News Release東日本電信電話株式会社
2021年10月4日
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
常設展 「オープン・スペース 2021 ニュー・フラットランド」の開催について
- NTT東日本が運営する文化施設NTTインターコミュニケーション・センター※(注記)1(以下、ICC)では、2021年10月30日(土)より、常設展「オープン・スペース 2021 ニュー・フラットランド」を開催します(入場無料)。
- 「オープン・スペース」展では、2006年より毎年、メディア・アート※(注記)2を代表するアーティストによる国内外の歴史的な作品や新作に加え、研究機関による成果としての作品などを展示※(注記)3してきました。今回は2年ぶりの開催となります※(注記)4。
- 今年度は「ニュー・フラットランド(New Flatland)」と題し、現実世界とインターネットの情報世界が地続きになったと言われるポスト・インターネット時代を経て、リアルとバーチャルという異なる次元がフラットに連続する現代のテクノロジー環境におけるさまざまな表現を取り上げます。作品を楽しむことに加え、その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションのあり方などについて考えるきっかけとなることを目指しています。
- ※(注記)1日本の電話事業100周年記念事業として1991年からのプレ活動を経て、1997年にNTTが設立した科学技術と文化芸術の融合をテーマとする文化施設。
- ※(注記)2コンピュータをはじめとするさまざまな先端メディア・テクノロジーを使用したアート作品を総称する言葉。
- ※(注記)3展示内容については、予告なく変更になる場合があります。
- ※(注記)4新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休館のため、2020年度は開催なし。
1.「オープン・スペース 2021 ニュー・フラットランド」開催概要
| 英展覧会名 | Open Space 2021: New Flatland |
|---|---|
| 開催期間 | 2021年10月30日(土)〜2022年2月27日(日) |
【リアル展示】
| 会場 | NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーBほか |
|---|---|
| 開館時間 | 午前11時〜午後6時 |
| 入場料 | 無料(事前予約制・当日入場は事前予約者優先) 予約方法の詳細は、後日ICCウェブサイトにてお知らせいたします。 |
| 休館日※(注記)5 | 毎週月曜日、年末年始(12/27〜1/4)、ビル保守点検日(2/13) |
- ※(注記)5月曜日が祝日もしくは振替休日の場合、翌日を休館日とします。
休館日以外においても、開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます。
最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/新規ウィンドウで開く)などでお知らせします。
【オンライン展示】
| 会場 | ハイパーICC(https://hyper.ntticc.or.jp/新規ウィンドウで開く) |
|---|---|
| 体験料 | 無料 |
| 主催 | NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] (東日本電信電話株式会社) |
2.展覧会概要
科学的な発見が、私たちの認識を変え、新しい世界観をひらき、そのつど私たちは、新たな地平において物事を考えるようになりました。たとえば、2次元の平面世界(フラットランド※(注記)6)からは、1次元や3次元の世界を知ることができないと言われますが、私たちは、自分のまだ知り得ない世界の存在を想像することで、未知の世界へと思考を広げてきたのです。
情報圏と呼ばれる、ICTがもたらした新しい環境の登場は、デジタル技術がたんにツールであることを超えて、人類が世界を理解し、解釈するための方法を変え、新しい次元を思考し、意識の革命をもたらすと言われています。一方、現実世界とインターネットの世界が地続きになったと言われるポスト・インターネット時代は、フィルターバブルなどの情報を遮断した世界を作ることにもつながっています。
このような現代のテクノロジー環境を、新たな認識を生み出す可能性を持った新しいフラットランドと考え、閉ざされた次元を超えた世界を想像させるさまざまな表現を取り上げます。
そのほか、映像アーカイヴ「HIVE」、NTTの研究所や教育機関との連携、新進作家紹介コーナーなどを行う予定です。
- ※(注記)61884年に英国のエドウィン・A・アボットによって書かれた小説『フラットランド たくさんの次元のものがたり』(竹内薫/訳 講談社)にちなんでいます。
3.出品作家(五十音順)
伊阪柊
イップ・ユック=ユー(香港)
岩井俊雄*
emolingual
齋藤帆奈
グレゴリー・バーサミアン*
原田郁(オンライン・アーティスト・イン・レジデンス)
布施琳太郎
細井美裕*
山形一生(オンライン・アーティスト・イン・レジデンス)
アンナ・リドラー(イギリス)
マヌエル・ロスナー(ドイツ)
小鷹研究室(名古屋市立大学)
- *2019年度からの継続展示
新進アーティスト紹介コーナー「エマージェンシーズ!」
新進アーティストやクリエイターの最新作品やプロジェクトなどを紹介するコーナーです。
2006年以降、合計39組の作品を展示しております。今年度は2回の開催を予定しています。
エマージェンシーズ! 040 梅沢英樹+佐藤浩一
| 展示期間 | 2021年10月30日(土)〜12月19日(日) |
|---|
エマージェンシーズ! 041 米澤柊
| 展示期間 | 2022年1月15日(土)〜2月27日(日)(予定) |
|---|
| キュレーション | 畠中実、指吸保子 |
|---|---|
| 共同キュレーション | 谷口暁彦 |
作品例については【参考】をご参照ください。
4.新型コロナウイルス感染症対策
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]では、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、お客さまならびにスタッフの健康と安全を考慮し、ご来館される全てのお客さまに以下の対応のご協力をお願い申し上げます。
下記に該当する方は,ご入館をお断りさせていただきます。
- 37.5度以上の発熱症状がある方。
(入館時にサーモカメラおよび、非接触型体温計での体温計測を実施します。) - 過去2週間以内に、感染拡大地域や国への渡航をされた方。
- 発熱、咳、鼻水、倦怠感の症状が続くなど、体調不良の方。
- マスクを着用されていない方。
最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/新規ウィンドウで開く)などでお知らせします
5.今後の展示予定
企画展「(多層)世界の歩き方」(仮称)
開催予定期間:2022年1月15日(土)〜2月27日(日)
6.ICCのご案内
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階 (京王新線 初台駅東口から徒歩2分) |
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[画像:地図]
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