流通木材の合法性確認システム(クリーンウッドシステム)
1.クリーンウッドシステムとは
クリーンウッドシステムとは、クリーンウッド法に基づく原材料情報や合法性確認結果等の伝達、記録の作成・保存、報告書の作成等を行うことができるシステムです。
本システムはWebシステムとして無償で提供され、PCのほかスマートフォンやタブレット等で利用可能です。
利用対象者
- 素材生産販売事業者
- 木材関連事業者(第1種・第2種)
上記リンクからログインできます。なお、初回利用時は利用者登録が必要です。利用者登録はこちらから行えます。
システムの利用は令和7年4月1日からです。利用者登録は受付中です。
2.マニュアルや納品情報フォーマットなど
- 流通木材の合法性確認システム(クリーンウッドシステム) 操作マニュアルはこちら(PDF : 6,471KB)
- 流通木材の合法性確認システム(クリーンウッドシステム) ヘルプページはこちら(PDF : 249KB)
- 納品情報(様式(Excel:1KB)・記載例(Excel:1KB))
クリーンウッドシステム内に納品情報を取り込めるExcel(CSV)様式
3.クリーンウッドシステムの概要
クリーンウッド法における木材等の譲受け等に係る義務及び努力義務の内容とシステム化対象範囲(黄色マーカー)
(2)記録の作成・保存
(3)木材関連事業者に対する情報伝達
(4)(一定規範以上)定期報告
(2)情報の保存
(3)木材関連事業者に対する情報伝達
(2)合法性確認木材等の数量を増加させるための措置
(3)違法伐採に係る木材等を利用しないようにするための措置
(4)消費者等への情報伝達
(5)登録事業者等であることの情報提供
4.クリーンウッド法における業務フローとクリーンウッドシステムの連携
クリーンウッド法における業務フローとクリーンウッドシステムとの連携は、以下図のとおりになっています。
クリーンウッド法における業務フローとクリーンウッドシステムとの連携*上記が基本のフローですが、取引実態に即してご利用いただけます。
一部の機能のみ利用することも可能です。詳細は当システム操作マニュアルをご確認ください。
5.クリーンウッドシステムの各機能について
クリーンウッドシステムの主な機能は以下のとおりです。
(1)事業者が利用できる機能
以下の情報を記録できます
- 原材料情報 (樹種、伐採地域、証明書)
- その他任意情報 (検索に使用できるキーワード等)
素材生産販売事業者のほか、素材生産販売事業者からシステム外で受領した情報を木材関連事業者が登録することも可能です。
以下の情報をセットで記録できます。
- 原材料情報
- その他関連情報
- 合法性確認結果(定型文から作成または自由記載)
- 合法性確認の判断理由 等
以下の情報の伝達が行えます。
- 原材料情報(素材生産販売事業者⇒第1種木材関連事業者)
- 合法性確認結果及び原材料情報に関する情報(第1種⇒第2種)
- 合法性確認結果(第2種⇒第2種)
上記と併せて次の情報も一緒に伝達できます。
- 納品情報 ・木質バイオマス由来証明、GHG関連情報 ・登録・認定情報等の任意情報
以下の報告の作成・提出が行えます。
- 登録木材関連事業者が登録実施機関へ提出する年度報告
- 一定規模以上の第1種木材関連事業者が国へ提出する定期報告
システムの集計明細機能で登録した情報から自動集計できます。
報告書作成目的以外でも、集計明細データを出力して活用できます。
(2)報告閲覧者が利用できる機能
提出された報告書(定期報告、登録木材関連事業者の年度報告)の閲覧、ダウンロード
事業者の種類と使用する機能一覧
| 使用できる機能 | 素材生産販売事業者 | 第1種木材関連事業者 | 第2種木材関連事業者 |
|---|---|---|---|
| 原材料情報登録 | ◎にじゅうまる | ◎にじゅうまる
|
◎にじゅうまる
|
| 合法性確認結果登録 | - | ◎にじゅうまる | ○しろまる
|
| 情報の受領・確認 (必須情報、任意情報) |
- | ◎にじゅうまる | ◎にじゅうまる |
| 情報の伝達 (必須情報、任意情報) |
◎にじゅうまる | ◎にじゅうまる | ◎にじゅうまる |
| 木質バイオマス・ GHG情報伝達 |
○しろまる | ○しろまる | ○しろまる |
| 集計明細登録 | ○しろまる | ○しろまる | ○しろまる |
| 報告書作成 | - | ○しろまる 登録事業者:年度報告 一定規模以上:定期報告 |
○しろまる 登録事業者:年度報告 |
