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近畿中国森林管理局

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国有林への入林

【注意喚起】

森林内等の作業におけるダニ刺咬予防対策
「マダニ対策、今できること」(国立感染症研究所)(PDF : 2,968KB)

国有林におきましては、管理経営上の支障等がないか確認を行うため、原則として、入林を希望される方に入林届の提出等の事前の手続をお願いしています。
また、入林者や国有林内で働く職員などの安全確保、森林生態系保全の観点等から問題がある場合には、立入を制限することもあります。
このため、入林を希望される方で、下記「入林手続が必要な場合」に該当するときは、入林を希望される国有林を管轄する森林管理署等に入林届等の提出をお願いします。

なお、多くの国有林では、森林法や自然公園法等各種法令により行為制限が設けられています。
各種調査等を目的に入林し、国有林内の動植物を捕獲・採取・伐採等したり、国有林の土地に穴を掘る等の形質変更等を行ったりする場合には、国有林野への入林手続とは別に、制限を行う権限を有する機関(都道府県や環境省等)での各種法令に基づく手続が必要な場合がありますので、入林届の提出前に、入林を希望される国有林を管轄する森林管理署等にご相談ください。

令和5年度秋期におけるクマ類の出没に係る適切な対応について NEWアイコン
本年度は人の居住地とその付近も含め過去にない件数の人身被害が発生しています。今の時期は、冬眠に備え餌を求めてクマの行動圏が拡大しますが、堅果類が凶作の年はさらに行動圏が拡大するなど、意図せずにクマと接近する危険があります。
このため、国有林へ入林する際には、(ア)自治体が出している出没情報などに注意し、単独行動を避ける、鈴などの音の出るものを携帯するなど対策をとること、(イ)クマと出会った際には落ち着いて距離をとること、慌てて走って逃げることはせず、クマを見ながらゆっくり後退するなど、十分に注意をお願いします。
(参考)
「クマによる人身被害の防止に向けた伊藤信太郎環境大臣談話」(令和5年10月24日)
「クマ類の出没対応マニュアル」(令和3年3月改定)

各森林管理署等への連絡先(入林届等の提出先)

  • 各森林管理署等の連絡先、入林届等の提出先は入林届提出先一覧表(令和5年5月)(PDF : 122KB)をご覧ください。
  • 入林手続き等でご不明な点がありましたら、入林を予定される国有林を管轄する森林管理署等にご連絡ください。
  • 提出は、森林管理署等へ持込みによる方法、郵送による方法に加え、インターネット(E-mail)もお選びいただけます。
    直接持込みいただいた際に、勤務時間外又は留守の場合は、森林管理署等の郵便受に投函してください。
  • 入林手続が必要な場合の「1. 鳥獣の捕獲等を行う場合」及び「4. イベント開催、取材、その他の目的で入林する場合」については、接受後の入林届の写しを返送します。
    郵送での返送を希望される場合は、返信用封筒と切手(110円)を入林届と併せて持ち込み又は郵送してください。
  • 複数の森林管理署等の管轄をまたいで入林する場合(県境を越えるときなど)は、それぞれの管轄森林管理署等へ届け出を行っていただくようお願いします。

入林手続が不要な場合

レクリエーションの森、スキー場、野営場、林道(一般車両等の通行を禁止している場合を除く)、登山道、歩道、広場、休憩小屋等の施設が設置されている場所に、登山や森林浴などのレクリエーションを目的に入林される場合は、入林届の提出は不要です。
スキー場やキャンプ場等の利用につきましては、施設管理者によるルール・マナーに沿ってご利用ください。



国有林へ入林する際には、下記にご注意いただくとともに、マナーやルールを守り、みんなが楽しく利用できますようご協力ください。

  1. 登山や森林浴の利用の場合は、自然環境の保護と安全な利用のために、歩道等を外れないよう心がけてください。
  2. 積雪、台風、豪雨等による悪天候時の入林は、雪崩、滑落、落石、倒木、落枝、土石流などの危険が増大しますので、原則として入林しないよう、お願いします。
    このような場合は、立入禁止措置を講じた上で入林を禁止させていただきます。
    なお、災害等の情報のお問い合わせは、管轄森林管理署等までご連絡下さい。
    また、好天時であっても、安全の確保された施設と異なり、自然の中は危険な箇所が数多くありますので、十分ご注意願います。
  3. 林道は、道幅が狭く未舗装の部分がほとんどで落石の危険性もあることから、必要な場合を除き可能な限り通行はお控えください。
    通行の際はスピードを控え安全に通行されるようお願いします。
    また、国有林野内では、工事等を行っている箇所もあり、大型車が通行する場合もありますので、長時間車を離れる場合は、決められた箇所及び離合できる広いところに駐車していただくようご協力をお願いします。
    加えて、一般車両の通行を禁止又は制限している区間等もありますので、詳細は該当森林管理署等へご確認ください。
  4. 施設箇所以外に立ち入り、怪我等があっても、国としては責任を負いかねますことをご理解願います。
  5. 国有林での山菜等の採取について国有林内において、産物(樹木、山菜を含む草本類、きのこ類、岩石及び土砂等)を無断で採取する行為は、森林窃盗に問われることもありますので、このような行為はくれぐれも行わないようお願いします。
    (注記) 森林法(昭和26年法律第249号)
    第197条 森林においてその産物(人工を加えたものを含む。)を窃取した者は、森林窃盗とし、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

入林手続が必要な場合

上記入林手続が不要とされる場合以外で、以下に掲げる目的及び行為を行う場合は、それぞれ入林手続が異なります。
リンク先をご確認ください。

<入林届>
  1. 鳥獣の捕獲等を行う場合
  2. 国有林野内で無人航空機(ドローン、ラジコン機等)を飛行させる場合
  3. 国又は地方公共団体の職員等が国有林野に入林する場合
  4. 上記以外の目的等で入林する場合(イベント開催、取材、調査等)
<許可申請>
  1. 高山植物等を採取する場合

国有林へ入林される皆様へお願い


  • 動植物の保護にご協力ください。
  • 無断で樹木を伐採・搬出した場合等は、法により罰せられます。また、保安林内(国有林は約9割が保安林)では、無許可での樹木の損傷、下草の採取等が禁止されています。
  • 立入制限の表示がある区域には、絶対に立ち入らないでください。
  • 歩道、広場等の区域外への立ち入りはお控えください。
  • 休息などで立ち止まる場合には、落下する枝がないか、落石の危険が ないかなど、安全な場所であることを十分にご確認ください。
  • 悪天候のときは、入林をお控えください。好天時であっても、天気の急変など事故の危険はあり得ますので、十分にご注意ください。
  • ゴミの持ち帰りにご協力ください。
  • タバコなどの火の始末にご協力ください。
  • たき火はしないでください。
  • 登山は自己責任です。天候や、登山情報を確認し十分な装備で入山して下さい。また、ご家族へ行き先を告げるとともに、必要に応じ、登山目的地を管轄する都道府県警察等へ登山計画書の提出をしてください。(森林管理署等では、「登山計画書」(登山届)は受け付けておりません。)

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