稚内以外の他地域に立寄った際に少し変わったモノを頂いていますが、未だ"寿司"は頂いていなかったというようなことを思い出していました。と言って、ユジノサハリンスクでの用務に出る機会が増える以前に、頻繁に寿司を頂いていた訳でもないのですが。

ユジノサハリンスクにも、随分と色々なモノが在り、不意に行ったとして、特段に困るという程のこともない筈です。

Рассольник Ленинградский(ラッソーリニク・レニングラツキー)或いは単にРассольник(ラッソーリニク)(2018年11月21日)

料理に関して「何がお薦めか?」というようなお訊ねは、なかなかに高い頻度で出て来ます。が、「最も回答し悪い」というお訊ねかもしれません。

それでもサハリンでの食事に関して、「何がお薦めか?」というようなお訊ねを頂けば、「"飲む"ではなく"食べる"と表現するスープが美味しい」というお話しをすることが時々在ります。

スープというのは、「ロシア料理」と看板を出している場所に留まらず、他の色々な場所で、それこそ「普通の人が平日に思い付いてランチに立寄るような場所」に至るまで、随分と幅広く頂くことが出来ます。「一寸口に合わなかった...」という例外的なケースが無いとは断言出来ませんが、何処でも各種のスープには美味しいモノが多いように思います。

「近くの店で昼食を摂ろう」と街へ出てみると、昼食を主体に営業しているように見受けられる場所も見受けられますが、「夜に酒類も飲みながら、食事というのか、何かを摘まむ感じ」という店の"ランチ営業"という場所も見受けられます。

過日立寄ったのは、明らかにその「夜に酒類も飲みながら、食事というのか、何かを摘まむ感じ」という店―看板は"バー"(Бар)なのです。―で、少し前の週末の夜にバンド演奏が入っているというので聴きに出掛けたということも在った場所でした。外に出た時に少し近い辺りを通り掛かり、「あの店も"ランチ"をやっていた記憶が...」と寄ってみたのでした。

↓そこで頂いたのがこういうスープでした。
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↑頂いた後に持ち帰ったレシートには「Рассольник Ленинградский(ラッソーリニク・レニングラツキー) 120ルーブル」と在りましたが、これは単にРассольник(ラッソーリニク)と呼ばれることが多いスープです。

立寄った店では、サラダ、スープ、メイン料理、飲物と各々に2種類や3種類の選択肢が在って、その中から適当に選んで頂く料理を御願いするというスタイルです。料理の種類を限定して、安価に提供するようなことをしているのです。夜のイメージが強い店の"ランチ営業"では、意外に在るパターンかもしれません。

そしてここで選んだスープがРассольник(ラッソーリニク)でした。

Рассольник(ラッソーリニク)は「塩漬けキュウリが入ったスープ」ということになります。「塩漬け」と言っても、「寧ろピクルス?」という感じのモノが入っている例も多い感じです。

Рассольник(ラッソーリニク)というスープそのものは、随分と古くから親しまれているモノであるようです。Ленинградский(レニングラツキー)と言う場合には、「ソ連時代にレニングラードの流儀として普及したレシピ」ということらしいです。正直、「Рассольник(ラッソーリニク)とは?」とでもサハリンの人に訊ねれば「小さく刻んだキュウリが入っているスープ」という話しになるのですが、「Рассольник Ленинградский(ラッソーリニク・レニングラツキー)とは?」とでも訊ねると「Ленинградский(レニングラツキー)??」となる場合が殆どです。

Рассольник(ラッソーリニク)というスープは、塩漬けキュウリや他の様々な野菜、肉類(ハムやソーセージの場合も見受けられます)を細かく刻んだモノを沢山入れて、若干の香辛料も利いている感じの場合が殆どです。恐らくこれば「ソ連時代にレニングラードの流儀として普及したレシピ」ということなのだと思います。「何種類かのスープから好みのモノを選ぶ」ということになっていれば、Рассольник(ラッソーリニク)が選択肢に入っている場合は意外に多いようにも見受けられます。

多少熱いスープを、"飲む"というよりも"食べる"という感じで頂くのは、殊に寒い日には非常に好いものです。寒さが増して行く時季ですが、同時に「方々で頂くスープが殊更に美味しい」という時季と言えるかもしれません。

