立入検査実施結果について
2006年3月7日 更新
公 安 調 査 庁
立入検査実施結果について
公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり,121回目の立入検査を実施した。
1 場所
札幌施設(北海道札幌市豊平区所在)
2 日時
3月7日午前7時55分から同日午後3時22分までの間
3 動員した公安調査官数
12人。この内,施設内に立ち入った調査官8人
4 今回を含め,これまで立入検査を実施した施設数
19都道府県下・延べ194か所(実数102か所)
5 検査結果
本施設は,これまでと同様,「支部・道場」としての機能を有する教団「仙台施設」(宮城県仙台市)傘下の「札幌出張所」と呼ばれ,出家信徒数人が常駐して修行しながら,北海道全域の在家信徒に対する指導・教化を行うための拠点施設として使用されている実態が改めて確認された。
また,施設内には,「三大教典」と呼ばれる麻原彰晃こと松本智津夫の著書などの教団刊行物やビデオ・カセットテープ,CD等が多数保管されていたほか,施設内の修行用施設や信徒の居室内には,麻原の唱えるマントラ(呪文)が流されていたり,信徒が麻原の写真や「PSI」(修行用ヘッドギア)を所持するなど,施設内信徒が依然として麻原の影響下にある実態も確認された。
また,施設内には,「三大教典」と呼ばれる麻原彰晃こと松本智津夫の著書などの教団刊行物やビデオ・カセットテープ,CD等が多数保管されていたほか,施設内の修行用施設や信徒の居室内には,麻原の唱えるマントラ(呪文)が流されていたり,信徒が麻原の写真や「PSI」(修行用ヘッドギア)を所持するなど,施設内信徒が依然として麻原の影響下にある実態も確認された。