森林セラピー「森の案内人」による間伐体験(平成28年8月28日)
平成28年8月28日(日曜日)、山口市徳地の森林セラピー基地で活動している「森の案内人」13名の方に、滑山国有林で間伐作業を体験していただきました。作業に入る前に当所職員が、地拵え、苗木の植付や下刈などこれまでに行われてきた作業と、これから行う間伐作業の効果や必要性などについて説明しました。
[画像:280831-1][画像:280831-2]
間伐作業がいざスタート!
参加者は、「うっそうとした林内を明るくすること!」を目標に、3班に分かれて作業開始です。
どの木を選んで切るのか、倒す方向の見極めには熟練が必要です。参加者たちは、実際に切る木の前に立つと、
「右側に倒すとあの木にひっかかって倒れないかも...」、「左だといいんじゃないか?」と他の参加者や当所職員と積極的に話し合い、
悪戦苦闘しながらも作業を進めることができました。
[画像:280831-3][画像:280831-4]
伐倒後は、「林内がとても明るくなった!」、「きつかった〜、一人で一本は大変...」などといった声が聞こえ、
参加者はそれぞれに間伐前後の森の変化に気づいたり、作業の大変さを感じたりしていました。
[画像:280831-5]
(間伐前)
[画像:280831-6]
(間伐後)
今回の作業は午前中のみ行い、午後からは森の案内人の拠点である野谷集会所で意見交換が行われました。
参加者は、「自分でやってみないと分からないことばかり...」、「一般の人にも森林施業の姿を知ってもらいたい」と話していました。
この間伐作業の体験を通して、参加者の皆様におかれましては、新たな森林の見方や国有林の森林施業について、
体感しながら理解を深めていただくことができたことと思います。
[画像:280831-7]
お問合せ先
山口森林管理事務所
ダイヤルイン:050-3160-6155
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。