第13回大杉谷国有林におけるニホンジカ森林被害対策指針実施検討委員会を開催しました
令和元年7月8日に、第13回となる大杉谷国有林におけるニホンジカ森林被害対策指針実施検討委員会(以下「検討委員会」という。)を、検討委員の外、オブザーバー、三重森林管理署等の総勢18名の参加により開催しました。
当日は、紀北町のリサイクルセンターに集合し、意見交換を行う粟谷小屋までの移動の間に、捕獲方法、使用する機材等の説明、未立木地への地域性広葉樹の植栽、パッチディフェンスによる植生保護等の森林整備事業の概要、埋設穴におけるクマ対策の取り組みなどについて説明を行いました。
検討委員会では、三重森林管理署の全体実施計画、捕獲事業の実施にあたっての留意点、地域における被害対策の取り組み等の情報提供を行い、委員等から意見をいただきました。
委員からは、小林式誘引捕獲は、夏季だけでなく秋季にも実施して、捕獲状況を比較し、どの時期が本手法が効果的か検証できるとよい。捕獲地域ごとに区切って捕獲頭数を評価しながらモニタリングするとよい。など意見をいただき、令和2年2月に意見等を踏まえた実施結果の報告を行うこととし、検討委員会を終了しました。
[画像:開会式] 埋設穴におけるクマ対策の説明
開会式 埋設穴におけるクマ対策の説明
検討委員会
検討委員会
お問合せ先
三重森林管理署
TEL:050-3160-6110