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立入検査実施結果について

2006年5月11日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり,123回目の立入検査を実施した。

1 場所

水戸施設(茨城県水戸市松本町所在)

2 日時

5月11日午前7時52分から午後4時45分までの間

3 動員した公安調査官数

延べ19人(施設内に立ち入った調査官14人)

4 今回を含め,これまで立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ206か所(実数102か所)

5 検査結果

本施設は,教団内で「水戸道場」と称され,出家信徒数人が常駐して修行しながら,茨城・栃木両県の在家信徒に対する指導・教化を行うための活動拠点及び教団関連事業体の事務所として使用されている実態が改めて明らかとなった。
また,新たに幹部信徒専用の修行場が設置されていることも確認された。
このほか,施設内には,教団特有の祭壇を設置した修行用道場が設けられるとともに,「三大教典」と呼ばれる麻原彰晃こと松本智津夫の著書などの教団刊行物や同人の説法が収録されたビデオ・カセットテープ,CD等が多数保管されていたほか,修行用個室では,麻原の唱えるマントラ(呪文)が流されていた。さらに常駐信徒が麻原の写真や「PSI」(修行用ヘッドギア)を所持するなど,教団・信徒が依然として麻原の影響下にある実態も確認された。

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