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小さな駅舎を旅立ち心機一転 地域に溶け込む店にー塩田津に「UNDERSTAND」オープン 嬉野市

2023年4月17日

< UNDERSTAND >

「UNDERSTAND」店内。明るく広々としていて、一人でも、子ども連れでも利用しやすい

長崎県東彼杵町にある小さな駅・JR千綿駅―そのレトロな駅舎内にあり人気を博した「千綿食堂」。昨年、惜しまれながら閉店したその店の店主・湯下龍之介さんが3月7日、塩田津(嬉野市塩田町)の通り沿いにある古民家を改装し、カフェをオープンしました。塩田の美しい町並みにひかれ、出店を決意したという湯下さん。内装からインテリア、食器、メニューにいたるまですべてをディレクションし、「自分の部屋のような空間です」と穏やかに笑います。

店主の湯下龍之介さん。サラリーマンを経て千綿食堂をオープンした。「訪れる人も、働くスタッフも、自分自身も幸せ過ごせるようにしたい」と話す

店の看板メニューは、千綿食堂時代から出しているスパイスカレー。もともとカレーが好きで、飲食店を始める前のサラリーマン時代から試行錯誤を重ねてきたのだそう。個性的なスパイスの香りをまといながらもまろやかで、老若男女誰もが親しめる味わいです。ひとつひとつ丁寧に作られているのが分かる副菜も彩り豊かに添えられています。まずはカレーだけ、途中から副菜と混ぜて味変して...自由に楽しみましょう。

「UNDERSTAND Curry」(1350円)。ドリンクとのセットは1600円。複雑なスパイスの香りが後を引き「また食べたい」と思わせてくれる

その他メニューはドリンクが中心。湯下さんこだわりの「北海道ミニソフトクリーム」(500円)や、ドリンクがカスタムできる「クリームソーダ」(650円)もあるので、食後のカフェタイムに訪れるのもよさそうです。

店内のどこを切り取っても絵になる。湯下さんのセンスが光る店内のインテリアや雑貨にも注目

店名の「UNDERSTAND」に込めたのは、自分自身がこの地域やここで暮らす人たちのことを理解したい、利用する人たちにも理解し、知ってほしい、そんな思い。近所の子どもたちからおじいちゃん、おばあちゃんまで、さまざまな人が集い、思い思いに過ごせるような場所を目指しています。食事はもちろん、コーヒーを飲みながら昼下がりの時間をゆっくり過ごしたり、おやつにソフトクリームを食べに行ったり。スタイリッシュだけど不思議と落ち着くー毎日でも通いたくなるような居心地のよさを、ぜひ体感してください。(岩永真理子)

塩田津の風情ある通りにある古民家を改装。外観と内装とのギャップもまたおもしろい

DATA

UNDERSTAND(アンダースタンド)
住/嬉野市塩田町馬場下甲717-1
電/070-1949-9043
営/12:00〜 (注記)SNSで確認を
休/土・日曜、祝日
駐/塩田津町並み駐車場利用(無料)
IG/chiwatashokudo

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