menu

fashionpress[ファッションプレス]

ニュース
  1. トップ /
  2. ニュース /
  3. アート /
  4. イベント

特別展「ミニマル/コンセプチュアル」兵庫県立美術館で - 1960-70年代の実験的な美術作品を紹介

特別展「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」が、兵庫県立美術館にて、2022年3月26日(土)から5月29日(日)まで開催される。

60-70年代の美術動向を振り返る

ソル・ルウィット《ストラクチャー(正方形として1、2、3、4、5)》1978-80年 滋賀県立美術館
ソル・ルウィット《ストラクチャー(正方形として1、2、3、4、5)》1978-80年 滋賀県立美術館
© 2021 The LeWitt Estate

主に1960年代のアメリカで興ったミニマル・アートは、作家の手仕事やその痕跡を排除し、工業用素材や既製品を用いて、単純で幾何学的な形やその反復によって構成される作品を展開した。この潮流に続いて現れ、同時代に国際的に広がったコンセプチュアル・アートは、ものとしての制作物以上に、その構成を決めるコンセプトやアイディアを重視した。

>>詳細はこちら

ソル・ルウィット《モデュラー・ストラクチャーのためのワーキング・ドローイング》1970年 ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館
ソル・ルウィット《モデュラー・ストラクチャーのためのワーキング・ドローイング》1970年 ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館
© 2021 The LeWitt Estate; Foto: Achim Kukulies, Düsseldorf

こうした実験的な美術動向をいち早く紹介したのが、1967年、ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻によってドイツ・デュッセルドルフに設立されたギャラリーであった。フィッシャー夫妻は、展覧会を行なった作家の作品を収集するばかりでなく、その制作過程に関わる書簡や指示書、ドローイングなどの資料も保管していた。

ゲルハルト・リヒター《エリザベート(CR104-6)》1965年 東京都現代美術館
ゲルハルト・リヒター《エリザベート(CR104-6)》1965年 東京都現代美術館
© Gerhard Richter 2021 (07042021)

特別展「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」では、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館に収蔵された故フィッシャー夫妻のコレクションを中心に、20世紀後半の美術に大きな影響を及ぼしたミニマル・アートとコンセプチュアル・アートの作品を紹介。

加えて、これらの作品にまつわる書簡や制作指示書などの貴重な資料も展示し、作品制作のプロセスにも光をあてる。

展覧会概要

特別展「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」
会期:2022年3月26日(土)〜5月29日(日)
会場:兵庫県立美術館 企画展示室
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
開館時間:10:00〜18:00(最終入場時間は17:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,600円(1,400円)、大学生 1,200円(1,000円)、高校生以下 無料、70歳以上 800円(700円)、障がい者(一般) 400円(350円)、障がい者(大学生) 300円(250円)
(注記)( )内は20名以上の団体料金(団体鑑賞を希望する場合、1か月前までに連絡)
(注記)前売券(一般 1,400円、大学生 1,000円)は、3月25日(金)まで販売
(注記)一般以外の料金での利用者は、当日に証明書を提示のこと
(注記)障がい者1名につき、介護者1名無料
(注記)コレクション展は別途観覧料が必要
(注記)予約制ではない(混雑時には入場制限を実施)

しかく出品作家
カール・アンドレ、ダン・フレイヴィン、ソル・ルウィット、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、ハンネ・ダルボーフェン、河原温、ロバート・ライマン、ゲルハルト・リヒター、ブリンキー・パレルモ、ダニエル・ビュレン、リチャード・アートシュワーガー、マルセル・ブロータース、ローター・バウムガルテン、リチャード・ロング、スタンリー・ブラウン、ヤン・ディベッツ、ブルース・ナウマン、ギルバート&ジョージ

【問い合わせ先】
兵庫県立美術館
TEL:078-262-1011

2022年01月19日 16:10:00 +0900 更新 / 588,461 Imp.

キーワードから探す

関連ショップ・スポット

関連用語

ピックアップ

「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」名古屋・松坂屋美術館で、幅6mの超大作など約150点集結
2024年9月28日(土)〜2024年11月16日(土)
「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」名古屋・松坂屋美術館で、幅6mの超大作など約150点集結
「六本木アートナイト2024」没入型インスタレーションやパフォーマンス、注目の"台湾"アートも
2024年9月27日(金)〜2024年9月29日(日)
「六本木アートナイト2024」没入型インスタレーションやパフォーマンス、注目の"台湾"アートも
企画展「どうやってこの世界に生まれてきたの?」弘前れんが倉庫美術館で、奈良美智や塩田千春ら40組以上
2024年9月27日(金)〜2025年3月9日(日)
企画展「どうやってこの世界に生まれてきたの?」弘前れんが倉庫美術館で、奈良美智や塩田千春ら40組以上

スケジュール

洋画家・山本芳翠の回顧展が岐阜県美術館で - 代表作の重要文化財《裸婦》など、初期〜晩年の約200点
2024年9月27日(金)〜2024年12月8日(日)
洋画家・山本芳翠の回顧展が岐阜県美術館で - 代表作の重要文化財《裸婦》など、初期〜晩年の約200点
「六本木アートナイト2024」没入型インスタレーションやパフォーマンス、注目の"台湾"アートも
2024年9月27日(金)〜2024年9月29日(日)
「六本木アートナイト2024」没入型インスタレーションやパフォーマンス、注目の"台湾"アートも
企画展「どうやってこの世界に生まれてきたの?」弘前れんが倉庫美術館で、奈良美智や塩田千春ら40組以上
2024年9月27日(金)〜2025年3月9日(日)
企画展「どうやってこの世界に生まれてきたの?」弘前れんが倉庫美術館で、奈良美智や塩田千春ら40組以上
スケジュール
×ばつ

アカウントを作成し、いいねしたアイテムを保存できます

アカウント作成
(注記) 作成済みの方はこちらからログイン

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /