冬のユジノサハリンスク市街を鳥瞰:スキー場<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)(2018年01月04日)
ロシアのカレンダーでは1月は「1日から8日まで」が「赤い文字」の「休日」です。
こういう具合なので「他地域へ出掛ける」という話しも随分と耳にしますが、他方に地元でゆっくりしている方も大勢居るようです。街の雰囲気は、ひっそりとした1月1日のような感じが終わって、何となく「通常の土日や祝日」というような様子になっていると見受けられます。
そうした中、平日、休日を問わずに「"24時間営業"が便利」と朝食に寄ることが多いカフェに、普段よりやや遅めな時間帯に朝食を愉しみに出て、朝食後に戸外を少し歩きました。すると「スキーウェアにヘルメット着用で、スノーボードを抱えて歩いている」という人を視掛けました。
ユジノサハリンスクでは「スキーウェアにヘルメット着用で、スノーボードを抱えて歩いている」というような人を存外な頻度で、「街中」で視掛けます。「その気になれば、フラフラと歩いて行けるような場所」に立派なスキー場が在るのです。
そういう様子に気付き、空を見上げれば「穏やかな冬の好天」で「蒼!」の中に白い雲が流れていて、辺りの積雪が眩しい状況になっていました。「一寸、行ってみよう...」とスキー場まで歩いてみました。
スキー場辺りに着けば、なかなかに賑わっていて、スキーやスノーボードを愉しもうという人達が溢れていました。人が溢れているように一瞬視えたものの、ゴンドラのチケット売場の列は「知れている...」ような程度であったので、そこに並びました。
スキー場のゴンドラのチケットですが、多くの皆さんが、日本国内では主に大都市圏等で鉄道やバスに乗車する場面で用いる「交通系ICカード券」のようなモノを持っていて、チケット売場で「〇時間利用」というように申し出て、お金を払って―現金払いもカード払いも出来るようでした。―"チャージ"して貰っていました。後で様子を視れば、ゴンドラのゲートに「交通系ICカード券」利用可能区間の駅で見受けられるような小さ目な装置が据えられていて、カードを翳してゲートを潜っていました。
筆者は特段にその種のICカード的なモノを所持しているのでもなく、また「ゴンドラで一寸上まで上がって、景色を見て下りて来る」という考えだったので「どうしたものか?」と思いながら列に並んでいました窓口でその旨を申し出ると、スキーのオフシーズンにゴンドラに乗る時と同じ仕組みで乗ることが出来ると判り、オフシーズンにも使う「赤いカード」の券を240ルーブルで求めることが出来ました。この「赤いカード」は、「2本目のゴンドラ」に乗る時に回収され、下りる時には普通にゴンドラに乗ってしまえばそれで構わない仕組みです。
↓スキーやスノーボードを愉しもうという人達に交ざって、2本のゴンドラを乗り継いで辿り着いた頂上付近からの眺望です。
冬の市街を眺望 04-01-2018 (1).jpg
↑真中辺りの広い道路がパベーダ通で、右側が北寄り、左側が南寄りです。正面奥の雪を被った山地が街の西方向で、山地を越えると日本海側に至ります。
こうして眺めると、「積雪地域は冬季が美しい?」というようなことを想ってしまいます。この画の方角は、夕刻に街から見上げると「白く光る道」のようにコースが視えている側です。が、街から視え悪い方向にもコースは何本も在り、ゴンドラで上に着いた人達はスキーやスノーボードで滑走する準備を整えると、思い思いに目指すコースへ散らばっています。
※(注記)過日、照明が点いたスキー場を街から見上げた経過は下記の記事で御紹介しました。
>>スキー場<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)の灯り(2017年12月27日)
↓頂上付近には、飲物や軽食を愉しむことが出来る場所も設けられています。
冬の市街を眺望 04-01-2018 (2).jpg
↑氷点下10°Cを少々上回る程度の気温で、高い場所なので時々冷たく強めな風が抜け、少し寒かったので温まりました。
↓やがて「上り」とは異なって"貸切"になる「下り」のゴンドラで「乗換」の辺りに下りた時の眺望です。
冬の市街を眺望 04-01-2018 (3).jpg
↑こちらの方は、子ども達や初心者の皆さんが多くスキーやスノーボードを愉しんでいました。
<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)は、こうして実際に営業中に訪ねてみれば「何となく思う以上に、人々に身近な存在」に視えました。が、それ以上に「スキーやスノーボードをやるのでもない、"一寸上がってみたい"という人に開かれている」という状況に、少々驚かされもしました。或いは、「スキーやスノーボードをやるのでもない」状況では、上がることが出来ない場合も在ると思いながら寄ってみたので、「非常に好かった」と喜んでいます。
スキーやスノーボードを愉しむのであれば、<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)は好い場所ですが、ここから望む「冬季の"地域らしさ"が滲む街の眺望」も素晴らしいものです。
