Кукуруза (Хоккайдо, Япония)=とうきび(日本 北海道) (2019年01月12日)
スーパーに寄って買物をしていて、「目の端に"漢字"が見えたような気がした...」と思って辺りを伺いました。
そうすると「天塩川」という文字が入ったパックの商品が在りました。「あっ!"とうきび"...」と注目しました。
("とうきび"は"トウモロコシ"と言う方がより一般的なのでしょうが、北海道では"とうきび"と言う方が普通で、筆者の語彙の中でも"トウモロコシ"というのは直ぐには出て来ません。ここでは"とうきび"で通します。)
そのパックには見覚えも在りました。道北9市で取り組んだ<道北物産展>でサハリンへの輸出を試行した経過が在る品物でした。士別で加工されているモノです。パックされたモノは、そのまま開けて食べられるモノで、湯煎するか電子レンジで温めるのも好く、料理の材料にも出来る訳です。
店内の「天塩川」という文字が入ったパックの"とうきび"の直ぐ横に、「これは何処のモノ?」という"とうきび"が在りました。こちらはパックにロシア語の文字が沢山入っているモノで、ロシア国産なのか、ロシア向け輸出を意識してロシア語のパッケージにしているのかというモノでした。
↓結局、視掛けた"とうきび"を両方共求めてみました。
12-01-2019 hokkaido.jpg
↑手前の「1本のパック」には「天塩川」の文字が判ると思います。これが道内からの輸出品です。奥の2本入った方が、「これは何処のモノ?」と思いながら求めてみたモノです。
「天塩川」の文字が入った道内からの輸出品はレシートを見ると「Кукуруза (Хоккайдо, Япония)」=とうきび(日本 北海道)と記されます。価格は318ルーブルでした。
「これは何処のモノ?」という方は、タイのモノをロシア語圏への輸出向けにパックしたというモノのようでした。こちらは2本入って179ルーブルでした。「2本」と言っても400グラムで、1本の「天塩川」が330グラムというのと比べて、内容量として倍であるという程でもありません。
両方共、ゆっくりと頂いてみました。2本入りのタイのモノに比べて、道内産というモノの方がより甘い感じがしました。筆者が北海道の人間なので「これ!懐かしい感じの味だ!」と強い好感を抱くということが在るので、「どちらが本当に美味いのか?」は、筆者には判定が困難であると思います。個人的には「天塩川」という方を「より美味しい」と思って頂きました。
味に関しては食べる方の好みも在るでしょうし、利用方法によって「何方がより使い易いか?」ということも在ると思います。が、単純に価格としては「330グラム=318ルーブル」と「400グラム=179ルーブル」です。北海道内のモノ、日本国内のモノを輸出するとして、ロシアでの流通ルートに乗って販売に供されるようになる時、「似たようなモノがより安価に売られている例が幾らでも在る」という中、「簡単に販売が伸びるでもない?」という状況は在り得る訳です。
「Кукуруза (Хоккайдо, Япония)」=とうきび(日本 北海道)が318ルーブルでした。
例えば、平日にやや安価に昼食を提供という飲食店では、350ルーブル程度で「ランチ」というモノー大概はサラダ、スープ、メインという感じなモノーを出している例が見受けられます。例えば、320ルーブル前後で、かなりヴォリュームの在る―「半分で好い...」という人も多いようなヴォリュームです。―サンドイッチが求められるファストフード店が見受けられます。ユジノサハリンスク空港と街中とのタクシー代が350ルーブルという例-10km程度走ることになります。-も在りました。
単純に「最近の外貨レート」で換算するのではなく、「似たような価格帯で求められるモノ、受けられるサービス」ということで思い当たる例を挙げてみると、「どういう価値のモノ?」がより一層浮かび上がるのだと思います。こういうように考えると、北海道内から輸出の"とうきび"は「安価とは言い悪い」と見受けられます。
それでも一定以上の量の販売が可能ということで輸出入の話しが日ロ双方の関係者間で纏まり、「普通に店頭に並んでいる」というようになった訳です。これは多くの関係者の皆さんの努力です。
