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Nuclear power

原子力発電のしくみ

軽水炉原子力発電のしくみ

沸騰水型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)のしくみ

日本国内で運転中の原子力発電所に採用されている「軽水炉」には、2つの型式があります。

1つは、原子炉で水を沸騰させて蒸気を作り、それを直接タービンに送る「沸騰水型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)」という型式です。

BWRはアメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)が開発し、国内では、東芝と日立製作所が製造しています。東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、中国電力及び当社の東海第二発電所、敦賀発電所1号機が採用していています。

BWRのしくみ

出典:「原子力・エネルギー図面集」2018

加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)

もう1つは、原子炉内の圧力を高くした「加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)」です。

原子炉内の水を高温・高圧の状態にして、蒸気発生器に送ります。蒸気発生器で、別系統の水を沸騰させて蒸気を作り、それをタービンに送って発電します。

PWRは、アメリカのウェスチングハウス(WH)が開発し、国内では、三菱重工業が製造しています。北海道電力、関西電力、四国電力、九州電力及び当社の敦賀発電所2号機が採用しています。

PWRのしくみ

出典:「原子力・エネルギー図面集」2018

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