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立入検査の実施結果について

2008年10月9日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査の実施結果について

公安調査庁は,10月9日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。

1 検査場所・時間

金沢施設(石川県金沢市昌永町所在)
午前7時46分から午後7時32分までの間

2 公安調査官の動員数

計18人。このうち施設内に立ち入った調査官は15人。

3 本年における立入検査の実施状況

今回の検査で15回目となり,12都道府県下延べ22か所に対して実施。
(注記) 立入検査の通算回数は今回で169回目となり,対象施設数は19都道府県下延べ315か所(実数123か所)。

4 検査結果

本施設は,教団主流派内で「金沢道場」と呼称され,横浜施設(横浜市中区)に本拠を置く幹部信徒が道場長を兼ね,北陸地方の拠点として,石川,富山,福井県の在家信徒を指導・教化していることが改めて確認された。また,本施設で営まれている事業では,常駐信徒を責任者に据え,麻原彰晃の説法が収録されたCDや同人のマントラ(呪文)で修法したとされる飲料等を在家信徒に販売して収益をあげていることが明らかとなった。
このほか,教団特有の祭壇を備えた修行道場には,麻原の著書を始め,説法ビデオ等の共用物件が多数保管されていた。

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