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富士の国 やまなしの魅力
山梨には全国的にも有名な果物やワインのほかにも、おすすめしたいグルメが盛りだくさん。名水が育んだ野菜や米、地酒や食肉など、さまざまな特産品がそろっています。「県産ワイン」と「甲州地鶏」、「地ビール」と「県産ハム」など、特産品を組み合わせたら味のハーモニーもぴったり。メニューを決めるときに迷わずチョイスできます。絶妙な組み合わせでおいしく山梨の味を楽しんでください。また鳥もつ煮を代表とするB級グルメも山梨グルメの魅力のひとつ。ぜひ味わってみてください。
自然に恵まれた山梨には、旬の美味しさもあふれています。その季節ならではの山梨の味わいを楽しんでみてください。
「蕎麦店にあるおいしい酒の肴」として知られる鳥もつ煮は、鶏の砂肝・ハツ・レバー・きんかん(産まれる前の卵)を濃い醤油だれで甘辛く照り煮したもの。その濃厚で深い味わいは酒に合う、蕎麦に合う、ほうとうに合う、ごはんにも合うという守備範囲の広い逸品です。甲府っ子は子どもの頃、きんかんから食べ始め、やがてその美味しさに目覚めていきます。そんな甲府っ子にとってなくてはならない鳥もつ煮は、一度味わったらきっと虜になる自慢の甲府名物です。
山梨県全域で作られている、本県を代表する郷土料理で、小麦粉を練って作った幅の広い麺を生のまま、季節の野菜(かぼちゃ・キノコ・芋・青菜など)や肉と一緒に、味噌仕立てで煮込んだものです。その昔、武田信玄が陣中食に選んだともいわれる栄養バランス、満足感のたっぷりの料理です。夏は冷たい麺でさっぱりと、また、麺をあずきと煮てデザート風にといった味わいも格別です。
大月市内で親しまれてきた、お味噌汁の中に、地元で採れた旬の野菜と、小麦粉を水で溶いた団子を入れたものです。味付けは定番が味噌ですが、しょう油や塩、カレー味などバリエーション豊富です。名前の由来は、大月の団子汁が「おつけだんご」となまった説や、味噌汁のことを「おみおつけ」と言うところから、「おつけの中の団子」が「おつけだんご」になったという説などがあります。
富士吉田市を中心とした郡内地方で生まれた、ほうとうと並んで古くから親しまれている吉田の名物です。富士北麓の清らかな水で打ったコシの強い極太麺の上に、茹でキャベツや甘辛く煮た馬肉をのせ、すりだねと呼ばれる赤唐辛子ベースの薬味を入れて食べるのが特徴です。店舗は一般家屋の居間を昼間だけ開放するような独特の所も多く、手軽で廉価がさらにうれしい特徴です。
県下最大の収穫量を誇る中央市特産の甘みたっぷりの採れたて完熟トマトと、山梨の銘柄豚フジザクラポークでつくる渾身のトマトソースを、中太麺の焼そばの上にたっぷりとかけた中央市発祥のご当地焼そばです。麺のソースは控えめなので、濃厚トマトソースとの相性はバッチリ!なんて贅沢!なんて美味!斬新なのにどこか懐かしい味わいは、まさに青春の味です。