立入検査の実施結果について
2008年9月11日 更新
公 安 調 査 庁
立入検査の実施結果について
公安調査庁は,9月11日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
1 検査場所・時間
① 仙台施設(宮城県仙台市宮城野区東仙台所在)
午前6時43分から午後6時10分までの間
② 札幌施設(北海道札幌市豊平区旭町所在)
午前6時58分から午後2時41分までの間
午前6時43分から午後6時10分までの間
② 札幌施設(北海道札幌市豊平区旭町所在)
午前6時58分から午後2時41分までの間
2 公安調査官の動員数
計26人。このうち施設内に立ち入った調査官は20人
3 本年における立入検査の実施状況
今回の検査で13回目となり,11都道府県下延べ19か所に対して実施。
※(注記) 立入検査の通算回数は今回で167回目となり,対象施設数は19都道府県 下延べ312か所(実数121か所)。
※(注記) 立入検査の通算回数は今回で167回目となり,対象施設数は19都道府県 下延べ312か所(実数121か所)。
4 検査結果
仙台施設(教団上祐派で「ひかりの輪仙台支部」と呼称)は,教団上祐派が東北6県及び北海道を管轄する拠点施設として使用しており,定期的に上祐史浩の説法会を開催するなどして在家信徒を指導・教化していることが改めて確認された。また,常駐する出家信徒が,教団主流派の信徒等に働き掛けるなどして,同区域内における自派組織の拡大を図ろうとしていることも明らかとなった。
他方,札幌施設(教団主流派で「Aleph札幌道場」と呼称)は,教団主流派が出家信徒を常駐させ,北海道に居住する在家信徒を指導・教化する拠点として使用していることが改めて確認された。施設内では,麻原彰晃こと松本智津夫の唱えるマントラ(呪文)が流されていたほか,同人に関する物件が多数確認された。
他方,札幌施設(教団主流派で「Aleph札幌道場」と呼称)は,教団主流派が出家信徒を常駐させ,北海道に居住する在家信徒を指導・教化する拠点として使用していることが改めて確認された。施設内では,麻原彰晃こと松本智津夫の唱えるマントラ(呪文)が流されていたほか,同人に関する物件が多数確認された。