Селёдки(セリョートキ)=ニシン:コルサコフの"老舗"<PINGUIN-BAR>(2018年11月17日)

色々な国や地域に「酒を造って嗜む」という文化が在る訳ですが、酒と併せて「定番な肴」というモノも発展します。

コルサコフには、「小規模な醸造を行って、出来たビールを供するビアバー、カフェを営む」という、サハリンでは比較的よく見受けられる業態の"草分け"のような存在かもしれない店、<PINGUIN-BAR>が在ります。オーストリアとロシアの合弁企業が運営し、「ドイツの流儀の美味いビール」を醸造し、販売しているのですが、ポピュラーな「定番な肴」も多々提供しています。

↓久し振りに立寄って、こういう具合なモノを頼んでみました。黒ビールと「定番な肴」を愉しみました。
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↑ビールには「ソーセージが合う?」と思って頼んだのですが、同時に「ニシン」も頼みました。ニシンは「大き目な1尾の半身」という感じでヴォリュームが在り、付け合せのジャガイモや豆、更にタマネギも付いて、なかなかに本格的でした。

ロシアでは「塩漬けのニシン」と言えば、「ビールやウォッカの肴はコレ!!」という感じで、なかなかにポピュラーです。サッパリした飲み口のビールには、濃い塩味のニシンが合うということなのでしょう。

北海道では<鰊切込>という、塩辛の一種を頂きますが、ロシアで頂く塩漬けニシンは、何処となくこの<鰊切込>を想起させるモノです。

「拘りの自家醸造ビール」を供する"老舗"の<PINGUIN-BAR>ですが、「定番の肴」であるニシンに関しても、なかなかに大きく立派なモノが供されていました。

↓ポピュラーな肴等の料理に関しては、不慣れな人でもモノをイメージし易いような、写真が入ったメニューで頼むことが出来ます。
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ビールを2杯も頂き、画のようなソーセージやニシンも頼むと、「千ルーブル紙幣を出して釣銭」という按配です。気分的には「何枚か千円紙幣を入れた財布をポケットに押し込んで街へ出て、千円紙幣で釣銭が出るような価格で、道草してビールを1杯頂いた」というような感じです。

こういう具合に、「手軽に"定番"な感じのモノを愉しむ」という場所は、サハリンの街には存外に多く在ります。

Лимонад(リモナード)=レモネード(2018年10月20日)

何となく「ハンバーガーを頂き、適当なサイドメニューを摘まみ、ビールを」というようなことにする夕食が気に入って、それを頂く機会が多いのですが、時には「余り頼まない飲物」というようなことを思い付く場合も在ります。

↓そこで御登場願ったのが、このЛимонад(リモナード)=レモネードです。
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↑顔馴染みな店員さんが「何時もと違うお飲物ですね?」と出してくれました。

Лимонад(リモナード)というロシア語の言い方に関しては「フランスから伝わって、フランス語に由来する呼び方?」と想像させます。ロシア語にはそういうパターンが存外に多いようでもありますから。フランス語は「Limonade」と綴るそうで、発音も「リモナード」ということのようです。

日本国内でもレモナードを供する場所は多々在るのだとは思いますが、個人的には「そう言えば視掛けない?」というようにも感じます。ユジノサハリンスクでは、この写真の店を含めて、幾分レモナードが見受けられる感です。

顔馴染みな店員さんが言う「何時も」はビールのことで、190ルーブルなのですが、このレモネードは200ルーブルです。

「ビールより高いソフトドリンクのレモネード」ということになります。が、このレモネードはカットしたレモン、ライム、オレンジが入っていて、実に美味いのです。

ユジノサハリンスクの飲食店も含む店で、支払うべき金額の下二桁が「60」となった場合、筆者の視た感じでは9割位の確率で「10ルーブルございませんか?」と店員さんに言われます。そういう意味で、「10ルーブル硬貨」は財布の隅に残しておきたいのです。が、だからと言ってビールとレモネードの差額の10ルーブルを惜しんで、どうなるものでもありません。

この実に美味いレモネードは、時々酷く欲しくなる飲物です。

レストランで料理に添えられる黒パン...(2018年10月14日)

