令和6年度 佐波川流域の絆・森と水と人づくりフェア
令和6年7月28日に第2回「佐波川流域の絆・森と水と人づくりフェア」が防府市笑顔満開通りルルサス防府1階及びアスピラート1階で開催されました。佐波川は山口県中部を南流する1級河川であり、上流の奥地には滑山国有林があります。今回のイベントでは、市民の皆様に佐波川流域の森林資源の利活用や森林がもたらす水源涵養機能、流域治水など環境への意識を高めることを目的に開催されました。
「佐波川ってどんな川?見て!知って!自然素材を活用したものづくりを体験しよう!」をテーマに、佐波川流域を取り巻く関係機関及び団体等が、木材や木の実等の自然素材を使ったものづくり体験や佐波川における取組を紹介するコーナーを出展しました。
山口森林管理事務所も協力団体の一員としてブースを開き、樹齢235年の「滑マツ(佐波川上流に位置する滑山国有林産輪切)」を展示し、また国有林の仕事についてのパネル展示と木の実や円盤木材等を利用して作成する木工クラフトを行いました。職員が手作りした木工クラフトを見本に、参加者がマツボックリ・ドングリなどの木の実、ヒノキ・広葉樹から切出した円盤などを利用して、部屋のプレートや木工オブジェ・キーホルダー等、子供ならではの発想で個性豊かな作品が数多く生まれました。夏休み期間中ということもあり、小学生までの親子づれの参加者が多く、自然素材を使った作品づくりが出来るということで大変好評で、木工クラフト教室を通じ人との触れ合いが楽しめ、森林林業の普及活動への取り組みが実感できました。
本フェアは、前回と違い1日のみの開催でしたが、800人の来場者で賑わい、ものづくり体験&展示を通じて、佐波川流域の森と自然環境・人の暮らしを考える良い機会となりました。
アートが生まれる瞬間(パパはどこに?)
上手くできた!(笑顔でピース!)
滑マツの前でパシャリ!
上手くできた!(ママも笑顔)
滑マツを見入る親子
滑マツ展示の様子(対応する職員)
お問合せ先
山口森林管理事務所
ダイヤルイン:050-3160-6455