令和4年度「近畿中国森林管理局防災訓練」を実施しました
近畿中国森林管理局では、令和4年9月1日(木曜日)の「防災の日」にあわせて、「令和4年度近畿中国森林管理局防災訓練(災害対策本部設置運営訓練)」を実施しました。今回の訓練では、停電を想定し災害対策本部で使用する「機材設置訓練」と「災害対策本部設置運営訓練」の2部に分けて行いました。
第1部の機材設置訓練では、経理課長指示の下、災害対策本部員をはじめとした局職員が発電機や情報機器の設置を行い、特定の職員に頼るのではなく誰もが当事者として対応するという意識の醸成を図りました。
【第1部】経理課長が機材設置を指示
【第1部】職員が機材を設置
【第1部】発電機により電源を確保
第2部となる災害対策本部設置運営訓練では、和歌山県南部を震源とする巨大地震(南海トラフ地震)が発生したとの想定の下、大阪市内に居住する局災害対策本部員が局庁舎に参集し、災害対策本部会議を開催しました。
この際、局庁舎が停電しているとの想定の下、第1部で設置した発電機により本部会議で使用する機材の電力確保を行いました。各課等からは、対応状況等の報告を行い、このうち治山課の報告では、デジタル技術を活用した訓練として、「山地災害アプリ」のデモンストレーションを行ったほか、和歌山森林管理署からの状況報告では、災害時にも活用可能なタブレットやモバイルWi-Fiルーターを使用するなど、より実践的な訓練を行いました。
【第2部】停電を想定し投光器を使用した場合の再現
【第2部】山地災害アプリの実例紹介
【第2部】和歌山署からの報告内容を記録
訓練終了後、柏原局長から「災害はいつどこで発生するか分からない。どのような場合でも指揮命令系統が適切に機能するよう日頃から準備しておくこと」等の講評がありました。
近畿中国森林管理局では、引き続き、職員一人一人の防災意識を高めるとともに、災害時における迅速かつ適切な対応に引き続き全力で取り組んでまいります。
お問合せ先
総務企画部企画調整課
担当者:災害対策調整係
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