食事を摂る店で、料理を頼む場面を思い浮かべて下さい。

メニューに在るモノで気に入ったモノを選び、現れた店員さんに「これとこれ...それからこれも...」と料理を適当に頼むと「お飲物は?」と店員さんに尋ねられます。

この「お飲物は?」というのはユジノサハリンスクでも在りますが、日本国内でもよく在ります。飲物に関しては「とりあえず飲物から...」と、先に御願いして、飲物が運ばれて来た辺りで料理を頼むというのもよく在るかもしれません。

こういう様子に関して、ユジノサハリンスクの店では「多分、日本国内では見受けられない?」ということが時々在ります・

ユジノサハリンスクの店で、「これとこれ...それからこれも...」という具合に適当に料理を頼むと、店員さんが「パンは如何なさいますか?」と尋ねて来る場合が在ります。ロシアの流儀の食卓では、料理に何となくパンが添えられるのが「当然視」されている訳です。

そんな時には「別に要らない...」というのも在りですが、「では当地の流儀に則ってパンを所望しよう」というのも悪くありません。殆どの場所で、パンは複数の種類が用意されています。

↓筆者はそういう場面で頼むなら、この種のモノを選びます。
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↑「チョールヌィー」(黒)と指定する訳です。

「黒」と聞けば、"本格焼酎"を思い出してしまうということも在りますが、ここでは「ライ麦パンの系譜になるパン」のことです。

一般的に「ライ麦パンの系譜」が「黒パン」と呼ばれているようですが、ライ麦を使っても視掛けが必ずしも黒くないモノも在るそうです。が、黒パンは「ナチュラルな"パンらしい"ような感じ」もして、筆者は非常に好みます。

「黒パン」はドイツ語圏や北欧、ロシア等の欧州東部で広く食べられているモノということです。ユジノサハリンスクでも色々と売られていて、食事を摂る店でも頻繁に登場します。

↓何となく愛用のカメラを持っていたので、カメラの性能を発揮して頂くことにして、摘まむ前に写真を撮ってしまいました。
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ユジノサハリンスクでは、パンは相対的に安価であるように見受けられます。個別の店毎に事情は異なりますが、この写真を撮ってしまった近所のロシア料理の店では、500ml入りの最も安価なミネラルウォーターが50ルーブルであるのに対し、写真の黒パンが25ルーブルでした。

こういう黒パンを齧りながら、気に入っているスープや料理を頂くというのは、実に楽しいものです。

<鮭の押し寿司>(2018年09月21日)

ユジノサハリンスクにも「日本料理店」は見受けられます。稚内市サハリン事務所の近くにも、現在の場所で営業を始めてから15年以上になる、既に老舗と言う感の日本料理店が在ります。

↓その近所の店の人気メニューの一つです。<鮭の押し寿司>です。
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↑先日、公私に亘って交流が在る方と御一緒した際に「そう言えばアレが頂きたい!」と頼んでみたのでした。

日本国内で<鮭の押し寿司>と聞いて思い浮かべるモノと、少し様子が異なります。確かに"押し寿司"の形ですが、「融けるチーズ」が乗っていて、鮭にも熱が通っています。そしてやや甘味が加わった調味料も点いています。

国外で「日本料理」というように言う場合、色々と在るのだと思われます。「日本ではこういうモノを、こういう具合に頂くという流儀が普通で、試してみると好い」という具合に「日本で頂かれているモノにかなり近い」という状況で供される料理の他方、「土地の人達の好みに寄り添った形にアレンジを加え、"日本の流儀"ということで供されている」というモノが色々と見受けられるようです。

この<鮭の押し寿司>は、魚と米飯とを用いる"押し寿司"という「日本の流儀」な料理に関して、「土地の人達の好みに寄り添った形にアレンジ」で供しているモノということになります。

↓何処となく「クリームソースを合わせた魚が入る料理」という趣きも感じられるモノです。
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↑長くユジノサハリンスクで営業している店の「日本の流儀を加えたロシアの料理」というような感もする一品です。

勿論、この店でも「日本の店で供されるような握り寿司」というような料理も供され、そちらも人気は高いのですが、それでもこの「アレンジされた<鮭の押し寿司>」は人気です。