| 帳票作成 | ○しろまる | ○しろまる | ○しろまる |
6.クリーンウッドシステムへの利用者登録(受付中)
クリーンウッドシステムへの利用者登録は下記の手順で行います。
【利用者登録申請書 】記入時の注意点
1.当システム利用に際し、「個人情報保護プライバシーポリシー」、「システムの利用規約」についての確認と結果【〇】の記入
2.「法人名」は(株)ではなく株式会社などHPと一致した名称を記述
3.「法人番号」は、株式会社などの法人や団体に国税庁が付与する13桁の番号(12桁ではありません)
下記の国税庁のサイトでご確認の上、記入
国税庁法人番号公表サイト[外部リンク]
4.「事業者管理者」は法人の代表ではなく、当システムを利用するにあたっての代表者の方を記入(お一人のみ)
*登録後、支社、事業者などごとに事業者管理者を追加登録することは可能
5.当方からの確認のため、「事業者管理者」と「申請者」が異なる場合、「申請者」が申請メールを送付
6.関連会社やグループ会社の場合は、システム上、別法人として登録。その場合、「事業者管理者」も「一般利用者」も同一の氏名は問題ないが登録するアドレスは異なるものを登録
7.「事業者管理者」のメールアドレスについて、「,(カンマ)と.(ドット)の違い」、「不要なスペース」、などドメインを含め誤記のないことの確認
8.フリガナは全角カナで記入
9.「事業者管理者」の登録後、システムから「事業者管理者」のアドレス宛にメールが発信される。下記に記載のシステムからの発信メールに対してブロック、削除に注意
<<システム発信メール>>
1)件名: 【流通木材の合法性確認システム(クリーンウッドシステム)】仮パスワード発行メール
2)発信メールアドレス: system-noreply@mail.clean-wood-system.maff.go.jp
- ※(注記)利用者登録申請は事業者単位で行っていただきますのでご注意ください。
- ※(注記)報告書の閲覧を行う登録実施機関、経済産業省の利用者も登録をお願いします。
| 手順 | ||
|---|---|---|
| 第一ステップ | 1 | 各事業者において、事業者の管理者となる方(以下「事業者管理者」)を決定 |
| 2 | 事業者管理者または申請者は、利用者登録申請書 に必要事項を記入の上、林野庁 木材利用課 合法伐採木材利用推進班(cleanwood@maff.go.jp)(以下「システム管理者」)に申請書をメールで送付 | |
| 3 | システム管理者は、事業者の重複登録がないことを確認の上、当該事業者と事業者管理者情報を登録 | |
| 4 | 上記3に基づきシステムから、事業者管理者のメールアドレスにシステムのURLとログインのための仮パスワードを送付 | |
| 第二ステップ | 5 | 事業者管理者は、システムに事業者管理者のメールアドレスと仮パスワードでログイン後、仮パスワードを当システムで使用する任意のパスワードに更新 |
| 6 | 事業者管理者は、当該事業者として登録する部署・グループ名と所属する全利用者情報をシステムに登録 | |
| 7 | 上記6に基づき、システムから登録された各利用者のメールアドレスに、システムのURLとログインのための仮パスワードを送付 | |
| 8 | 各利用者は、申請したメールアドレスと仮パスワードでシステムにログイン後、仮パスワードを当システムで使用するパスワードに更新 | |
利用者登録を申請するにあたり、当システムとして確認いただく関連規約のご確認をお願いします。
- 流通木材の合法性確認システム(クリーンウッドシステム) 個人情報保護プライバシーポリシー(PDF : 456KB)
- 流通木材の合法性確認システム(クリーンウッドシステム) システム利用規約(PDF : 230KB)
7.利用者登録のフロー図
手順フロー図8.クリーンウッドシステムに関する説明会資料
(YouTube) 説明会資料(PDF)
システム説明会時の質疑応答(PDF)
・システム説明会時の質疑応答.pdf(PDF : 259KB)
9.問合せ先について
クリーンウッドシステムに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
クリーンウッドシステムの利用・登録
トラブル等に関するお問合せ
法制度全般、本Webページに
関するお問い合わせ
上記リンクからログインできます。なお、初回利用時は利用者登録が必要です。利用者登録はこちらから行えます。
システムの利用は令和7年4月1日からです。利用者登録は受付中です。