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近畿中国森林管理局

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農林水産省就労体験実習を実施しました

岡山森林管理署と森林技術・支援センターは、令和5年9月25日〜9月29日の5日間、農林水産省就労体験学習として、北海道大学から1名、岡山大学から1名の実習生を共同で受け入れ、当署は9月25日〜27日の3日間を担当しました。
初日は、岡山森林管理署の管内概要及び国有林の管理経営制度について、署長から説明を行った後、津山市内の国有林において、シカ防護柵を設置している造林地と令和4年度に新設した林業専用道を見学しました。
2日目は、木材市場の見学と森林官業務について学習しました。署で森林官業務について説明した後、真庭市内にある原木市場へ移動しました。当日は市売日であったことから、多くの原木が出材されていました。市場職員から最近の木材市況、樹種や径級ごとの用途など、幅広い説明を受け、実習生は時々、メモを取りながら真剣に聞き入っていました。その後、首席森林官とともに、立木販売を実施している国有林へ移動し、立木を買受いただいている事業者から、現地の作業状況や製材業を取り巻く状況等について説明を受けました。午後からは、別の国有林に移動し、輪尺を用いた胸高直径の計測、測竿を使用しての樹高の計測などの、立木調査の体験を行いました。また、現在では、輪尺等を使用した調査方法に加え、3次元レーザースキャンシステムなどのICT機器を用いた調査も行っていることを説明しました。
3日目は、午前中に製品生産事業箇所を見学し、初めて間近に見る高性能林業機械に実習生は関心を示していました。午後からは治山事業施工箇所へ移動し、谷止工や山腹工の施工箇所を見学しました。砂防学を専攻している実習生の1人は、治山事業に特に興味を持たれたようでした。
その後、夕方からは署に戻って、署内の若手職員らと意見交換を行いました。実習生からは、公務員試験に関する質問や林野庁を選んだ動機など、活発な意見交換がなされました。また、実習生からは、来年度、公務員試験を受験し、是非とも林野庁へ入庁したいとの話がありました。3日間を通して、終始真面目に実習に取り組む2人の姿はとても好感が持てました。
4日目には、実習生を森林技術・支援センターに引き継ぎ、29日までICTや技術開発に関する実習が行われ、5日間のカリキュラムを無事に終えることができました。
当署では今後も、学生の学習意欲の喚起や国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めていただくために、就労体験実習に積極的に取り組むこととしています。
[画像:署長の講義] [画像:原木市場の見学]
【署長の講義】 【原木市場の見学】

[画像:立木販売箇所の見学] [画像:立木調査の実習]
【立木販売箇所の見学】 【立木調査の実習】

[画像:製品生産事業地の見学] [画像:治山事業箇所の見学]
【製品生産事業地の見学】 【治山事業箇所の見学】

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ダイヤルイン:050-3160-6135

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