民国連携研修会の実施
令和5年10月26日(木曜日)に昨年度に引き続き、福井県県産材活用課との共催による「令和5年度民国連携研修会」を、「主伐・再造林の推進検討会〜ふくい型林業経営モデルPR林の現場から〜」と題し開催しました。
本年度は福井県が力を入れる「ふくい型林業経営モデル」の検証を行っている福井市居倉(いくら)の民有林を会場に、市町の森林・林業、鳥獣害対策担当者、森林組合及び県出先事務所担当者、並びに福井森林管理署職員を含め34名が参集して実施しました。福井県からは主伐・再造林を進めるための現状と課題や、鳥獣害対策の知見などについて共有するとともに、森林管理署からは「生産日報アプリ」や「積雪地での防鹿柵設置事例」として、国有林の取組を紹介しました。また、令和4年度から南越前町の鳥獣害対策専門職員として、シカの捕獲に大きな成果を残している坪田愛子氏からは、日々の活動について報告いただきました。
今回の研修会では、意見交換・質疑応答にも多くの時間を割き、その中では「伐採材の材質割合」、「主伐後の森林所有者への収益還元」や今年話題になることが多いクマの出没状況にまで話が及びました。参加者へのアンケートでは、「新しい情報を得ることができ、有意義な研修だった」旨のコメントも寄せられており、来年度に向けても福井県と協力しながら開催を検討していきたいと考えています。
ふくい型林業経営モデルPR林内での研修状況
お問合せ先
福井森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6105