こういう具合なので「他地域へ出掛ける」という話しも随分と耳にしますが、他方に地元でゆっくりしている方も大勢居るようです。街の雰囲気は、ひっそりとした1月1日のような感じが終わって、何となく「通常の土日や祝日」というような様子になっていると見受けられます。
そうした中、平日、休日を問わずに「"24時間営業"が便利」と朝食に寄ることが多いカフェに、普段よりやや遅めな時間帯に朝食を愉しみに出て、朝食後に戸外を少し歩きました。すると「スキーウェアにヘルメット着用で、スノーボードを抱えて歩いている」という人を視掛けました。
ユジノサハリンスクでは「スキーウェアにヘルメット着用で、スノーボードを抱えて歩いている」というような人を存外な頻度で、「街中」で視掛けます。「その気になれば、フラフラと歩いて行けるような場所」に立派なスキー場が在るのです。
そういう様子に気付き、空を見上げれば「穏やかな冬の好天」で「蒼!」の中に白い雲が流れていて、辺りの積雪が眩しい状況になっていました。「一寸、行ってみよう...」とスキー場まで歩いてみました。
スキー場辺りに着けば、なかなかに賑わっていて、スキーやスノーボードを愉しもうという人達が溢れていました。人が溢れているように一瞬視えたものの、ゴンドラのチケット売場の列は「知れている...」ような程度であったので、そこに並びました。
スキー場のゴンドラのチケットですが、多くの皆さんが、日本国内では主に大都市圏等で鉄道やバスに乗車する場面で用いる「交通系ICカード券」のようなモノを持っていて、チケット売場で「〇時間利用」というように申し出て、お金を払って―現金払いもカード払いも出来るようでした。―"チャージ"して貰っていました。後で様子を視れば、ゴンドラのゲートに「交通系ICカード券」利用可能区間の駅で見受けられるような小さ目な装置が据えられていて、カードを翳してゲートを潜っていました。
筆者は特段にその種のICカード的なモノを所持しているのでもなく、また「ゴンドラで一寸上まで上がって、景色を見て下りて来る」という考えだったので「どうしたものか?」と思いながら列に並んでいました窓口でその旨を申し出ると、スキーのオフシーズンにゴンドラに乗る時と同じ仕組みで乗ることが出来ると判り、オフシーズンにも使う「赤いカード」の券を240ルーブルで求めることが出来ました。この「赤いカード」は、「2本目のゴンドラ」に乗る時に回収され、下りる時には普通にゴンドラに乗ってしまえばそれで構わない仕組みです。
↓スキーやスノーボードを愉しもうという人達に交ざって、2本のゴンドラを乗り継いで辿り着いた頂上付近からの眺望です。
冬の市街を眺望 04-01-2018 (1).jpg
↑真中辺りの広い道路がパベーダ通で、右側が北寄り、左側が南寄りです。正面奥の雪を被った山地が街の西方向で、山地を越えると日本海側に至ります。
こうして眺めると、「積雪地域は冬季が美しい?」というようなことを想ってしまいます。この画の方角は、夕刻に街から見上げると「白く光る道」のようにコースが視えている側です。が、街から視え悪い方向にもコースは何本も在り、ゴンドラで上に着いた人達はスキーやスノーボードで滑走する準備を整えると、思い思いに目指すコースへ散らばっています。
※(注記)過日、照明が点いたスキー場を街から見上げた経過は下記の記事で御紹介しました。
>>スキー場<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)の灯り(2017年12月27日)
↓頂上付近には、飲物や軽食を愉しむことが出来る場所も設けられています。
冬の市街を眺望 04-01-2018 (2).jpg
↑氷点下10°Cを少々上回る程度の気温で、高い場所なので時々冷たく強めな風が抜け、少し寒かったので温まりました。
↓やがて「上り」とは異なって"貸切"になる「下り」のゴンドラで「乗換」の辺りに下りた時の眺望です。
冬の市街を眺望 04-01-2018 (3).jpg
↑こちらの方は、子ども達や初心者の皆さんが多くスキーやスノーボードを愉しんでいました。
<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)は、こうして実際に営業中に訪ねてみれば「何となく思う以上に、人々に身近な存在」に視えました。が、それ以上に「スキーやスノーボードをやるのでもない、"一寸上がってみたい"という人に開かれている」という状況に、少々驚かされもしました。或いは、「スキーやスノーボードをやるのでもない」状況では、上がることが出来ない場合も在ると思いながら寄ってみたので、「非常に好かった」と喜んでいます。
スキーやスノーボードを愉しむのであれば、<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)は好い場所ですが、ここから望む「冬季の"地域らしさ"が滲む街の眺望」も素晴らしいものです。
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