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立入検査実施結果について

2006年12月20日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり136回目の立入検査を実施した。

1 場所

南千住施設(東京都荒川区南千住所在)

2 日時

12月20日午前8時41分から午後3時36分までの間

3 動員した公安調査官数

21人。このうち施設内に立ち入った調査官は18人

4 今回を含めてこれまで立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ252か所(実数109か所)

5 検査結果

本施設は,教団内で「慈愛」と称されるグループに所属する信徒の住居兼コンピュータ関連事業の事務所として使用され,同信徒らが同所でコンピュータを使って作業するなどして収入を得ていることが確認された。
また,施設内には,教団特有の祭壇が設置され,麻原彰晃の説法映像及び同人が唱えるマントラが終始流されていたほか,同人の写真や三大教典を始めとする教団刊行物などが多数保管されていた。さらに,常駐信徒が麻原の脳波と同じ状態を作り出すとされているPSI(修行用ヘッドギア)を所持しているなど,上記グループの所属信徒が依然として麻原の教えに基づいて活動している実態も改めて明らかとなった。

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