ユジノサハリンスク市行政府 本庁舎(2017年07月23日)

↓日が傾いて、日没時刻が近付くと、ユジノサハリンスク市行政府の本庁舎では、建物を照らし出す照明が灯り始めます。
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↑ガラス張りになっている中央の扉に"人のシルエット"のようなモノが視えていますが、これは庁舎と向き合うように広場に立っている巨大なレーニン像です。

ユジノサハリンスク市行政府の本庁舎は、レーニン像が立っている広場からレーニン通を挟んだ正面に在ります。

この本庁舎は市長や副市長の執務室や会議室、幾つかの部局が入っています。ユジノサハリンスク市行政府には色々な部局が在りますが、各部局は市内の方々で分庁舎として使われている建物に入っています。この本庁舎で全ての用事が足りるということでもないようです。

稚内市との交流で御世話になる「国際・地域間関係担当部」はこの本庁舎の1階に事務室が在ります。

建物の壁、上の方に支障が飾られています。市章は、暗くなるとライトが点くような仕掛けになっています。よく視ると、入口のガラス扉の奥にも大きな市章が飾られていて、それにも灯りが入っています。

この建物そのものは、少し長い経過が在る建物のようです。少なくとも1990年代前半には在った建物で、その時点で多少年季が入っていたことを筆者は記憶しています。2000年代に入ってから外壁材を綺麗に貼って外見が美しくなり、やがて内装も綺麗に改修しています。階段の一部等の例外的な個所を覗くと「随分、新しい庁舎だ...」という印象を受ける場所です。このユジノサハリンスク市の庁舎に限らず、やや古い建物の外観を改修している例は、方々に多く見受けられます。

庁舎の直ぐ前の少し広い場所ですが、催事の際に"特設ステージ"が作られる場合も在ります。

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