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ページID:106881更新日:2023年4月1日
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山梨県内で初めて特定外来生物であるハイイロゴケグモが発見されました。発見された場所は、富士吉田市上吉田内です。
ハイイロゴケグモについて環境省外来生物対策室ちらし(PDF:852KB)
ハイイロゴケグモの体長は、雌が約12〜16mm、雄が約6〜8mmです。色彩は様々で、丸い胴体を持ち、背面には斑紋が点在します。腹面には赤い砂時計状の模様があります。
背面 腹面
日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息しています。
ベンチの裏、自動販売機の下、ブロックやフェンスの隙間、エアコンの室外機の下、排水溝の裏や側面等は注意が必要です。
ハイイロゴケグモは、攻撃性はありませんが、触れると咬まれることがあります。日本では主に6〜10月に咬傷例が報告されており、ほとんどが軽症ですが、まれに重症化することもあります。死亡例は確認されていません。
咬まれた場合は、針で刺されたような痛みを感じます。その後、持っている神経毒により鈍い痛み、熱感、赤み、腫れ、発疹、発汗(傷口周辺)が現れることがあります。重症化することはまれですが、激しい筋肉痛(胸痛、腹痛)、けいれん、吐き気、血圧上昇、呼吸困難等が現れることがあります。
咬まれた場合は、すみやかに医療機関に相談してください。咬んだクモの種類がわかると適切な治療に役立つため、可能であれば殺したクモを病院へ持参してください。
家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)が有効なほか、靴で踏みつぶす、熱湯をかける等の物理的な方法があります。駆除をする場合は、咬傷事故を防ぐため、必ず「厚手」の軍手等の手袋や靴下を着用するようお願いします(ビニール手袋では防止できない場合があります。)。
ハイイロゴケグモは、攻撃性が比較的弱いとされていますが、毒があり咬むことがありますので素手では触らないようお願いします。
ハイイロゴケグモの疑いのあるクモを発見した場合は、下記の連絡先に御連絡ください。
相談窓口 |
所在地 |
電話番号 |
管轄区域 |
自然共生推進課自然保護担当 |
甲府市丸の内1-6-1 |
055-223-1520 |
県下全域 |
中北林務環境事務所環境・エネルギー課 |
韮崎市本町4-2-4 |
0551-23-3090 |
甲府市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、昭和町 |
峡東林務環境事務所環境・エネルギー課 |
甲州市塩山上塩後1239-1 |
0553-20-2720 |
山梨市、笛吹市、甲州市 |
峡南林務環境事務所環境・エネルギー課 |
西八代郡市川三郷町高田111-1 |
055-240-4140 |
市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町 |
富士・東部林務環境事務所環境・エネルギー課 |
都留市田原2-13-43 |
0554-45-7810 |
富士吉田市、都留市、大月市、上野原市、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村 |
受付時間外となる夜間については、上記の「ハイイロゴケグモの駆除方法」に従い駆除を行い、受付時間になりましたら、通報をお願いします。