ナラ枯れ被害対策に係る作業のお知らせ
平成25年頃から大山地域の国有林では、ミズナラ等のナラ類が集団的に枯損するナラ枯れ被害が拡大しており、同年から被害対策事業を実施しています。
令和4年度においても、鳥取県ナラ枯れ被害対策協議会により決定した基本方針に基づき、被害木からカシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」という。)が羽化脱出する前の駆除対策と、カシナガの捕獲及び健全木の保護を目的とした予防対策を実施します。
1.駆除対策について
令和3年の被害木のうち471本(令和3年秋期45本駆除済み)について、カシナガが羽化脱出する時期(5月末)までに駆除を実施することとし、大山環状道路などの主要観光道路沿線及び、登山道沿いの被害木について、通行車両や森林散策者の安全確保及び景観対策のため、被害木を伐倒し駆除を行います。
なお、大山環状道路などの主要観光道路沿線の伐倒作業については以下の期間で実施します。
一部作業地で、片側通行など通行規制を行っての作業となりますので、ご不便をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
♦作業実施期間:令和4年4月20日(水曜日)〜令和4年5月31日(火曜日)
♦通行規制期間:令和4年5月9日(月曜日)〜令和4年5月20日(金曜日)
※(注記)作業の進捗状況により、期間が変更となる場合は再度お知らせいたします。
【昨年の被害対策実施写真】
【作業前】
【作業中】
【作業後】
2.予防対策について
予防対策については、ペットボトルトラップ法を用いたカシナガの捕獲と、大山環状道路など主要観光道路沿線の優先的に保護が必要なナラ健全木を対象に立木ビニールシート被覆を設置し被害のまん延防止を図ります。
【カシナガトラップ】
【立木ビニールシート被覆】
お問合せ先
鳥取森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6125