夜明け前のパベーダ通(2017年09月17日)

「早朝の明るくなる時間帯」というのは、何時の間にか変わるものです。

少し前まで、早朝の6時台には明るかったのですが、何時の間にか「明るくなるのは7時頃」という感じになっています。

こういうようになっている現在の時季、早朝6時台に目を開けて、何となくテレビを点けると画面の端に「22:XX」と夜10時台の時刻表示が現れる場合が在ります。

「窓の外は暗い?未だ夜?眠ってしまったのは何時だった?然程長く眠っていないのか?未だ夜の10時台?昨日は午後10時には未だ起きていたような?」と訳が判らなくなります。これは、一部のテレビチャンネルで、8時間の時差が在るモスクワのコンテンツをそのまま流しているからです。これはラジオでも一部在ることで、サハリンの夕方に「おはようございます!」というラジオの声が聞こえて来る場合が在るのですが、それはモスクワのコンテンツをそのまま流しているからに他なりません。

そういう訳で、サハリンでは「時計代わりにテレビを点けてみる」というようなことは、何となく奨められません。で、結局は確りと時計で時刻を確認します。

早朝の6時台に戸外へ出てみることにします。

↓これはパベーダ通の様子です。「休日の早朝」は、恐らく「最も静か」な時間帯で車輛も疎らです。が、時々ジョギングに勤しんでいる方を視掛けます。
2017年09月17日 夜明け前.jpg
↑パベーダ通はユジノサハリンスクを東西に横切る通で、街を南北に貫いている西寄りのレーニン通、東寄りのミール通と交差し、街の東側の丘陵の麓を南北に延びるゴーリキー通に至ります。

このパベーダ通には、5つのランプを備えた大き目な街灯が設置されています。夜にこれが灯るとなかなかに美しい感じで、この大きな街灯の光が暗い空に流れる雲に乱反射しているような感じに視えます。

画の中央のやや下、少し左寄りに「135」という数字が視えます。これは「建都135年」ということのようで、ゴーリキー通を見下ろす丘陵の上に据えられているランプです。

このパベーダ通が突き当たったゴーリキー通に面して大聖堂が聳え立っています。

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