そうすると「天塩川」という文字が入ったパックの商品が在りました。「あっ!"とうきび"...」と注目しました。
("とうきび"は"トウモロコシ"と言う方がより一般的なのでしょうが、北海道では"とうきび"と言う方が普通で、筆者の語彙の中でも"トウモロコシ"というのは直ぐには出て来ません。ここでは"とうきび"で通します。)
そのパックには見覚えも在りました。道北9市で取り組んだ<道北物産展>でサハリンへの輸出を試行した経過が在る品物でした。士別で加工されているモノです。パックされたモノは、そのまま開けて食べられるモノで、湯煎するか電子レンジで温めるのも好く、料理の材料にも出来る訳です。
店内の「天塩川」という文字が入ったパックの"とうきび"の直ぐ横に、「これは何処のモノ?」という"とうきび"が在りました。こちらはパックにロシア語の文字が沢山入っているモノで、ロシア国産なのか、ロシア向け輸出を意識してロシア語のパッケージにしているのかというモノでした。
↓結局、視掛けた"とうきび"を両方共求めてみました。
12-01-2019 hokkaido.jpg
↑手前の「1本のパック」には「天塩川」の文字が判ると思います。これが道内からの輸出品です。奥の2本入った方が、「これは何処のモノ?」と思いながら求めてみたモノです。
「天塩川」の文字が入った道内からの輸出品はレシートを見ると「Кукуруза (Хоккайдо, Япония)」=とうきび(日本 北海道)と記されます。価格は318ルーブルでした。
「これは何処のモノ?」という方は、タイのモノをロシア語圏への輸出向けにパックしたというモノのようでした。こちらは2本入って179ルーブルでした。「2本」と言っても400グラムで、1本の「天塩川」が330グラムというのと比べて、内容量として倍であるという程でもありません。
両方共、ゆっくりと頂いてみました。2本入りのタイのモノに比べて、道内産というモノの方がより甘い感じがしました。筆者が北海道の人間なので「これ!懐かしい感じの味だ!」と強い好感を抱くということが在るので、「どちらが本当に美味いのか?」は、筆者には判定が困難であると思います。個人的には「天塩川」という方を「より美味しい」と思って頂きました。
味に関しては食べる方の好みも在るでしょうし、利用方法によって「何方がより使い易いか?」ということも在ると思います。が、単純に価格としては「330グラム=318ルーブル」と「400グラム=179ルーブル」です。北海道内のモノ、日本国内のモノを輸出するとして、ロシアでの流通ルートに乗って販売に供されるようになる時、「似たようなモノがより安価に売られている例が幾らでも在る」という中、「簡単に販売が伸びるでもない?」という状況は在り得る訳です。
「Кукуруза (Хоккайдо, Япония)」=とうきび(日本 北海道)が318ルーブルでした。
例えば、平日にやや安価に昼食を提供という飲食店では、350ルーブル程度で「ランチ」というモノー大概はサラダ、スープ、メインという感じなモノーを出している例が見受けられます。例えば、320ルーブル前後で、かなりヴォリュームの在る―「半分で好い...」という人も多いようなヴォリュームです。―サンドイッチが求められるファストフード店が見受けられます。ユジノサハリンスク空港と街中とのタクシー代が350ルーブルという例-10km程度走ることになります。-も在りました。
単純に「最近の外貨レート」で換算するのではなく、「似たような価格帯で求められるモノ、受けられるサービス」ということで思い当たる例を挙げてみると、「どういう価値のモノ?」がより一層浮かび上がるのだと思います。こういうように考えると、北海道内から輸出の"とうきび"は「安価とは言い悪い」と見受けられます。
それでも一定以上の量の販売が可能ということで輸出入の話しが日ロ双方の関係者間で纏まり、「普通に店頭に並んでいる」というようになった訳です。これは多くの関係者の皆さんの努力です。
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