結局、国や地域を問わず、「あの国ではこういう流儀が在って、人気が高いらしい」と調理方法やモノが紹介される他方で、「それは好いが、寧ろこういう位にした方が、自分達の好みなのでは?」とアレンジが加えられるような動きも生じて、そういう連動する両者によって地域の食文化が豊かになって行ったという経過が在るような気がします。或いはこの<鮭の押し寿司>は、そうしたことの典型かもしれません。

チーズケーキとカフェモカ(2018年09月12日)

住んでいる街であれ、何かでほんの数日間の滞在をする街であれ、居心地が好く、美味しいモノが出て来るカフェに出くわすと嬉しいものです。

とりあえず現在「住んでいる街」ということになるユジノサハリンスクにもそういう場所が幾分在り、少しの間離れていると、そういう場所が少しだけ懐かしくなることも在ります。

↓「店内で頂く」ということにすると、少し華やかに飾り立てた状態で出て来る、近所のカフェのチーズケーキです。
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↑この日はジャムのようなソースが、しっとりとしたチーズケーキに載り、チョコレート味のアイスクリームが添えられました。

↓華麗なラテアートのカフェモカと合わせて、ゆったりと頂きました。
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時々、こういう「一寸した寄り道」ということをするのが、酷く愉しく思えることが在ります。

華麗なラテアートが施されたキャラメルマキアート(2018年08月18日)

稚内からサハリンへ出ることになっていたのですが、「台風21号」の関連等で海上荒天である多方、9月7日から催事が続く関係上どうしても出たいということで「酷い遠回り」という経路を辿ることになりました。その遠回りの経路の途中ですが、方々で色々と交通の乱れが生じてしまっていたようでした。

↓稚内での催事の関係でユジノサハリンスクを発った少し前に撮って在った写真です。
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↑気に入っている近所のカフェのキャラメルマキアートです。

こういう「どうでもいいモノでは?」というような手近なモノの写真が、「モノが手近に在る場所」を少しばかり離れた際には「妙に懐かしい...」というように感じられます。

とりあえず、これとの"再会"が何となく楽しみです。

ノンアルコールビール...(2018年08月17日)

「ユジノサハリンスクで頻繁に視掛ける多方、稚内で視掛ける機会が少ない?」というように思えるモノは色々と在ります。

↓そういうモノの一つがこれです。
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↑一見、何の変哲も無いビールですが、少し違います。所謂「ノンアルコールビール」です。

ユジノサハリンスクでテレビを視れば、いろいろなコマーシャルが流れますが、様々なメーカーによる"ノンアルコールビール"のコマーシャルは「比較的多く視掛ける?」というように思います。

飲食店でも、色々な種類のノンアルコールビールを視掛けます。そして飲んでいる人達も存外に多く視掛けます。

スーパー等では、「普通のビール」が並んでいる場所に混じって並んで売られています。ロシアの法律で「午後10時以降はスーパー等の商店で酒類の販売はしない」ということが決まっていますが、「アルコール0%」を謳うノンアルコールビールも、酒類と一緒に売られているので、結局買い求めることは適いません。(午後10時以降でも、飲食店で酒類を頼んで呑むことは出来ますが。)

ノンアルコールビールに関しては、何となく「材料由来の仄かな甘味が交じる場合も在る、基本的には甘味料が入らない飲み物」という感じで、「様々な食事に意外に合う」というような気もします。店でボトルを求める場合も、飲食店で頂く場合も、価格帯は「普通のビールの安価な部類のモノ」と大差は無いように見受けられます。

写真に写っている<Bavalia>(ババリア)というのは、ビールで有名なドイツのバイエルン地方を指し示す名なので、初めて見た時に「ドイツのモノ、またはドイツの業者の製品のライセンス生産?」と思ったのですが、求めようとした飲食店で「ビェスアルコゴーリ?」と尋ねられ、ノンアルコールビールなのだと気付きました。

飲食店で「ビェスアルコゴーリ?」と尋ねられた意味は「これはノンアルコールビールですけど、構わないのですか?」という程度のことだと思います。筆者は、余程ビールをガブガブ呑むようにでも見えたのでしょうか?初めての時、「構わない...」とお願いして飲んでみて、「意外に悪くない...」と思った訳です。

今後も、様々な銘柄のノンアルコールビールを試してみることになりそうです。