選考会概要
開催日
令和5年3月28日
場所
とりぎん文化会館
応募者数
・システム開発部門 3者
・アイデア部門 2者
選考結果
選考委員5名により提案書とプレゼンテーションを審査し、以下のとおり各部門1事業者ずつ提案を採択しました。
採択事業者
・システム開発部門 株式会社マプリィ
・アイデア部門 アジア航測株式会社
提案内容(システム開発部門)
<森林における用途別の原木供給可能量の推定と流通システム>
県が保有する航空レーザデータを自社計測の地上レーザデータ等により補正し、立木状態で用途別の原木供給可能量の高精度な推定を可能とするとともに、伐採した原木の検収データを連動させることで、川上側の木材生産から川下の木材利用におけるサプライチェーンの各段階におけるストック・フローを可視化した木材流通プラットフォームを構築する。
提案内容(アイデア部門)
<生産者と消費者を直接つなぐマップ型オンラインショップシステムの開発>
生産者・生産地の魅力や林産品購入による環境貢献度をマップ上で可視化し、それをオープン化することによる、生産者と消費者を直接つないだオンラインショップシステムを開発する。
応募アイデアは、システム開発部門及びアイデア部門ともに、書類審査とプレゼン発表による審査を行います。
応募書類と提出期限
・参加表明書(申込みフォームからお申し込み下さい。)/提出期限:令和5年1月31日(火)
・【様式第1号】提案書(docx:20KB)/提出期限:令和5年2月28日(火)
・【様式第2号】質問書(docx:17KB)
スケジュール
(1)応募受付 :令和5年1月11日(水)から
(2)参加表明書提出期限 :令和5年1月31日(火)
(3)メンタリング :令和5年2月上中旬
(4)提案書提出期限 :令和5年2月28日(火)
(5)1次選考会(書類審査):令和5年3月上旬
(6)2次選考会(プレゼン):令和5年3月下旬
(7)最終結果発表 :令和5年3月下旬頃を予定
(8)プロトタイプ開発 :令和5年4月から令和6年3月まで
(9)成果報告会 :令和6年3月頃を予定
※(注記)(8)、(9)はシステム開発部門に限ります。
以下の2部門でアイデアを募集します。
※(注記)システム開発部門については、試作品開発を行っていただきます。
システム開発部門
異常気象に伴う災害の発生防止や地球温暖化対策への貢献など、近年、森林の果たすべき役割が益々高まっています。一方で、国産材価格の低迷に伴う森林所有者の山離れ等、原木生産体制には依然として多くの課題があります。
そこで、航空レーザ測量データ等の多様なデータを組み合わせて、森林の価値を評価・向上させて、県産材の生産量増大に繋げるためのアプリケーションやサービスの開発に関するアイデアを募集します。
※(注記)下記に想定するテーマを示しますが、県産材の生産量増大に繋がるものであれば、下記テーマに限らなくても構いません。また、テーマの一部実施でも構いません。
<テーマ1>
各森林における用途別(製材・合板・チップ)原木供給可能量の推定。
素材生産工程等を踏まえた森林所有者への還元額を評価するためのアプリケーションやサービスの開発。
<テーマ2>
各森林における二酸化炭素固定量の評価と将来予測及びその可視化。
素材生産・流通工程及び木材利用を踏まえた、二酸化炭素の排出・固定量を総合的に評価するためのアプリケーションやサービスの開発。
アイデア部門
森林は、木材等林産物の供給をはじめ、県土を守り、豊かな水や美しい景観を提供する等、様々な恩恵をもたらしており、森林を守り育てる意識を醸成しながら、未来の世代に引き継いでいくことが重要です。
そこで、森林・林業に対する県民等の関心を高めるためのアプリケーションやサービスの開発に関するアイデアを募集します。
「とっとりデジタルらぼ」において提供するデータのサンプル(一部分のデータ)を掲載しましたので、ご参考ください。(参加表明書を提出された者には、とっとりデジタルラボのアクセス権限を付与します。)
→サンプルデータはこちら
システム開発部門
1点 120万円
※(注記)最優秀賞受賞者に対して、個別メンタリングを通じたプロトタイプ開発支援を行います。
アイデア部門
1点 10万円
農林水産部森林・林業振興局林政企画課
電話:0857-26-7300
メールアドレス:rinsei-kikaku@pref.tottori.lg.jp