お知らせトピックス2024-039

量子コンピュータ活用に関する4者協定の締結

8月23日、大分県(佐藤 樹一郎知事)、blueqat株式会社(湊雄一郎CEO)、国立大学法人大分大学(北野正剛学長)および公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所(青木栄二所長)は、大分県内の企業等による量子コンピュータの活用を促進することを目的に、連携協定を締結しました。
量子コンピュータとは、量子力学の現象を利用して並列計算を実現するコンピュータのことです。原理的には、現在のコンピュータが有限時間で解けない計算を行うことができ、世界の名だたる企業が実現にむけ、開発を行っています。将来的には、量子化学シミュレーションによる新薬の開発や交通渋滞の緩和、天気予報の精度の向上などの活用が期待されています。
連携事項は、量子コンピュータを利用した量子計算クラウドサービスによるユースケース創出への挑戦的研究と、将来、活躍が期待される量子人材育成です。
大分大学は、オオイタ・クオンタム・コミュニティ(注記) への学術的な協力と量子人材育成の可能性を探求する役割を担います。

(注記)オオイタ・クオンタム・コミュ二ティとは、量子コンピュータを活用したユースケース創出と、将来、活躍が期待される量子人材育成の研究を行う、産学官のコミュニティです。

(左から 北野学長、佐藤知事、湊CEO、青木所長)"/>
4者協定の締結
(左から 北野学長、佐藤知事、湊CEO、青木所長)