公安調査庁は,4月24日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。

水戸施設(茨城県水戸市水府町所在)
午前7時24分から午後3時55分までの間

16人。このうち施設内に立ち入った調査官は14人。

今回の検査で5回目となり,5都県下延べ9か所に対して実施。
※(注記) 立入検査の通算回数は今回で179回目となり,対象施設数は19都道府県下延べ335か所(実数124か所)。

本施設は,教団主流派内で「水戸道場」と呼称され,横浜施設の責任者である幹部信徒が道場長を兼ね,茨城,栃木両県の在家信徒を指導・教化していることが改めて確認された。
施設内には,教団特有の祭壇を備えた修行道場が設置され,
麻原彰晃こと松本智津夫の著書,説法ビデオ,CD,DVDなどの物件が多数保管されていた。
また,検査中,祭壇脇に設置されたモニターには麻原の画像が映し出されるとともに,同人のマントラ(呪文)が大音量で流されていた。